クウェートから原油500万バレル無償供与 湾岸戦争時の返礼、震災復興支援として

海江田経済産業相は27日、オタイビ・駐日クウェート大使と経済産業省内で会談し、原油５００万バレル（約80万kl）の無償供与を申し出たアハマド・クウェート石油相からの親書がオタイビ大使から、海江田経産相に手渡された。
今回の原油無償供与は、18日に開催したアジア産消対話において、日・クウェート閣僚間で対日無償供与で合意したことをふまえ実現したもの。今後、クウェート石油公社との間で、原油受け取りに関する協議を開始する。

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◎　クウェートから原油500万バレル無償供与　　　湾岸戦争時の返礼、震災復興支援として
◎　ガソリン在庫２週連続230万kl超　　　　　　　　　石連週報、出荷量はやや回復
◎　レギュラー２週連続上昇152・７円　　　　　　　　 情セン、軽油も132・６円に0.7円上昇
◎　５月のコストは４月比プラス６円　　　　　　　　　　ＪＸエネ４月卸価格ガソリン2.5円値上げ
◎　自動車用ガソリン５万８８１７円　　　　　　　　　　３月の石油製品国別ＣＩＦ価格
◎　基準価格前期比16.2％上昇５万２４００円　　　１～３月分石化用国産ナフサ価格確定

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　ＪＸエネ、５月原油処理79％に
    ○　ＪＸＨＤ、３月連結業績予想修正
    ○　ＪＸＨＤ、特別損失１２６０億円の内訳
    ○　ＪＸエネ、５月の特約店金利
    ○　松本環境相、原発新規立地は無理
    ○　ＥＮＥＯＳカード利用で被災遺児募金
    ○　キグナス３月末セルフＳＳ２０３ヵ所
    ○　ＷＴＩ小幅続落、１１２・21ドル
    ○　東ガス、６月のガス料金値上げ
    ○　東ガス、６月のＣＮＧ料金値上げ
    ○　昭シ、５月６日決算発表
    ○　松本環境相、環境税復興財源化議論せず

◎　週末に想う

石油通信社

大型連休前に底上げ必要との声も ４月中旬の首都圏セルフＳＳ看板

東京など首都圏における４月中旬（４月18日～24日）のレギュラーガソリンのセルフＳＳ看板表示は、神奈川など一部地域で上昇している。
石油元売各社は、東日本大震災による供給での混乱などを踏まえ仕切価格を据え置いていたが、原油価格の上昇を踏まえ、４月上旬からコストの一部を転嫁あるいは据え置きの週を挟むなど一定の緩和措置を導入しながら段階的な値上げを行っている。

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◎　大型連休前に底上げ必要との声も　　　　　４月中旬の首都圏セルフＳＳ看板
◎　仙台製油所５月初旬から出荷再開　　　　　ＪＸエネ、東地区に出荷設備を移設
◎　09年度最終エネルギー消費▲2.2％　　　  エネ庁、石油一次エネ供給▲5.7％
◎　〝復興プランをふまえた支援措置に〟　　 エネ庁、石油事業者の津波被害で見解
◎　レギュラー154・５円に0.2円値上り　　　　　26日高速、軽油は133・９円に値上り続く
◎　ブタンは６社が前年上回る　　　　　　　　　　２月分ＬＰガス元売別販売量
○　23年４―６月Ｃ重油Ｓ分別価格体系（仕切基準）

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　ＪＸエネ、３月末セルフ２３８５ヵ所
    ○　昭シ、３月末セルフ９５９ヵ所
    ○　ソーラーＦ、米国鉱山に太陽電池
    ○　東燃ゼネ石、５月13日１Ｑ決算
    ○　エネ庁、仮設ミニＳＳ実施状況
    ○　ＷＴＩ、一時２年半ぶりの高値に
    ○　ロシアＬＮＧ共同事業化で合意
    ○　経産省、石油製品の供給確保策
    ○　経産省、被災地の生産拠点６割が復旧
    ○　ダウ・ケミカル、北米でエチレン増産
    ○　岩谷、被災地で有資格者採用

石油通信社

エネ価格上昇、今こそ優位性ＰＲを ＬＰ元売５月仕切、Ｐ4.8～5.7円値上げ

ＬＰガス元売各社の５月ＣＰ連動仕切価格の変動幅は、指標となるサウジ４月ＣＰ（プロパン前月比55ドル上昇、ブタン前月比30ドル上昇）の上昇によりプロパン４８００～５７００円／トン値上げ、ブタン２７００円～３６００円／トン値上げとなっている。

