goo blog サービス終了のお知らせ 

石油通信社のブログ

石油通信社は、石油エネルギーを中心とした情報を発信しています。

大阪・関西万博の「動くパビリオン」に   岩谷、燃料電池船「まほろば」お披露目

2025-02-04 07:25:44 | 日記

岩谷産業が大阪・関西万博の開催にあわせて建造を進めてきた水素燃料電池船「まほろば」がこのほど、メディアに公開された。新造船「まほろば」の船名は、古事記に記載されている「素晴らしく、住みやすい場所」に由来。大阪・関西万博の開催期間(4月13日~10月13日)中、週3回程度運航する予定。新たに整備された中之島GATEサウスピア(大阪市西区)~ユニバーサルシティポート(同市此花区)~同区舞洲の万博会場を運航する。詳しい運航スケジュールや乗船予約の方法、料金などの詳細は今後発表する。新造船の運航は京阪グループの大阪水上バスに委託する。
デザインはフランスを拠点に車のデザインなどを行っている山本卓身(Takumi Yamamoto)氏が担当。グレーの船体を力強く四肢が支える「神獣」をイメージした。山本氏は2024年度グッドデザイン賞を受賞した岩谷産業の最高級カセットこんろ「カセットフー“極”」のデザインも監修している。新造船の船内は水をテーマとした設計で、万博期間中は「動くパビリオン」として、乗船者に万博会場までの移動の特別な時間を過ごしてもらえるよう特別仕様の内装を施し、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」への機運を高める。
なお、運航中の水素充填・プラグイン電力充電と消費実績などのデータは、東京海洋大学や関電と協力し、蓄積・分析することでより効率の良いエネルギーマネジメントの実現を目指す。
さらに今後は、万博期間中の運航・水素充填/充電以外の日でのイベントなどでの運用なども検討する。万博終了後の運用は現在のところ未定だが、並行して検討を進める。

石油通信社

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 九州支店皮切りに、全国大会... | トップ | 周りの人にも頼り、感謝し、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事