石油通信社のブログ

石油通信社は、石油エネルギーを中心とした情報を発信しています。

吉川油脂が供給、ENEOSのSAF原料にも   イトーヨーカ堂、都内全店舗で廃食油回収開始

2024-08-30 07:20:55 | 日記

イトーヨーカ堂は9月1日から、専用リターナブルボトルを使用した家庭系廃食用油の回収を東京都内の全店舗に拡大する。回収した廃食油は吉川油脂が加熱分解・不純物を取り除いて石鹸や洗剤などの原料として供給するほか、ENEOSが2027年以降に和歌山製造所での生産開始を目指しているSAF(持続可能な航空燃料)の原料としても供給される。
今回の取り組みは、これらの各社に加え、エネルギー関連の商社、野村事務所が専用リターナルボトルを開発。協力者が手軽に廃食油を回収し、店舗に持ち寄ることができるようにした。東京都はこの取り組みに対し補助を行っている。

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異例の次年度概算要求額を「先出し」   GX実行会議、今後のたたき台示す

2024-08-29 06:15:55 | 日記

政府は27日、GX実行会議を開催し、年内をめどに策定されるGX2040ビジョンに反映されるたたき台が示されたほか、総額1.2兆円規模(複数年で1.6兆円規模)の2025年度GX関連概算要求案が示された。
今回の会合ではまず、齋藤健経済産業相兼GX実行推進担当相が、これまでの検討内容と有識者にヒアリングを行ったGXリーダーズパネルで把握した課題をふまえ、GX2040ビジョンに向けた検討のたたき台を示した。

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来年1月までバイオ燃料100%走行試験   JR西日本、伊藤忠エネクスがRDを供給

2024-08-28 07:22:28 | 日記

伊藤忠エネクスが供給する次世代バイオディーゼル燃料を100%使用した、西日本旅客鉄道(JR西日本)によるディーゼル鉄道車両の走行試験が9月3日からスタートする。営業鉄道車両によるバイオディーゼル100%を燃料に使用した走行試験は国内初となる。実証は来年1月末まで実施し、2025年度以降の本格導入を検討する。
伊藤忠エネクスが供給するバイオディーゼル燃料は、Neste MY Renewable DieselおよびNeste社製のリニューアブルディーゼル(RD)で、「従来のバイオディーゼルに比べ、水素化精製という過程が加わるため性状が安定しているのが特長」(伊藤忠エネクス・千村裕史執行役員産業ビジネス部門長)としている。
走行試験には2両の気動車を使用し、岩徳線(徳山~岩国間)の朝夕のラッシュ以外の時間帯で走行し、データを収集する。車両の前面および側面には「Switch! SUSTAINABLE TRAIN」と表示されたシールを貼り、乗客にも取り組みが認識できるようにする。「本格導入に向けた最終ステップにしていきたい」(JR西日本・広岡研二理事中国統括本部広島支社長)としている。

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レギュラー5%増、長時間移動で需要戻る   お盆期間高速道路SS販売、軽油は▲1%

2024-08-27 07:00:49 | 日記

高速道路会社3社によるお盆期間中=8月8日(木)~18日(日)の高速道路サービスエリア・パーキングエリア内SSの販売量がまとまったが、ガソリンは前年同曜に比べ4%増となっている。このうちハイオクは▲2%、レギュラーは5%増となる。
今年は交通集中による渋滞が前年に比べ増加。さらにお盆終盤に関東地方をかすめた台風7号や、政府が8月8日から1週間程度注意を呼び掛けた、南海トラフ地震臨時情報などによる交通への混乱はあったものの、今年は暦に恵まれていたことや、記録的な猛暑による影響がレギュラーを中心にガソリン需要を押し上げた可能性がある。

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来年2月で節目、未来基地構想へ活動は継続   ENEOS「和歌山の今後」でトップ報告会

2024-08-26 07:39:10 | 日記

ENEOSは22日、和歌山県有田市内で和歌山製油所エリアの今後の在り方に関する検討会の第7回定例会(トップ報告会)を開催し、昨年10月の中間とりまとめで示された、未来環境供給基地構想の進捗を確認したほか、来年2月に開催される第8回のトップ報告会をもって定例会としての開催を終了し、それ以降は必要に応じて会合を開催する臨時会として活動していくことを確認した。
この会合は、昨年10月に原油処理を停止したENEOS和歌山製油所(現和歌山製造所)の跡地の活用方法を検討するため、製油所の閉鎖方針が打ち出された直後の2022年2月に初会合を開催。関係者が事務レベルでの調整とともに、定期的にトップ報告会を開催している。

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