こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

写真日和: まみやんの母ネコ コチャコ

2005-10-30 23:47:57 | 写真日和
写真は、まみやんの母ネコ。
コチャコというヘンな名前のネコ。

こいつが1歳になるかならないかで、まみやんを産んだので、歳は大してまみやんと変わらない。

10年近くつきあっているが、未だに「かたちんば」の私が許せないようで、私にはなついてくれない。

カラダも触らせてくれない。

この写真も「疑惑の目」を私に向けている。ちくしょー!
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写真日和: まみやん イン ベッド

2005-10-30 23:42:29 | 写真日和
まみやんのベッドは、よく100円ショップで売っているプラスティックのモノいれにタオルをひいた安上がりのもの。

日当たりがいいところに置いてあるので、昼もぬくぬくしたい時には、ここで寝ている。
かなりぎゅうぎゅう詰めの大きさなのだが、気に入っているようだ。
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坂本龍一のサウンドストリート 1981年10月20日 ゲスト:スネークマンショー

2005-10-29 20:15:32 | 坂本龍一のサウンドストリート
10月13日は村上龍がゲストだったが、聞けず。

10月20日はゲストがスネークマンショー。
=小林克也、伊武雅刀、桑原茂一

翌日、21日に発売になった「死ぬのは嫌だ!怖い。戦争反対! スネークマンショーラストアルバム」を記念して。

1・作曲:高橋幸宏 編曲:坂本龍一「今日、恋が・・」 
フランシス・レイに捧ぐ。当時は気が回らなかったが、ロマンティークな名曲で、実は、今年、一番聞いている曲の1つである。

2・スネークマンショー「愛の出発」

3・スネークマンショー「愛のチャンピオン号」

4・RIP RIG & PANIC 「THE ULTIMATE IN FUN」

5・スネークマンショー「愛の戦場」
このギャグが終わったあと、みんなして泣いている。
教授「感動しました。愛への暖かい心は、ニンゲンの根源たる愛の美しさ。僕ははっきり言って感動しました。ありがとう。」
といったあと、椅子の転げる音がする。みんな抱き合っているような音がする。

教授「勇気が湧いてきました。オレもやるぜ!見ててくれな!オレもやるぜ!」

一体どこまで正気だったのか・・・。

6・スネークマンショー「愛のホテル」(曲:エーゲ海の真珠)

7・SU'UDIAH「BUNGA DAHLIA」

8・MELON 「HONEY DEW」
聴けばすぐ分かるとおり、ギターはエイドリアン・ブリュー。

9・ガム・バン(インドネシア ガムラン)

10・SU'UDIAH「BUNGA DAHLIA」
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坂本龍一のサウンドストリート 1981年10月6日

2005-10-29 16:21:56 | 坂本龍一のサウンドストリート
また孤独な教授1人のDJに戻った暗いこの週。この回は名曲が多く、このテープはよく聴いた。

1・JB’s Doing It To Death('73)
・・・最近ファンクがはやっているということで、ファンクの原点としてジェームズ・ブラウンをかけた。JB’sとはジェームズ・ブラウンのバックバンド。

2・Scritti Politti The Sweetest Girl('81.08.04. RELEASE)
・・・教授は、A面・B面間違って、この曲を「Lions After Slumber」としてかけてしまう。(この日は、自分でレコードを回していた。)そのお蔭で両方聴くことが出来た。ラフ・トレード名作の12インチレコードから。


【写真】は、このシングルはもちろん、スクリティ・ポリティ初期のレアなレコードなど、購入不可能に近い音源をCD化した「Early」というCD。

3・スキッズ ブレイヴ・マン
・・・「ダブ・ロック」と教授は言ったが、めちゃめちゃカッコいい曲。

4・Scritti Politti Lions After Slumber
・・・「いよいよNEWWAVE以後のファンクっぽいものが定着しつつある」と教授は言う。

