(
つづき)
3. 棋譜再生機能の起動時に盤面の記号が表示されないところがあった。
具体的には5面の竜星戦の記事。
「白54の前に白92黒Aツギを換わっておえば…」
という文章があるのですが
棋譜再生機能で白54の局面に合わせても
92は当然ながら、Aも表示されないので
サッパリわからない。
1面は大丈夫だったので、棋譜再生の設定ミスでしょうか?
ただ今までの慣例である「白92に打つほうが良い」という書き方は、
今後、棋譜再生機能付電子書籍では通用しないですね。
4. 棋譜再生機能で任意の局面にすぐに飛べない。
よって上の「白54で…」の局面で、白92とはどこか知るためには、
コントローラで1手1手進めなければならないのです。
コントローラもやや小さく押しやすいとはいえないので、
これが30手以上進めるとなると結構面倒。
また、しょうがないので一度棋譜再生機能を終了して、
紙面の盤面図で白92を確認してから、また棋譜再生に戻ると、
また最初の局面に戻ってしまう。
そこから白54まで棋譜を一手一手進めなければならず、
これはハッキリと「
イライラ」。
この時点で棋譜再生を使って紙面を読むのは諦めました(汗)。
5. 棋譜再生機能のコントローラーが画面一番下に固定される。
これによって棋譜再生機能を起動しながら紙面の一番下の文章を読むと、
文章とコントローラーが重なって読めないことがあります。
仕方なくフリックして紙面を動かすのですが、
すぐ戻ってしまうので何度もフリックせざるを得ず、
これまたちょっと「イラッ」っと…(汗)。
6. 全部の盤面に棋譜再生機能がついているわけではない。
基本5/16号の参考図には棋譜再生機能はありませんでした。
また「これぞプロ」や「棋戦情報」などに掲載されている
総譜がない部分手順のみの盤面図にも棋譜再生機能はなし。
通常これらは手順自体が短いので、まぁ問題ないのですが、
9面「これぞプロ」の園田vs大淵浩戦は、偶々手順が長かったので、
「これに棋譜再生機能がついていたらな」と少し残念でした。
その辺、今後臨機応変に対応していただけたらと思います。
(つづく)