石油資源開発(JAPEX)は28日、マレーシア国営エネルギー会社ペトロナスとマレーシアにおけるCCS(CO2貯留・回収)に関する共同スタディ実施に合意し、覚書を締結したと発表した。
この共同スタディでは、JAPEXとペトロナスで、「CO2地中貯留の実施を視野にした適地調査」や「技術的な検討」について、マレーシアのサラワク州ビンツルにあるペトロナスのLNG基地からのCO2回収・輸送に加え、将来的な「マレーシア国外からのCO2受け入れの可能性」を含めた検討も行う。
共同スタディの期間は20ヵ月程度で、候補地におけるCO2貯留可能量と最適な貯留方法などのCO2の地中貯留技術、排出量や回収可能量の試算を含むCO2の最適な回収・輸送方法、地中貯留したCO2のモニタリング手法などの評価を行うほか、今後の実証試験や事業化を視野に、経済性の試算や事業スキームの検討、CCSに関する法制度の調査なども行う予定。
JAPEXは、日本におけるCCS実証試験などの知見があり、こうした知見を活用しながら、国内外でCO2実質排出量の削減に貢献する事業の機会を追求していたが、ペトロナスの方向性が一致したことから合意に至った。
石油通信社
この共同スタディでは、JAPEXとペトロナスで、「CO2地中貯留の実施を視野にした適地調査」や「技術的な検討」について、マレーシアのサラワク州ビンツルにあるペトロナスのLNG基地からのCO2回収・輸送に加え、将来的な「マレーシア国外からのCO2受け入れの可能性」を含めた検討も行う。
共同スタディの期間は20ヵ月程度で、候補地におけるCO2貯留可能量と最適な貯留方法などのCO2の地中貯留技術、排出量や回収可能量の試算を含むCO2の最適な回収・輸送方法、地中貯留したCO2のモニタリング手法などの評価を行うほか、今後の実証試験や事業化を視野に、経済性の試算や事業スキームの検討、CCSに関する法制度の調査なども行う予定。
JAPEXは、日本におけるCCS実証試験などの知見があり、こうした知見を活用しながら、国内外でCO2実質排出量の削減に貢献する事業の機会を追求していたが、ペトロナスの方向性が一致したことから合意に至った。
石油通信社