5・フライング・リザーツ An Age
・・・「もう1つ”リピート・ミュージック”が重要になってきている」といい、この曲をかける。この時点で、多分「テクノデリック」の制作が進んでいたはずである。フライング・リザーツはこのアルバムに影響を与えたものの1つである。(元々現代音楽の手法であったミニマル・ミュージックをポップスのフィールドに持ち込んだ元祖はブライアン・イーノと私は勝手に思っているが。)
今回のYMOのニューアルバムにも「幸宏のたんころがし」とか「細野さんの足音」とかいう形で、この手法を多用しているという・・。

6・DNA 5:30(5時30分)

7・パンゴ ラクツ
・・・このパンゴというバンドは何度かサンストで話題に出ていたのでレコードを探したが見つからないまま、今日に至る。
アコーデオン、ドラム、サックスといった編成。ジプシー的な暗さが良い。
1人から100人までの不特定多数のバンドという。大好きなバンドで、NHKに呼んで一緒にライブしたいといっていたが、実現しなかった。

8・コーネル・デュプリー ティージン


追伸:このパンゴを聞きながらネットで調べたら、ぬあんと!!!!!CD化されたようで、購入できるそうです。購入は下記を見てください。私も買おう!
しかしインターネットというのは凄いね。もはや手に入らぬ夢かと思っていたのに。

http://www.max.hi-ho.ne.jp/ulmado/mukojima.htm
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10月28日 金曜日 <続>かたちんば 夢と妄想の日々

2005-10-29 13:19:42 | 雑記帳
朝、起きて現実に戻る。疲れ激しい。眠りが浅かったのか?

外を見ると、霧が出ていて、あたり一帯が見えない・・。

いつも通り、7:25に自宅を出発する。
私=かたちんばの家は、駅から近い。
駅前に商店街がまっすぐ伸びていて、その途中をひょいと曲がると我が家。
距離にして200mも無い。

ゆえに、朝、いつも通りに出ると、駅へと向かう人々の流れが出来ていて、その流れの一部に自分もなって、駅まで、同時行進するのである。

玄関を出ると、今まで会ったことも無いオンナの人が前を歩いている。
ジーパンにブーツを履いたおねいさんだが、スケベな「かたちんば」は、その肉感たっぷりのお尻に「おおおおっ!」となってしまう。

追いかけるつもりも無いが、自動的に、追いかけるみたいに、カドを曲がって一緒に通りの流れに加わる。通りは霧でガスっていて、かなたがおぼろで見えない。

そこから、もういきなり、頭は、カタカタカタと作動を始め、自分の意思を勝手に離れて、実況中継を始めている。(自分には、そうしようという意思が薄いのに、頭が勝手に動くのだ。)

Gパンの尻女出現したあ!肉感尻女とでもいいましょうか。
凄い、凄い、お尻が右に左に はい!右に左に 右に左に 右に左に 右に左に・・・・・。ぐんぐんとペースを上げています。

と思ったら、別の横丁から、お~っと~今度は、脚が細くてキレイな脚女 出現だあ!
黒ストッキングに蝶のマーク入りだ!ドスケべなオンナと思われます!
(そして、それを好奇な目で見ているスケベおとこの「かたちんば」)

尻女と脚女、霧の中の1対1の対決です。

しかし、脚女はかぼそい脚で、ヒールのため、早く歩けません。
肉感尻女、急いでいるのか、ぐんぐんとリードしていきます。右に左に!

おっと~、早足の肉感尻女は大きくリードしてゴールインへ!
早い早い!尻女 優勝です!!!


これまた、自分の意思とは関連無く、頭が勝手に作動して、音楽が実は流れていた。
幸宏と東京スカパラダイスオーケストラの「ウォーターメロン」がなぜか頭の中に、テンポ良く テーマとして流れていた。尻と脚の後ろでホーンセクションが軽快な音を奏でる。霧の中の対決だった。

駅に着いて、2人の顔を見ようとしたが、肉感尻女は顔も肉感ありすぎてがっかり。脚女は顔を残念ながら見られなかった。ああ「かたちんば」の私は、なんてバカなんだ。

そんな「かたちんば」の今読んでいる本は「サブリミナル・マインド」というもの。人間には意識を離れて無意識が勝手に動き出す時間があるのである。

じゃあ、「ウォーターメロン」と「脚&尻」に何の関連性、何の隠喩が隠れているのだろうか?

