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生成AIで環境一変、デジタル赤字を防げ GX実行会議、2040年ビジョン策定へ

2024-05-16 07:20:04 | 日記
政府は13日、GX実行会議を開催し、グリーントランスフォーメーションの加速に向けて「GX2040ビジョン」の検討作業を進めることを確認。GXリーダーズパネル(仮称)を通じた検討とともに、今年度中に改定される見通しのエネルギー基本計画の策定作業を開始することを確認した。
このうちGXの中心でもある再生可能エネルギーなどを活用した電化対策について、これまでは省エネの進展で徐々に電力需要が減少するとの見通しもあったが、生成AIの爆発的な利活用拡大により、電力需要が伸びるとの見方に一変。国内で半導体工場の建設が進むほか、海外企業が日本国内にデータセンターを設置したりするなどの動きもあり、供給する電力と送電設備の確保が急務になると指摘。他方で大手電力会社は東日本大震災以降、財務体質が悪化し、さらに電力小売自由化で自社の電力需要が見通せない中で新たな投資に消極的になる傾向にあることから、GXに関する2040年ビジョンを示すことで、投資が進むような環境を整備することを示す。

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1 コメント

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マルテンサイト千年 (グローバルサムライ)
2024-05-20 15:46:36
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。

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