こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2013年7月29日 月曜日・深夜 「痛む夜を生きつないで」

2013-07-30 00:56:41 | スケッチブック
一年・三六五日、「ロクでもある日」などはほとんど無い。
いい歳を取ると、そんな日などは、ある訳が無い。

よく若い頃は、死にたいと思う日が一年・三六五日であったこともあったが、今思えば実に蒼い。
「なぜ、生きるのか?生きる意味は何か?」は、未だにじぶんの中の少年が尋ねて来ることが無いわけではない。
だが、結論としては「生きる意味なんか無いのだよ」と、言い聞かせる。
それは「死ね」ということとは違う。

「意味」があることなどは少ない。そう言いては、ひたすらノリとハサミで作業を行う。そこにも「意味」などは無い。

【スクラップブック 2013年夏(制作途中)】
「何かをしないと眠りに付けない」クセは、幼児時代から変わりない。
不眠症で、クスリのチカラを借りねばならない根っこは、今に始まった性格では無いのである。
いくら疲れている夜でも、「じぶんの時間」が枯渇すると窒息してしまう「わたし」。

「意味」と「生きる」は別のことである。
いくら痛みを伴おうが、生きられる限り生きるのみである。
人ごときに裏切られようが、そんなものだよ、世の中は。
ニンゲン程度の元来かたちんばの生き物に、甘えた希望は抱かないことである。
■ジャパン 「ゴースツ」(アルバム『ブリキの太鼓』より)1981■







捨てる神あれば、拾う神あり。
帰り道、雨ざらしで落ちていたウサギちゃんを保護する。

ゴミか?宝か?


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2013年7月28日 日曜日 「昨日今日、見たもの、聴いたもの、匂ったもの、創ったもの」

2013-07-28 17:26:55 | 写真日和

■トーマス・ドルビー 「平たい地球/地球は平たい(the flat earth)」1984(セカンドアルバム「地平球」より)■

































酢の物を作ろうと始めたが、酢は入れどもすっぱいサラダになった

スクラップブック制作途中
朝鮮に憧れた人は、美白・整形手術で、アンドロイド化
そのマイケル・ジャクソン、蒲池法子化が一般的になった、勝手にせいや・2013年日本の淫売婦事情
「ぜひ、遠慮なく、いじり倒してください」



ぞおさん親子のイラスト 描く形と色彩に漂うこころ

まみちゃんのような人懐っこい魅力を持ったキジトラちゃん
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2013年7月27日 土曜日 「【緊急警告】島の生き物たちよ。蒙古襲撃から逃走セヨ。」

2013-07-27 14:20:50 | 音楽帳

■トーマス・ドルビー 「ディシデンツ(Dissidents・非国教徒)」1984(セカンドアルバム「地平球」より)■


今夜は、すぐそこで「すみだ川・花火えべんと」が行われるらしい。
あめりか・ぐろーばりぜーしょん、とかの影響下、烏合の衆・イナカモン&蒙古襲来の日。

気持ち的に、そんなモードにはなれないので、避難する。
また被害者にもなりたくない。
生き物たちも逃走セヨ。








自然からの報復として、寸前まで晴れたフリしながら、直前に落雷・ゲリラ豪雨で、即死者が出れば良い。
そうすれば、落とし前が付く。
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2013年7月26日 金曜日 「I Scare Myself」

2013-07-26 23:58:12 | 写真日和









































■Thomas Dolby 「I Scare Myself」1984(セカンドアルバム「地平球」より)■
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2013年7月24日 水曜日 「陰に住まう日々のなか」

2013-07-24 23:17:15 | 音楽帳
われに帰って・気が付くと、じぶんのシマには誰もいない。
途端に、いつも軽薄で軽すぎる者が軽すぎる声を上げているのが耳に入って来る。
身支度を整え、仕事場を去る。

外に出ると、雨はやんでいた。
ぬるっとした触感が、空気にべたっと貼り付いている。
今日の帰路は、暗闇をともす光にカメラを向ける気力も無く。
急ぎ足で歩く。

ここ数日、行き帰りの道中で、デヴィッド・シルヴィアンのソロ3枚目。
1987年作品「シークレッツ・オブ・ビーハイブ(ミツバチの巣の秘密)」が、イヤフォンから流れている。
ミニ・プレイヤーのランダム再生から、偶然流れ出たA面1曲目「セプテンバー(9月)」から、ぼーっと白痴のように止めること無いまま。アルバムは流れていく。
流れるに任せる日々。