雑誌「SPA!」で毎週ある、大好きなリリーフランキー&みうらじゅん大先生の「グラビアン魂」の読みすぎが影響しているのだろうか?

【写真】はこのシングル盤「ウォーターメロン」が収録された幸宏のベスト盤。
まさか、こんな対決のBGMに使われようとは幸宏も思うまい。
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10月28日 金曜日 かたちんば 夢と妄想の日々

2005-10-29 12:43:42 | 雑記帳
10月28日 金曜日 朝。
夢を見てしまった。やけにリアルで不気味な夢。
地下にある死体安置所で「おじいちゃん」(誰?)がお棺に横たわる。
なぜか、普通のお棺とは違って、上がガラス張りになっていて、情けない死に顔をしたおじいちゃん(誰?知らない人だ)が、ガラスに張り付いて「出してくれ」といわんばかりの顔で、お棺に納まっている。
そのお棺の中には、取り外した臓器や汚物まで見える。
「何て収め方だ」と私は思う。

自分の「父」がパジャマ姿で、「じいちゃんが好きだった酒をお棺に入れるんだ」と一升瓶をぶら下げて入ってくる。多少酔っているのか、ふらふらしながら、くるくるあたりを回りながら、人形・ロボットみたいな歩き方をしている。

気が付くと、少し離れた所にある長いすで、三ノ輪のタバコ屋の「ナツ ばあちゃん」(実在する。但し、去年96歳で死去)が腕に注射されてる。
カラダは、いつもどおり血色のいいピンク色をしているのだが、腕だけが、怖いくらいに蒼い。いや、蒼いを通り過ぎて、緑色になっているのだ!
目を疑ったが、まさに緑色、というか苔のような色。

その腕に呪文のような漢字が、墨で書かれているが、読めない。

私とばあちゃんの距離は4~5m程度か・・。

看護婦がキチガイみたいに、腕をぶるんぶるん振るっている。
いくらやっても改善しないので、半泣き状態でベソかいた顔で、腕を振る。
カラダ全体に血が通わないので、腕が緑色なのらしく、その血を通わせる為の注射をしたようなのだったが、それでもダメなので、看護婦は気がヘンになっていたのだ。

ばあちゃんは、腕を振るわれても、だらんだらんとするだけで反応無く、意識朦朧とした状態だ。
<何か、つげ義春の「ねじ式」みたいだ>
***

場面は変わって、今度は、しばらく経って地上に出ていた。
商店街がある。
そこを、人々が、ぼんぼりを持って、すり足で、ゆっくりあるいて、行列を作っている。
外を行列でとむらいしているのだ。
一体誰が死んだんだろうか?
「おじいちゃん」のことか?それとも。

今度は、父がやくざのように、着流しを着て、一升瓶をぶら下げている。
お前も一杯飲めと言われる。

行列の静かな流れは続いていく・・・・。


【写真】は、キチガイとしかいいようの無い「スローガン」という曲の入ったキチガイバンド「だった」SPKというユニットの「オート・ダ・フェ」。
何度聴いても、「スローガン」は怖い。
この夢にも通じる怖さ。
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写真日和:どんぐりころころ

2005-10-24 16:54:31 | 写真日和
10月24日
夕方、タバコを買いに近くまで行く。

すると、木々の下にどんぐりを沢山発見!

