これも既に見かけてから半月ぐらい経っているので、
最早、紹介の旬を過ぎた感じだけれど、
「即戦力の手筋」に続く薫鉉(チョ・フニョン)流実戦囲碁講座、
「究極の定石発想法」のPART1が出ている。
物々しいタイトルだが、
とりあえずPART1の中身は極普通の定石カタログ。
星の定石を8型、小目(目外し)の定石を4型、
そして複合定石と題して、
下のようないわゆる「カナボーの一つ覚え」で発生する
定型の中の1型を紹介している。
「最新」とあるが韓国の昔の本を翻訳した本なので
実際はいずれも2000年前後に発売された、
李昌鎬プロの「世界の新手・新型」(日本棋院)、
加藤正夫プロの「世界の新手・新定石」(河出書房新社)などで
既出の「近年の型」ばかり。
今となっては新味はあまりない。
よって現状では値段と比較的豊富に掲載されている
韓国での実戦例以外に魅力は乏しいが、
「全部で20型を紹介する予定」のうち、
本書で既に13型を紹介している。
あるいはPART3辺りで、タイトルから連想される
「自然に定石が打てるような発想法」
が示されたりすれば、評価が覆るかもしれない。
最早、紹介の旬を過ぎた感じだけれど、
「即戦力の手筋」に続く薫鉉(チョ・フニョン)流実戦囲碁講座、
「究極の定石発想法」のPART1が出ている。
物々しいタイトルだが、
とりあえずPART1の中身は極普通の定石カタログ。
星の定石を8型、小目(目外し)の定石を4型、
そして複合定石と題して、
下のようないわゆる「カナボーの一つ覚え」で発生する
定型の中の1型を紹介している。
「最新」とあるが韓国の昔の本を翻訳した本なので
実際はいずれも2000年前後に発売された、
李昌鎬プロの「世界の新手・新型」(日本棋院)、
加藤正夫プロの「世界の新手・新定石」(河出書房新社)などで
既出の「近年の型」ばかり。
今となっては新味はあまりない。
よって現状では値段と比較的豊富に掲載されている
韓国での実戦例以外に魅力は乏しいが、
「全部で20型を紹介する予定」のうち、
本書で既に13型を紹介している。
あるいはPART3辺りで、タイトルから連想される
「自然に定石が打てるような発想法」
が示されたりすれば、評価が覆るかもしれない。