■David Sylvian 「Orpheus」1987■
時を経て、歳を重ねると、異なった環境の中で、違う時空のコードを拾って、音楽が異なって聴こえ出す。
そんな瞬間には、それこそたびたび出会っては来たのだが。

デヴィッド・シルヴィアン、そして、彼と志を共に共鳴し合うなかま。
その魂の融合が創り出すアトモスフィアの強度。
じぶんにとっての「ブリリアント・トゥリーズ」、そして2枚目の2枚組「ゴーン・トゥ・アース」の持つ、極めて濃密なる音。

それに比べて、3枚目の「シークレッツ・オブ・ビーハイブ」は、なんともスカスカ感があり、じぶんとの接点を見い出せずに拍子抜けした記憶。
ブラック・ホールのような吸引力と重量感を持った2作。それとの大きな距離感。
もっとも、それはじぶんが・それまでの濃密な音楽⇔時代の密接な関係の空気が消えた1987年。
当時のクスリ漬けの精神状況の中。

「あの地点」から四半世紀を越えた「いま」。

***

とはいえ。
当時のFMラジオから流れた2曲だけは、永続的に聴いてきたが、アルバム全体を通して聴くのは正直つらかった。
大貫妙子さんの夜の番組で、透明な妙子さんのつぶやくような語り。。。
その背後で鳴っていた風の音に混じって、聴こえてきた「セプテンバー(9月)」。
それ以降、毎年、秋の匂いが香りたち始めると聴く、じぶんの定番。
また、クロスオーバーイレブンから流れた「レット・ザ・ハピネス・イン(幸せを招き入れよう)」。

車窓を流れる映像、雑多な人間が入り乱れる中、能動的に聴くことなく・それでも、すーっと聴こえてくる「シークレッツ・オブ・ビーハイブ」。
脳に浮かんだ映像は、80年代に見た映画「ピクニック・アット・ハンギング・ロック」。
白いワンピースをまとい黄金色の髪を持った、まるで妖精のような美少女たちが、浮かべるほのかな笑み。
ある日、森に行った少女たちが、永遠に戻ること無く、神隠しのようにそのまま消えていった白昼夢と、脳は勝手にイメージを繋げる。

ほほえみながら消えていく幻影。

***

ジャパン含めて、生と死の境目まで降りていける、深すぎる精神性と才能を持ったデヴィッド・シルヴィアン。
みずからの全てをアートに実直に捧げることの出来る彼が紡ぎ出してきた蜜なる世界。

***

1982年・坂本龍一が、当時の孤独を背負いつつ、ひたむきにピアノに向かい・迷いつつ、初めて創作した映画「戦場のメリークリスマス」のサウンドトラック。
そこに共鳴した同志デヴィッド・シルヴィアンが、元々インストゥルメンタル曲であったテーマ曲に、歌詞を付けて出来上がった、原曲とは別の生命体「禁じられた色彩」。(三島由紀夫の作品「禁色」からの引用)

CDは、LPレコードには入っていなかった「禁じられた色彩(フォービトゥン・カラーズ)」のピアノ・ヴァージョンで終わる。

PS

■情熱大陸より ~大竹伸朗~■

大竹伸朗さんの求道師ざまには、とてもでは無いがかなわない。
それでも、彼らに80年代多大なる放射能と影響を受けてしまった一凡人。
夜の一寸の制約多き時間のなか、もやもやしたものを、スクラップにぶつける。

貼込途中
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2013年7月21日 日曜日 「静かで穏やかなる島から」

2013-07-21 13:27:35 | 写真日和

やっと数ヶ月を掛けて、グリーンカーテンになりつつあるゴーヤの森。

涼しくて、幼い頃のような暑さ・湿気程度の穏やかな日々が続いている。
実に、ありがたいことに。
緊急時の冷房は休止状態。「弱」にしたせんぷうきだけが回っている。

明け方5時。ゴーヤくんたちに、お水を上げにいく。昨夜も上げたが。



1人、早熟の子は、今週キレイなオレンジ色に変化した。
自然の不思議。生き物たちの教えてくれない不思議。

それから、ごはんを食べて・うたたねをして12時に起きる。
ふたたび、ゴーヤくんを見に行くと、ついにはじけた早熟の子。



中には、真っ赤な実がたくさん整列していた。
グリーン、オレンジ、赤、と目に鮮やかな世界。

■China Crisis 「Soul Awakening」(From「Working Fire&Steel」SIDE-B・Last song)1983■


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2013年7月20日 土曜日 「日々断片」 7月15日-20日

2013-07-20 16:06:46 | 写真日和
深夜2時までしか記憶がない。
かなり色々あった今週ゆえ、気がつくと500缶ビール4本を呑んでいた。
つまみはない。