夕日もきれいだし、秋ですな~
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10月24日 月曜日 日曜日の代休に、ウルリッヒ・シュナウスを聴く。

2005-10-24 13:35:42 | 音楽帳
日曜日は、某ハウジングメーカーの仕事。
朝も早く8時から夜7時までカンズメになって立ちっぱなしで販売、という過酷さ。
すっかり肩・腰に大打撃!
帰ってメシを食い、酒を飲むと早々と23:00頃寝てしまった。

今日、月曜日は、こうなることを予想して、既に代休を取っていた。
起きたのは、昼、12時。
空は青く、高く、良い天気だ。
今日の気分で、ついこのCDを聴きたくなり、CDの山をごそごそ・・・したら、CD出てきた。。。

***************
 東京に戻ってきた'96年以降、すっかり、営業から一変し、室内での打ち合わせ&作業中心の過酷な仕事であった面もあり、ラジオを聴いたりすることも少なくなった。
新しい音楽との出会いというのも、'87年以降そもそも追いかけなくなっていたので、何がその時代にあるのかもわからなかくなっていた。'86~'87にアメリカでカメオ(Cameo)の「Word Up」というバカな曲がヒットした瞬間に、「自分が聴くべき音楽は終わったな」と悟って、それ以降、一切、現在進行形の音楽を追いかけ全て聴く行為を辞めたのだ。早々と、さっさとそういう音楽の聴き方から、「現役」を引退したのである。

・・・そんな中、'96年、東京に仕事場を移して、有難かったのは、昔のように、御茶ノ水~神保町をうろつく事が出来るようになったことである。(中学3年生の'81年に発見して狂喜した神保町の「JANIS」に、また通うことが出来るようになった。)

 '96年以降出会ったオンガクの多くは、こういった音楽ショップの店頭で、たまたま流れてきた音楽を気に入って「この、今、流れている音楽下さい!!」というケースであった。

 そんな音楽との偶然の出会いは新鮮だ。何の情報も無い状態で、まさに「出会う」のであり、そんな時に「一目惚れ」のような出会いはステキである。

 このウルリッヒ・シュナウス( Ulrich Schnauss)の「Far Away Trains Passing By」【写真】も、(今は店舗が替わってしまったが)JANISのレンタル館でCDを探しているとき、たまたま流れてきたものである。
1曲目の「Knuddlemaus」の鮮やかに透き通ったメロディにすっかり聞き惚れてしまった。
'80年代のテクノがその後、ハウスやアンビエントに発展していった経過を私は専門的には一切知らない(こととしている)。このウルリッヒ・シュナウスがどんな文脈から出てきたのかも知らない。しかし、自分にはそんなことはどうでもよくて、ただただ、余計な装飾品をそぎ落として、ひたすらシンプルなシンセでのメロディで勝負するこの音楽に、目の覚めるような思いをしたのである。

インターネットで調べると、難解な用語を使って述べているものにも出会うが、極めてシンプルでメロディアスな曲ばかり。
何も知らないで、先入観持たずに聴いて欲しい1枚である。

*水平線と大地のコントラストが美しいジャケットも、音楽に合っていてGOOD!


Ulrich Schnauss「Far Away Trains Passing By」(2001年)

1.Knuddlemaus
2.Between Us and Them
3.Passing By
4.Blumenwiese Neben Autobahn
5.Nobody's Home
6.Molfsee
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坂本龍一のサウンドストリート 1981年9月29日

2005-10-22 21:49:22 | 坂本龍一のサウンドストリート
「フォトムジーク」のタイトルに募集してくれた人の中で、
面白かったタイトルをつけてくれた5人の一般の人を呼んだ回。

まるで「YOU」のような感じで進行される。
みんなあれから24年後の今頃、どこで何をやっているんだろうか・・・・?
知りたいところです・・。

◆「電気的胎児の鼓動 エレクトリック ベイブ ドキドキ」ニレイリエさん(大田区 20歳)
絵を描くのが好きで絵の予備校生に通っていたという彼女。3回も芸大を受けて落ちたという。
ケチャップをかけたキューピーちゃんと春菊をモチーフとして描いた油絵から、このタイトルを考えたという。
彼女がジャパンのスティーヴのファンだという話から「矢野顕子に、ジャパンにバックをして欲しいと頼まれている」と教授が言う。
「もしかするとそうなるかも・・・」という話は、翌年、「愛がなくちゃね」で実現した。


