対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

ゾーンプレスにカムアラウンド

2006-02-23 03:25:32 | スポーツ
予想通り囲碁ファンにも、チラホラハマった人が出現したカーリング観戦だが、本家(?)のプロ棋士の間では話題になっている様子はない(私の知る範囲で)。
もっとも我々の知ることのできる範囲が、限られているせいもあるだろうが。

この競技に絶対ハマりそうだと思うのが、王銘エンプロ。
競技の性質が台湾で人気のボーリングに近いということも勿論だが、もう一つ王銘エンプロの提唱する「ゾーンプレス」とマッチしそうというのが、その根拠。
「come around(外回りからのエグリ)で、相手のguirdを崩し、No.1ストーン(盤中で最大の要石)を狙って、take out(取る)」なんて、自分で書いていて意味不明だが、そのまま「ゾーンプレスパーク」に出てきても全く違和感がないと思う。
実際にこの本には「No.1メリット」とか「センターポジション」なんて用語が出てくるし…。

加茂ジャパンも「基本定石事典」の内容ぐらい古いので「ゾーンプレスパーク」の用語もリニューアルをしてはみてはいかが(笑)?

笑顔のフィニッシュ

2006-02-22 18:24:48 | スポーツ
無事これ名馬なり
島谷さんのブログで目に留まったこの言葉が、フィギュアショートプログラムの最中、頭の中でリフレインして離れなかった。
それだけに荒川選手の演技が無事終わったのが嬉しくて嬉しくて、また涙腺が緩みそうだった。
良い演技でスタートしたと思う。
安藤選手のミスや、村主選手の演技に点がもらえなかった事を合わせて
「彼女達が満足いく滑りができれば、他の選手は関係無い」
という思いを強くした。

演技の終わりのポーズの瞬間、彼女達の顔に会心の笑みが浮かんでいることを、望んでやまない。

ミーハーファン宣言

2006-02-22 03:27:09 | スポーツ
カーリング女子の奮闘が終わった。
これでトリノも、あと少しという気分である。

彼女達の笑顔をあと2試合、本当に観ていたかったが仕方ない。
チームの出足も、そして私の観戦応援の出足も遅かったのだから。
第一ソルトレークにも出ていた小野寺、林両選手をチェックしていなかったのだから何をかいわんや。

スキップ、小野寺選手のベストショットは試合終了後の泣き笑顔。
ベストショット違い。
もし金メダルでも取って、泣き笑いの顔でテレビに向かって手を振りながら、
「おばあちゃん、優勝しちゃったよ」
なんてやられたら、私のheartはdoubleどころか、triple take outされてしまったに違いない。

最終日はイタリアとスイスとのダブルヘッダーということで、カーリングの上手い下手、運不運の部分が良くわかって勝ち負け以外でも興味深く観た。
最終戦は、中継が始まった直後に大量リードされたのだが、その後の追い上げに感嘆。
最後は2エンドを残しての投了だが、十分に楽しませていただいた。

しかしながら小野寺選手、林選手は現役続行が微妙だそうである。
憶測だが年齢のためということはあるまい。
他の国の代表には52歳の人もいるらしいし、相手チームのほとんどが日本チームよりご年配とみた。
恐らく日本に続ける環境が整っていないのだろう
後進に席を譲るという部分もあるのでは?

他の国のカーリング選手は、普段どうやって生活しているのかしら?
カナダには900ものカーリング場があるというのだから敵わない。
いっそカナダに移住してはどうかなぁ?

勝手なことをいっているが、またバンクーバーで小野寺選手に手を振って、
「おばあちゃん」
とやってほしくてたまらないのである。
他の選手を見てみたい気分もあるけれど、あのポーズだけは彼女しかハマらないと思う。
ここに女子バレーボールに続いて、女子カーリングの「ミーハーファン宣言」をしたい。

今日の夕刊をみたら、NHKに彼女達が生出演していたんだ!
見逃した(涙)!

また適当にgoogleで検索していたら、ここまでの女子カーリングのあゆみに関するページがあった。
こちらは今書いた、日本のカーリング事情の資料。

それからそれから。
女子カーリング『ソルトレーク五輪』日本代表(小野寺、林選手も一員)をモデルにした映画「シムソンズ」が、ちょうど今公開中らしい。
映画関係者もニコニコだろうな。
今回のトリノの試合とセットでDVDボックスになったら、買ってしまうかもしれない。
囲碁も「ヒカルの碁」の実写版とか、どぅ?