目覚めると14時。起きてブログを見れば、じぶんが書いたとは思えない文字。無意識の発露とも思える。
外は曇り空、窓からは涼しい風が吹いている。

さらに冷蔵庫から缶ビールを開けて・喉を癒すしつつ、好きな大竹伸朗さんの過去のNHK番組を流す。





作業の途中段階。

今週、15日からの断片

郡山のおみやげ。

実家に届けに行くと、ノラクロちゃんに出会う。食欲旺盛。







クチ当たりが良いだけのチラシ類。
その場しのぎ。







帰り道の川のみなも。









昨日見た雲のショー



納涼大会。

■Brian Eno 「1/2」from 「Music for Airports」1978■

ピアノ:ロバート・ワイアット
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2013年7月19日 金曜日・深夜便 高野寛&坂本龍一 「夢の中で会えるでしょう」'95

2013-07-20 01:24:33 | 音楽帳

今夜は、1994年に起きた阪神淡路大震災を通過した上で、1995年に偶然出会った曲をまずは。。。
<12時を過ぎようが、じぶんにとっては金曜日の夜。いまさら、何も焦る必要は無い、のだから。>
■高野寛&坂本龍一 「夢の中で会えるでしょう」(スタジオ・ライヴ)1995■

From NHK教育テレビ・土曜ソリトン SIDE-B
詞・曲 : 高野寛
アレンジメント : 坂本龍一

生きてきた時間が、残り時間を上回った。
自家中毒の死にかけからスタートをし、周回遅れをしながら、迷走した単なる一般人のじぶんにも、明日、死が降りかかることを本気で想定せねばならない歳となった。
祖父母・両親と長生きである中、じぶんは?
と言えば、明日すら分からない中、彼らが強靭に生き抜いた80代・90代など、夢・また・夢に過ぎない。
もし、事故的要素を除いたとしても、残りは極めて少ない。
そう、思っている。

そろそろ、あの世に持っていく曲を遺書に書き記す時期となった。
とは言え、生きられる限りは、生きることを謳歌しつづけるが。
そんな中の1曲に、やっぱり・この映像での「夢の中で会えるでしょう」はありつづける。

■元・駄目人間の告白■
当時、大阪での一人暮らしの中、もがき苦しむ20代後半。孤独の中の闘い。
1994年・年末に、結婚間際の悪魔による、一生一緒にいるはずだった女性との別れから、さらに精神を病んで・まるで多動性障害のように、いっときも1人で居られず・クルマを走らせているか、誰かを無理矢理引き込み泥酔していた日々。
そして、やめていたヤク(薬)に手を染める。
抗鬱剤・睡眠薬等々のヤマと酒を一緒に流し込むことで、生き延びていた。

現在も独身のじぶんの、若き無謀な頃の女性遍歴には、たぶん多くのヒトは引くであろう。「ただの女たらしじゃねえか」と。
しかし、じぶんには、女性を惹きつけるフェロモンも・才能も・魅力も皆無。
顔もブサイク、性格は悪い、しゃべりは下町のべらんめい。
イケメンさん含み10人並べたら、見事に最下位を取る自信はある。

思えば、童貞に近い状態で就職して、大阪に投げ出された中の孤独感とストレスは、並大抵のものではなく、四十代下り坂の今のじぶんならば、すでにノックアウト。
ハタチまで、ほぼ童貞に近し中、それまで溜まったマグマと女性性への復讐と、さみしさが、無謀なまでの砂漠の中での女性遍歴に直結させたに過ぎないのだと、自己分析終了している。
逆に、今どこかに再び放り出されたら、あっという間に伴侶と暮らすことになる予感も大いにしている。
病んだ都市=東京で、うるさいノイズを除去してまっとうに暮らすことなど困難極まりないのだから。

***

実家のお下がりで大阪に持っていった小さいテレビ。
そこで、1994年は、毎週土曜日の深夜。
NHK教育テレビ・土曜ソリトン「金の斧・銀の斧」を楽しみにしていた。
パーソナリティは、一目惚れしてしまった大塚寧々ちゃん。
美しく・可愛くて・クレヴァー。

一方で、じぶんのお客さんでありながらも、その素朴さに胸キュンしてしまった金沢の女性に、営業をしながらも、仕事以外の営業をしつつ・まさかその彼女がじぶんのことを好きでいてくれたなどとは思わず、奥手なじぶんはお酒に誘うとにっこり笑って「いいですよ」に、気が動転すると共に、空が広く見えた日。