1・不明 プラスティックスがやっているみたいな曲。


◆「マブゼ博士の憂鬱な舞踏」クラモトタカシさん(大田区 高校2年生)
壁に足を乗せてラジオを聴いていて、思いついたから、このタイトルをハガキに書いたという。
「壁に足を乗せてラジオを聴く」なんて、なんかすごく懐かしい感じがした。
サイケデリック・ファーズのようにサックスが入っている音楽が好きという彼。高校2年生にしては、落ち着いた知的な感じの人だ。
そりゃそうだわな、全員に共通しているが、知性の無いバカが「坂本龍一のサウンドストリート」を聞く訳は無いわな。


2・ハイスクール・ララバイ イモ欽トリオ【写真】


◆「うるわし」トヨダミワコさん(港区高輪 中学3年生) 
昭和41年生まれ!私「かたちんば」と同じじゃん!ガーン!
暗かった少年だった私は、この明るい少女の詩が大好きだった(今も好きだが)

「カラダを黒く塗った僕は
猫になって
夜の散歩と
しゃれこんでみるのです

月が光る
青く光る
闇がごうっと迫ってくる
いつもの散歩道は
なぜか金色に光って
天まで尾を伸ばしている

冷たいビル街は陽気になり
はやりのロックを踊りだす

闇が包むものは全てうるわし
黒い僕にもいつしか
羽をつけてくれたこの夜

あの快感が忘れられなくて
今夜も僕は猫になり
夜の散歩へ出かけるのです

ああ、ここはうるわしの街
今日も、うるわしの夜

ここから当分離れられない」


新宿のビル街をイメージしているという。
「まだ新宿には行った事が無いけど」という発言にガーンと驚いた。

少女漫画家を目指していた教授は、彼女が何のマンガを見ているの~と関心を示す。

彼女の質問がまたすごい。
「千のナイフ」のメロディーは「見~い~ちゃった見~い~ちゃった せんせいに言ってやろ」というのにそっくりといい、「盗作じゃなんですか」という質問。
「一応、僕のオリジナルです」と答える教授。


3・不明 ダブ


◆「革命分析」(ダブ・バージョン)オオツカタカコさん(神奈川県 中学生)
この人も、中学生とは思えないような、しっかりした方だったが、真っ正直に「教授のオンガクを聴くと何か分かるような気がするんですが、しゃべるのを聞くと何を言いたいのかがわからなくなっちゃうんです。」という発言に、ズルッとイスからころげ落ちる。


4・坂本龍一・カクトウギセッション 「Sleep On My Baby」


◆「フォトムジーク」カネタカトシノブさん(静岡市ハットリ 29歳)
この方、非常に味のあるイイ人で、余りに教授との会話が面白いので、細かく載せます。

カネタカさん「教授と同じ昭和27年生まれです。」「7月10日生まれです。」
教授    「じゃ、幸宏と同じくらいだな・・。」
カネタカさん「いや、彼より遅いんじゃないかな・・。いや、彼なんて・・・」
教授    「いいですよ、彼で。ユキヒロでいいですから。」
カネタカさん「(焦って)ああ、そうですか」
教授    「かしこまってますねえ」
カネタカさん「私、ひじょうに、気が小さいオトコで。」
教授    「(笑い)いや、何言ってんですか。」

教授    「カネタカさんは僕と同じ29歳。
       字を見て15から6歳くらいの高校生のカメラマニアの男の子かなあって思ってましたけど・・。
       すごく少年のようなところがあると思うんですが・・。」
カネタカさん「ひじょうにコドモっぽいというか、精神的に若いと思っていまして。」
教授    「(急に声を大きくして)やっぱりそうですか!」
カネタカさん「いつまでも若くありたいと思ってまして。」