女子カーリング英国代表

2006-02-21 17:36:45 | スポーツ
ほぼ日刊イトイ新聞トリノ企画の1コーナー、「この選手は◯◯に似ている」は、あまり頷けるものが多くないのだが、
「女子カーリング英国代表のスキップがジェフ千葉のオシム監督!」
には参った。

御大が女子!
御大がスキップ!
御大の石がCome Around!

ヒィー!
恐いー!
勘弁シテー!

だが一方で、見てみたくもある。
実はオシム監督は、私が「囲碁を覚えたら、どういう打ち回しをするのか見てみたい」人でもあるし。

しかし件のスキップは他に、オリバー・カーンだとも言われていたが、女性に対してあんまり。

名実況アナウンサー

2006-02-21 03:41:11 | スポーツ
「見える?」(カーリング小野寺選手がチームメイトに掛けた言葉)
「見えてます」
「思わず答えてしまいました」
(実況の刈屋アナ)

あさださんのみならず、日本中のニワカオリンピックファンを沸かせた刈屋アナウンサーは、アテネオリンピックの団体体操でも
「伸身の新月面の放物線は、栄光への架け橋だ!」
の名実況で、一躍有名になったNHKアナ。

ちなみに相撲実況でもこんなことをやって、相撲ファンを沸かせたらしい。
ボケから感動まで、なんでもござれ。

将棋の岩根忍プロと結婚し、またJリーグでお馴染みの泉浩司アナウンサーも、是非この境地を目指していただきたい。

放送予定でなかった、女子カーリング予選最終戦対スイスが急遽ライブで放送される見込み。

2/22追記:
カーリングの名解説者の小林さんも銘記しておかないと。
バンクーバーに備えて。

団体ジャンプは厳しいなぁ、伸びないなぁ。
あのビドヘルツルがあれしか飛べないんだから、実力維持するのが大変なんだろうなぁ。

碁ワールド3 月号

2006-02-20 20:32:18 | 棋書
棋戦検討は、高尾研(本因坊、名人、金七段、溝上八段)による棋聖戦第1局解説。
nipparatさんが検討していた図が出てくるかと読んでみたが、そもそもその図がどういう意味で、どういう図だったか覚えていなかったので無意味だったというオチ。
ともあれ羽根棋聖の見損じと、単純に片付けられるほど単純な一局だったという訳でもなかったようだ。

読み切り講座は淡路九段の「打ち込み」。
「アマの目サトルの目」では三星火災杯決勝を解説している。
オーソドックスな作りにふと、中韓国の囲碁雑誌がどんなだか知りたくなった。

カーリングと囲碁

2006-02-20 02:32:15 | スポーツ
カーリングは「氷上のチェス」というより「囲碁」、という意見には賛成である。
どちらも「石の方向」が重要だしね。
もっともチェスほど囲碁がワールドワイドでないのが、そう呼ばれない原因か。

石を使っている以外にも、例えば石を中心点の前の方に並べて、相手が中心点に石を置きにくくする戦略があるのだが、これなんかも「厚み」と「実利(より中心に近い点を狙っていく)」と置き換えてみると、囲碁ファンにはわかりやすいのではないだろうか?
「ここに、こう石を置いていくのかな?」
「なるほど、そういう狙いか!」
など呟きながらの観戦は、囲碁の対局を観ているときそのままである。

プレイヤーのキリッとしたした眼差しを
「将棋や囲碁の棋士みたいだ」
と評していたサイト(囲碁関係でない)もあったし、日本棋院はカーリング協会とのタイアップを考えてみてはどうかと思う。

すっかり「オリンピック」でなく「カーリング」をみる日々になってしまった。
小野寺選手と林選手の競技中のクールビューティな表情と、ナイスショットを決めた時のハシャギっぷりの落差に、もうメロメロ。
そして決め手はマリリン(=本橋選手)!
何だかナンパしたくなるようなの気に入り方ではないのだけど、観ていると不思議と癒されるのである。
あ、勿論マスコットの目黒選手も忘れてませんよ。