そこからあっという間に、結婚しようという話に至るには、ほとんど時間は無かった。20代にして、花を愛でることに気づかされたのは、彼女の影響以外の何物でもない。
彼女も、寧々ちゃん同様、長いスカート丈のワンピースが似合う可愛らしい子だった。
偶然ではあるが(まだ髪がある頃)気に入って一部のスーツやネクタイで持っていたブランド「マーガレット・ハウエル」を、彼女も着ていた。
性的要素抜きで、ここまで心を打ち抜かれたことがなかったので、夢見心地と気味悪さはあった。

ところが「金の斧・銀の斧」も終焉を迎える頃、冬に結婚破綻。
過去の彼が、内臓を壊して・もう残り少ない生命の中、死ぬ前に・・・と彼女に電話をしたのが、総崩れの全てだった。

寒い寒い年末年始の夜を、ヤクで超えつつ、明けて1995年にはいきなり阪神淡路大震災、そして、その後東京では地下鉄サリン事件発生。
そんな日本が転覆しそうであった1995年明けには、必死こいて神戸の仮設住宅の仕事に巻き込まれて、血反吐世界。

そんなパニックの中、寧々ちゃんの「金の斧・銀の斧」も終わっていた。

***

医者に通い・ぼーっとしながらも、春は芽吹き・残酷にも季節は巡り来る。
そんな中、女性営業が2人同時にやってきて、いつの間にやら、両方から好かれてしまい、両方と関係を結んでしまうに至る。
これは、非常にまずいと思いながらも、「マーガレット・ハウエル」を失った痛みは、ひたすら癒してもらえる女性へと動物的に傾いていく理性なき世界。
まだ、この2人であれば留められるところ、出会う女性とことごとく関係を結んでしまう。
泥沼化していく日々の中、当人は「幸せになりたい」なる救済を求めつつも・他人が客観的に見れば「お前は、さみしさから周囲の女性を不幸にするだけの馬鹿だ」としかならない状況。

しかし、理性を戻して冷静にお詫びをしつつ、1人と結婚しようと決めて、ほぼ同棲に近い生活にまで戻っていく。
「まっとうに戻るんだ」と言い聞かせて。

やっと正気に戻りつつあった頃、たまたま日曜日の再放送で出会った「夢の中で会えるでしょう」。
「マーガレット・ハウエル」の彼女の幻影が去らない中でも、無理矢理かき消しつつ、寧々ちゃんの「金の斧・銀の斧」の後継番組「SIDE-B」から聴こえた「夢の中で会えるでしょう」。
高野寛くんのホスト役だった緒川たまきさんが持っていた、天然で柔和で美しい雰囲気。
それは、二度目の「結婚しよう」と決めた彼女とオーバーラップするものだった。
よく10畳1ルームの部屋に、ピンポンして彼女がやってくる夜を一緒に過ごした。
彼女は、その日あったことへの不満を吐き出すが、「はいはいはい~」と聴き流しながらも、一方では掃除・洗濯・炊事をしていたのを想い出す。
ある意味、幸福だった瞬間・瞬間。

そんなカオスの中で出会った高野くんと・ゲスト出演した教授の「夢の中で会えるでしょう」には、本当に当時救われた。
この曲は、元々はキングトーンズに提供するために高野くんが創った曲だった。
1995年3月29日に発表された、高野くんのアルバム「Sorrow&Smile」に収録されているが、そのアルバム・ヴァージョンよりも、このソリトン「SIDE-B」のスタジオ・ライヴの方を、元・駄目人間のじぶんのレクイエムに掛けて欲しい。

毎日を一緒に過ごした彼女だったが、その後、1996年4月に不慮の転勤で、じぶんが東京に戻ったことが導火線となって、結果、二度目の結婚に失敗する。

そして、その後、16年経って、未だ、じぶんはこうして1人の部屋でパソコンに向かっている。

もし、唐突に死んだら、誰かこの曲を、YMOやジャパン/デヴィッド・シルヴィアンの曲と共にレクイエムとして掛けて欲しい。
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2013年7月18日 木曜日 ベル・スターズ 「サイン・オブ・ザ・タイムス」'83

2013-07-18 23:52:12 | クロスオーバーイレブン
すっかり、気分は、記憶のかなたの夏。
今週は、毎夜遅くて、仕事でラリッっているのもあるのだろうが。。。
生存本能が、無意識に心地良さを求めているように思える。

・・・てなことで、今夜もまずは、夏になるとじぶんの脳が、勝手に自動想起する1曲を捧げる。


■ベル・スターズ 「サイン・オブ・ザ・タイムス」1983■

1983年の夏(?)だったか。。。当時は昼からお酒のCMをやっていた記憶。
今で言う「缶チューハイ」だったかのCM。
スタンダードナンバーである「アイコ・アイコ」のカバーに合わせて、バックではベル・スターズの面々が、ゼルダのようなおしゃれな服装で踊っていた。