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◎　エネ価格上昇、今こそ優位性ＰＲを　　　　　　  ＬＰ元売５月仕切、Ｐ4.8～5.7円値上げ
◎　電力不足で石油需要約４～７万ＢＤ増　　　　　エネ研、東電・東北電以外でも需要増
◎　外国船、風評被害で入港拒否も　　　　　　　　　エネ研、当面は深刻な事態にない
◎　ガソリン▲3.2％、軽油53・９％増　　　　　　　　３月高速東日本は大震災で需要増
◎　６月東日本／西日本で気温は高い　　　　　　　気象庁、５～７月の３ヵ月予報
○　23年４―６月Ｃ重油Ｓ分別価格体系（仕切基準）
       
◎　ニュース・フラッシュ
    ○　エネ庁石油流通課長に戸高秀史氏
    ○　エネ研、生だき原油は需給ひっ迫も
    ○　４月の民生用灯油配達価格１５８６円
    ○　国際帝石、５月にブラジル事務所開設
    ○　東ガス、庄内風発株式を一部譲受
    ○　東工取、３月海外委託売買高が過去最高値

石油通信社

ＨＳ／ＬＳ１万２千円超の大幅値上げ ＪＸ、４～６月Ｃ重油仕切特約店に通知

ＪＸ日鉱日石エネルギーは22日、特約店に23年４～６月のＣ重油仕切基準価格を通知した。特約店筋によると、ＨＳ重油はサルファー３％、サイト60日、平水湾内運賃ベースで23年１～３月決定価格比１万２１００円値上げ、６万６９５０円／kl。ＬＳ重油はサルファー０・３％、サイト30日、平水湾内運賃ベースで１万２４１０円値上げ、７万４５４０円／klとなっている。

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◎　ＨＳ／ＬＳ１万２千円超の大幅値上げ　　　　　ＪＸ、４～６月Ｃ重油仕切特約店に通知
○　ＨＳＣ重油 体系価格23年４～６月（仕切基準）
○　ＬＳＣ重油 体系価格23年４～６月（仕切基準）
◎　ＳＳ復旧・資金繰り支援で166億円計上　　　 １次補正、津波補償が不明確との声も
◎　ＥＭ２週ぶり値上げ、ＪＸ据え置き　　　　　　　元売週仕切、昭シは３週連続値上げ
◎　石油エネルギーの再評価強く求める　　　　　原発事故への不安、利便性高い灯油
◎　モービル１センター併設３８９ヵ所　　　　　　　 ＥＭ、３月現在エクスプレスＳＳ数
◎　ボンベ回収などに100人派遣　　　　　　　　　 エル協まとめ被災地復旧活動

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　ＥＭ、陸前高田仮設ＳＳ設置完了
    ○　コスモ、支店長会議開催
    ○　高速休日上限１０００円中止へ
    ○　経産省、被災地の供給確保状況
    ○　エネ庁、仮設ミニＳＳ設置状況
    ○　米企業好決算でＷＴＩ続伸
    ○　全石、農林漁業部会震災状況検討
    ○　週平均ＴＴＳレート83・55円
    ○　一次補正、中小企業対策で約５千億円
    ○　岩谷産業、記者懇談会開催
    ○　日協、英語版サイト公開
    ○　経産省、震災で中小企業対策
 
  ◎東工取の先物相場と出来高の推移（４月18日～22日）

石油通信社

火力発電にＡ重油供給で対策を検討 石連、原発事故で長びく電力不足で

石油連盟は、福島第一原発事故などで電力不足が長期に及ぶことも想定し、通常はＣ重油のみを用いる石油火力発電にＡ重油を使用するよう電力業界に要請する方針。政策委員会で具体策がまとまり次第、東京電力など電力各社や経済産業省に要請する見通し。

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◎　火力発電にＡ重油供給で対策を検討　　　　石連、原発事故で長びく電力不足で
◎　輸出再開、生産体制の見直し　　　　　　　　 石油業界、供給体制再構築へ
◎　キャノピー夜間消灯、輪番休業も　　　　　　 ６月からＳＳで節電対策推進
◎　備蓄義務量45日分据え置き決める　　　　　経産省、被災地への燃料放出継続
◎　ガソリン、灯・軽油など続落　　　　　　　　　　４月３週の石油製品業転動向弱含み
◎　津波被害甚大、政府支援望む　　　　　　　　被災地オートガススタンドの現状

◎　ニュース・フラッシュ
    ○　ＥＭ産燃向け、全油種据え置き
    ○　ＪＸエネ、５月の潤滑油卸価格値上げ
    ○　エネ庁、仮設ミニＳＳ設置状況
    ○　経産省、燃料油供給確保状況
    ○　ＪＸＨＤ、被災者へ童話の花束贈呈
    ○　日正汽船と雄洋海運来年４月合併へ
　　○　ＪＢＳＬ副代表職務執行者に濱元氏
    ○　伊藤忠エネ、東日本大震災の被害状況

◎　週末に想う

石油通信社