そしてついには今日、前回金メダルの英国を投了に追い込むという快挙!
日増しに盛り上がっている。
メダル云々で一喜一憂するより、この競技やこちらのサイトを見て、オリンピックを最大限に楽しむのが吉。

他の競技だと例えば女子スピードスケート1000mを今観戦中だが、同走の選手の影響とかあって、何だかスッキリしない。
ショートトラックなんて、妨害に巻き込まれたりして観ていてつらくなってしまう。

碁石を磨く

2006-02-19 19:13:37 | 雑談
連日の棋譜並べで、蛤石が手垢で汚れてきた。
時間があったので、全部磨く。

当然、水は厳禁!
なので布で一つ一つ磨いていくのだが、この作業が私には気が遠くなるくらい苦痛。
今、その時の状況をこうして書きながら思い出すだけで気分が悪くなる。
異常体質なのだろうか…?
みなさんはどうですか?
どう手入れしますか?

一応、全部磨き終えたが、再び磨く元気は起きそうにない。
欠けたりするのも気になるし、手入れのことを考えても、やはり日常用に廉価のガラス碁石かプラスチック碁石を、買ってこなければなるまいと思った。

スポーツの性差

2006-02-19 06:38:13 | スポーツ
女子カーリングをみていてまたまた思ったのだが、そもそもこの競技で男女を分ける必要があるのだろうか?
男子の方がより強くスイープすることが出来るので、思い通りに石を止めることが容易いのかもしれないが…。
「氷上のチェス(どちらかというとチェッカー=ハサミ将棋だと思うが…)」だから、体力勝負というより頭脳勝負。
囲碁将棋と同じく、性差があまりない競技だと思うのだけど。

そうそう。
互いに考慮時間ともいえるような、時間制限があるのが面白かった。
時間切れ負けとかあるのかしら?

そのカーリング。
先ほど終了した首位スウェーデンとの試合は大激戦だった。
もう日も昇ってきたのに、思わずテレビの前に座り、見入ってしまったほど。
NHK杯でも、こんなに夢中に観戦したことはない(苦笑)。

結局、延長の末惜しくも敗れたが、あれは相手スキップのラストストーンを褒めるしかないと思う。
スキップの小野寺選手の投げた石まで、先攻としては理想とも言える展開だったのだから。
1回キリの延長で、先攻になったのが不運だった。
また延長に入る前に、細かい石の位置の差で1点を失ったことなど、悔やまれるところもあったが、それは人がやるゲームだから仕方ない範囲。
首位相手に素晴らしい試合だったと思う。
このメンバーを決勝トーナメントで応援したいなぁ。

素晴らしいと言えば、ラージヒルジャンプの金銀独占したオーストリアコンビのジャンプも素晴らしかった。
軒並み120mから130mで争われていた中、139mと140mのジャンプは文句なし。
ラージヒルジャンプの爽快さを、存分に味合わせてくれた。
岡部選手をはじめ、日本選手は残念だが残る団体で頑張ってほしい。

追記:
先攻、後攻は前のエンドで、得点を取った側か先攻に回るのかしら?
他のブログを漁っていたらそんな記述がありました。
なるほど。
となると、延長で日本が先攻になったのは仕方なかったのね。
音声切って観戦しているから、細かい用語、ルールは実は何も知らなかったり。

イナバウアーの復活

2006-02-18 23:14:54 | スポーツ
「イナバウアー…、イナバウアー…」

女子フィギュアスケート、荒川静香選手の必殺技。
その美しさから世界選手権制覇の原動力とも。
しかし2004年のルール改正で点数にならなくなったのですと!
をぃをぃ、そんなことあるのかいな…。

で、これを組み込むと曲の長さが足りなくなるので、荒川選手はこの技を封印していたのだけれど、トリノに来て曲目を変更、強引に組み込むことにしたらしい。

しかもここまで練習してきたプログラムは変更せず、曲の方を「演技に合わせて編集してしまう」というウルトラCの荒業まで!

す、スゲー!
これぞ文明のなせる技。
いかにも日本的なり。
それともフィギュアでは日常茶飯事なんでしょうか?

というわけで復活した「イナバウアー」。
名前がワタシ的にお茶目な感じがして気に入ってもいる。
フィギュアは安藤選手の4回転と並んで、観戦の時に注目したいと思う。

「イナバウアー…、イナバウアー…」