その夏に「クロスオーバー・イレブン」でエアチェックした、彼女らの素敵なシングル『サイン・オブ・ザ・タイムス』。
じぶんのニュー・ウェイヴ「セレクションカセット」に収まった『サイン・オブ・ザ・タイムス』を、毎夜聴いて心地良くなっていた。

「当時の手持ち金」<「欲しいLPレコード×枚数」という中、これまた素敵なジャケットのアルバム「スゥイート・メモリーズ」は、とてもではないが、素晴らしい音楽の洪水だった頃には手には入れられなかった。
エアチェックしたカセットテープで我慢していた。

オトナになってから、ジャニスでベストCDを借りてコピーした。

乾いていながら・抜けるようなエコーのギター音&優しいヴォーカル。
その合体の見事さ。
今聴いても新鮮な、夏の1曲。



新しい仲間。
小ねぎくんは、お水をちゃんと入れ替えるだけで、ぐんぐんと毎日・元気に育って、うれしい気分にさせてくれる。
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2013年7月17日 水曜日 Snake Charmer 「Hold On To Your Dreams」'83

2013-07-17 23:38:38 | クロスオーバーイレブン
今夜は、「ゴタク」は並べずに。。。まずは、1曲聴きましょう。

■スネーク・チャーマー 「ホールド・オン・トゥ・ユア・ドリームス」1983■

この曲は、当時の「クロスオーバー・イレブン」の定番曲でした。
当時、よーく掛かったので、同年代の方には知っておられる方も多いかと思います。
というじぶんも、初めて出会い聴いて・エアチェックしたのは「クロスオーバー・イレブン」。

まさに、クロスオーバー。
様々な音楽がぶつかる、交差点のエア・スポットにはまる曲。

パット・メセニーetcのフュージョンの流れや、シャカタクやグループ87的なキャッチーさを持ちながらも、流麗なギターの音色・エコー感が美しい、夜にこそ聴きたい1曲。


スネーク・チャーマーとは、なんぞや?
と思えば、実体のクレジットには、元パブリック・イメージ・リミテッドのジャー・ウォーヴル、U2のギタリスト=ジ・エッジ、そしてホルガー・シューカイせんせい。
アルバムは、アイランド・レコードからの発売。

最初、非常に不可思議な組み合わせに感じたものだが、参加ミュージシャンを見て「ああ」と思ったのが、ジャッキ・リーベツァイトが居ること。
1981年に、ホルガー・シューカイ、ジャー・ウォーヴル、ジャッキ・リーベツァイトが一緒に、これまた不思議な音を収めた12インチを制作していた。
その12インチに、ミュージック・マガジンのお陰で出会う、という洗礼を受けていたことに拠る。
しかし、その12インチはドイツのベルリンのバイ・ザ・ウォール・スタジオで、コニー・プランクの元・創られたものであって、このアルバムとは色合いは大幅に異なる。

ただ・・・まさか、そこにジ・エッジが加わるとは思いもしなかった、というのが本音だった。

このスネーク・チャーマーなる不可思議な1枚のみのユニット(?)のLPレコードは、A面2曲&B面3曲というミニ・アルバム的なニュアンスを含み、日本盤は当時2,000円という安価な設定で発売された。

「ホールド・オン・トゥ・ユア・ドリームス」が何よりも一番のお気に入りは、昔も今も変わらないが、A面1曲目の「スネーク・チャーマー」では、ジャー・ウォーヴル独特の唸るようなヴォーカルやホルガーせんせいお得意のディクタフォンが聴ける。

今日がきっかけで出会い、この曲が気に入った方が居たら幸いです。
個人的には、よく高校生の頃、流れるようなジ・エッジのギターが心地良く・夜に聴いて安堵していた曲でした。


■オマケ■
昨夜、FM雑誌は「FMfan」「FMステーション」「FMレコパル」の3誌と言いましたが、「週間FM」を忘れていました。
「週間FM」は1983年だったか?
それまでの装丁デザインを一新して、この写真のような安西水丸さんの表紙に変わりました。
中綴じに、安西さんならではの鮮やかな切り絵的なインデックス・カードに変わり、カセットライフにも変化が訪れた時期でもありました。

「あっ!いかん!クロスオーバー・イレブンが始まっとるΣ(゜д゜lll)!」
という刷り込みは、遠~い遠~い夢のおはなし。
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