コスモ石油マーケティング主催のコスモMyカーリース第7回接客ロールプレイングコンテストのエリア予選がスタートした。5日には宮城県仙台市内で東北エリア予選が開催され、9名の選手の中から、北日本石油の渡部選手と杉山選手が本選出場を決めた。
協議は、今年も①30代男性②50代男性③20代女性④50代女性の4つの顧客設定で接客技術を競った。前回からの変更点は、エリア予選が6エリアから5エリア(北海道、東北、関東、関西、西日本)に変更(中部エリアの選手は、関東または関西エリア予選に参加)、競技時間も前回は予選・本選とも30分だったものが、今回は予選35分、本選40分に拡大された。
このほか、前回は全エリアの日程終了後に本選出場者を決定していたが、今回は予選当日に出場者が決定。競技時間変更にともない本選出場者が16名から12名に変更され、あわせて各エリアの本選出場枠に漏れた成績上位者を選出するワイルドカードも廃止された。
アストモスエネルギーは、防災ビジネスを拡大する。次世代風力発電機の開発を行っているスタートアップ企業のチャレナジーが開発した次世代マイクロ風力発電機 TypeAをアストモスエネルギー金沢ターミナル(石川県金沢市)に設置し、実証を開始した。
アストモスエネルギーは再生可能エネルギー利用拡大に向け、2022年5月にチャレナジーに出資を行っている。チャレナジーは2011年3月の東日本大震災を契機に垂直軸型マグナス式風車発電機の開発を開始。今回はアストモスエネルギーとの協業では初めての風車設置となった。
次世代マイクロ風力発電機 TypeAは、高さ6mのベースに風車、太陽光発電設備、衛星通信(スカパーJSATのExBird)、大型蓄電池が設置され、さらにガス式発電機、ポータブル蓄電池がセットになる。将来的には500万円程度で販売したい考え。
なお、このシステムは系統連携されておらず、災害時には足下を照らす照明や、スマートフォンの充電、Wi-Fiに接続することによるインターネットからの情報入手も可能になる。
石油情報センターがまとめた、2023年度末(2024年3月末)のセルフSS数によると、セルフSSの総数は1万829ヵ所で前年度比108ヵ所増加している。
SSはコロナ禍以降も地震や豪雨など、近年多発する災害において地域の人々を支える存在となっている。政府は今年末を目標に第7次エネルギー基本計画の策定作業を進めているが、現行の計画に示されている「平時・有事を問わずエネルギー供給の最後の砦」としての役割はさらに高まるものとみられている。
なお、今回のデータと、資源エネルギー庁がまとめた、2023年度末現在の登録SS数をもとにセルフ化率を計算すると39.5%で前年度比1.2ポイント上昇するなど、40%に迫る勢いとなっている。都道府県別では、山口のみ0.7ポイント下落しているほかは、上昇している。
このほど就任した、山下隆一中小企業庁長官は、業界紙の共同インタビューで「日本は、デフレ経済からの脱却と、成長経済に戻すという2つの正念場を抱えている」などと強調した。
全石連などが展開する、満タン&灯油プラス1缶運動の関連ベント「ドライブイン避難訓練」が1日、イオンモールむさし村山(東京都武蔵村山市)で開催され、一般参加者が近年多発する災害に対する車中避難のポイントと、ガソリン満タンや灯油プラス1缶の重要性を学んだ。
当日は一般募集したマイカーユーザーなどが参加。後半は、3児の母でタレントの藤本美貴さんを交えて、エコノミークラス症候群にならないためのエクササイズ(足じゃんけん、ふくらはぎマッサージ)などを体験。自身もキャンピングカーでの車中泊や簡易トイレを使用した経験がある藤本さんは、出身地の北海道で2018年に発生した胆振東部地震での親族の経験や、子育ての中で災害の重要性を感じ、普段から非常食や簡易トイレの準備、家族がバラバラに外出している際に災害が発生した場合の集合場所を話し合い、「状況によってはその場にとどまり、無理に帰ってこなくても良いと話し合っている」と説明。一方で「被災とは、どこか他人事のように考えている部分もあった。車中で用を足す際の目隠しなどは考えていなかった。何を準備すればいいかを考えていきたい」と感想を述べた。