石油通信社のブログ

石油通信社は、石油エネルギーを中心とした情報を発信しています。

好調だったディーゼル乗用車の伸びにかげり 1月末の保有台数、HV車一人勝ち時代へ

2020-06-30 07:18:52 | 日記
国土交通省集計による2020年1月末現在の自動車保有台数がまとまった。総計は8231万805台(前月比▲3万957台)と2ヵ月連続で減少している。
1月末の保有台数をみると、堅調だったディーゼル乗用車の伸び率がやや鈍化するなど、ディーゼル車全体にややかげりが見える一方、ハイブリッド車は好調な伸びとなっており、ガソリン車やLPG車からの置き換えを含めてハイブリッド一人勝ちの構図が見え始めている。

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出光SSでも非接触ツール 「DrivePay」7月から先行展開

2020-06-29 07:33:56 | 日記
出光興産(出光昭和シェル)は7月1日から、非接触ICチップを内蔵したキーホルダー型決済ツール「DrivePay」を一部の出光SSで先行展開する。
現在はシェル系SSで展開している非接触決済ツール「Shell EasyPay」との相互乗り入れはできないが、9月には全国の出光SS(フル・セルフ)に展開し、さらに利用できるSSを拡大する。
なお、「DrivePay」の新規発行は出光系のセルフSSのみで行うが、利用については「DrivePay」対象フルサービス、セルフのどちらの出光SSでも可能。「DrivePay」は、出光昭和シェルの2020年度のリテール目玉施策のひとつとして注目されていた。

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油価急落で大幅値下げ、LS独自算定 ENEOS、4~6月C重油仕切価格

2020-06-26 07:22:13 | 日記
ENEOSが大手需要家との間で交渉していた2020年4~6月のHSC重油仕切価格が25日、決着したが、3月以降の油価急落で2万円を超える値下げとなった。
また、LSC重油については、電力用C重油の需要構造が大きく変化するなかで、今回は需要家との交渉を行わず、これまでのフォーミュラを踏襲したうえで、算出したが、こちらも3月以降の油価急落を反映し3万円近い大幅値下げとなった。HSCは2期連続の値下げ、LSCは3期ぶりの値下げとなる。

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ENEOS、出光昭シとも1円値上げ 元売週仕切、2週ぶりに値上げを通知

2020-06-25 07:52:15 | 日記
石油元売各社の6月第4週から1週間の仕切価格は、原油コストが上昇していること受けて各社とも前週比1.0円値上げを通知している。
先週から今週にかけての原油価格は、中南米やアフリカなどでCOVID-19の感染拡大は続いているものの、欧米などの経済活動の再開で石油需要が予想以上に回復してきていることから、油価は全般的に強含みで推移した。供給面でもOPECプラスが7月まで行っている協調減産を8月も継続するとの見方が浮上したことや、協調減産の状況を確認する共同閣僚監視委員会の監視体制が続くなど、産油国が減産順守に向けて本腰を入れていることなども下支えとなった。
なお、元売各社の仕切価格は、5月以降、サウジアラビアの原油価格に対する調整金が月に一度反映される傾向が続いている。4月積と5月積はアラビアンライトでそれぞれ1バレル当たり6.00ドル、4.20ドル引き下げられたため、4月末や6月初旬に通知された仕切価格に値下げ要因として反映された。6月積は1.40ドル引き上げられたため、来週の仕切価格の改定幅に反映される可能性がある。その場合は、仕切価格へのインパクトは1円程度の値上げ要因となり、コスト改定とは別に加算される。

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19年の原油・石油製品市場規模は頭打ち BP統計最新版、米中貿易摩擦など影響

2020-06-24 07:38:20 | 日記
BPはこのほど、BP統計最新版を発表した。このうち2019年の世界の国・地域別の原油輸出入量(域内の移動を含まない)は、4496万4千BD(前年比▲0.5%)とほぼ前年並みとなった。
国・地域別でみると、19年に純輸出国に転じた米国は、輸入679万6千BD(▲12.5%)に対し輸出276万6千BD(49.4%増)となっている。
また、ロシアは輸入がほとんどなく、輸出が574万6千BD(4.2%増)と原油輸出に経済が大きく依存する構造が続いている。中東は輸入80万7千BD(24.5%増)に対し輸出は1853万6千BD(▲7.1%)に減少。このうちサウジアラビアの輸出は719万8千BD(▲2.4%)と9月のサウジ石油施設攻撃による一時的な生産能力減少などの影響がみられる。

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