教授    「ご結婚なさってますか?」
カネタカさん「いや、まだ、残念ながら・・・募集中です。」
教授    「募集中です!!募集してます!この方はイイ方です」
      「小学校の先生なんですか?」
カネタカさん「はい、そうです。」
教授    「ちょっと、自己主張してくださいよ。」
カネタカさん「いや、、、別に無いですけど。。みなさん元気でやってますか。」

(あたりに、ドカンドカン笑いを耐えるすすり笑いが聞こえる)

カネタカさん「困っちゃったなあ。。別に無いです。」


教授    「こういうところに来るのは初めて?」
カネタカさん「はい、初めてです。とにかくイナカモンですから・・・。恥ずかしいです。」
教授    「イナカモンが恥ずかしいってことないですよね。」

カネタカさん「いや、わたくし、新しもん好きなので。やっぱ、東京はいいなと思って。」
教授    「(ついに大爆笑)ハハハハ!新しもの好き!」
カネタカさん「だから、教授のオンガク、大好きなんです。」
教授    「(苦笑)新しいから好き?ああ。ああ、そうか・・・。」
カネタカさん「わたし、シュトックハウゼンとか、ああいうの好きなんですよ。」
教授    「ああ、そういうの、好きなんですか。じゃあ、ポップスも・・」
カネタカさん「ええッポップスも好きなんですけど・・。教授が紹介してくれるの、だいたい好きなんです。ああ、Visageなんか。」
教授    「余り幻想に酔っちゃいけませんよ。」
カネタカさん「どうも幻想に酔ってばかりで、現実を直視出来なくて・・。」
教授    「もう29歳なんだから。」

教授    「”カメラのファインダーを覗くとこんなオンガクが聞こえるような気がします”これに僕はシビレちゃったんですよ。」
カネタカさん「実際、その通り。北の方の窓を見ていたら本当にそんな感じがして・・。」
教授    「ファインダーを覗くって気持ちいいことですか?」
カネタカさん「ええ、いいですね。快感があって。
       で、案外撮って現像してみると、そうたいしたことなくてがっかりしちゃう。」


5・坂本龍一 「フォトムジーク」


カネタカ先生ももう53歳。今、どうしているんでしょうねえ。
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ピロリの秋 : 第6回目  ビル・ネルソン「Chimera」 '83

2005-10-22 15:58:32 | 音楽帳
'83年秋は、ビル・ネルソンの流麗で官能的なギターを様々なところで聞いた。
YMO「浮気なぼくら」は当然のこと、モンスーンのレコード、そして、このソロ・アルバムだ。

日本発売は無かったが、ここには、幸宏がドラムで参加、松武秀樹さんが全体のコンピュータプログラミングで参加している。アルバムとして幸宏とビルが一緒にやった最初のもの、ということになる。

レコーディングは'82年秋に行われた、'83年1月にミックスというクレジットがある。

A面
1・The Real Adventure(ドラム:幸宏)
2・Acceleration(ドラム:幸宏)・・・幸宏のドラムがめちゃめちゃカッコいい!
3・Everyday Feels Another New Drug(ドラム:幸宏)

B面
1・Tender Is The Night(ドラム:幸宏)・・・名曲!ビルの裏返るヴォーカルがカッコいい!
2・Glow World(ドラム:幸宏、ベース:ミック・カーン)・・・これまた中近東したメロディ、ミック・カーンのうにうにしたベース、途中で入るリズムボックスの組み合わせが実に気持ち悪くて、カッコよい!
3・Another Day, Another Ray Of Hope

優れたデザインのジャケット【写真】もカッコ良く、このカッコ良さは、CDなんてちんけな大きさのものでは味わえない。
もっとも、このレコードはCDになっていない。
数曲追加されたものが、「Vistamix」という形で出ているらしいが、やっぱり私はレコードで聞きたい。
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