もう昨日の話だが、囲碁国際団体戦である農心杯で日本が優勝したそうである。
その快挙の立て役者は、最後に3連勝をして中韓をブッコ抜いた依田プロ。
正直第3ラウンドが始まった時は、優勝条件の厳しさから荒川選手の金メダル以上に期待していなかったが、それを見事に裏切ってくれた。
特にこの大会で無敗を誇っていたイー・チャンホを撃破したのは凄い!
おめでとうございます。
最終戦の棋譜をみる機会があったが、白6までの黒は加藤先生が得意としていた布石。
ちょうど今並べている棋譜もこの出だし(ただし白の一方が三々)なので、驚いた。
タスキの布石そのものをあまり見かけないのだけど、よくある布石なのでしょうか?
黒7で左下にコスむ形やその一路下にケイマする形が加藤流なのだが、ここが二間高バサミなのは、秀策流における秀策のコスミが、現代では二間高バサミなのと通じるのかしら?
加藤先生が背中を後押しをしたような勝利に感じられた。
「それなら去年も後押ししてくれれば」
といわれそうだが、そこは加藤先生と共通点の多い依田プロだったからということで…。
イー・チャンホも不出来な感じだが、「魔物にとりつかれた」というより、今までのイー・チャンホが魔物そのものだった気がする。
CSK杯や去年の農心杯をみても、団体戦ならまだ中韓と勝負できているようにみえる。
今回は例えば韓国側にチョルハンやセドルプロがいなかったということを考えても、単純にこの勝利が日本の復権には繋がるというわけにはいかないだろうが、それでも何らかのヒントがこの団体戦にはありそう。
上手く分析して、個々人の糧に転化していただきたいものである。
棋聖戦は…、勝敗はともかくもう少し長くみたかったのが本音。
追記:今回の農心杯は羽根直樹プロも活躍していましたな。
銘記しておかないと、忘れてしまう…。
羽根プロがタイトル挑戦の可能性のある直近の棋戦は…本因坊?碁聖?
その快挙の立て役者は、最後に3連勝をして中韓をブッコ抜いた依田プロ。
正直第3ラウンドが始まった時は、優勝条件の厳しさから荒川選手の金メダル以上に期待していなかったが、それを見事に裏切ってくれた。
特にこの大会で無敗を誇っていたイー・チャンホを撃破したのは凄い!
おめでとうございます。
最終戦の棋譜をみる機会があったが、白6までの黒は加藤先生が得意としていた布石。
ちょうど今並べている棋譜もこの出だし(ただし白の一方が三々)なので、驚いた。
タスキの布石そのものをあまり見かけないのだけど、よくある布石なのでしょうか?
黒7で左下にコスむ形やその一路下にケイマする形が加藤流なのだが、ここが二間高バサミなのは、秀策流における秀策のコスミが、現代では二間高バサミなのと通じるのかしら?
加藤先生が背中を後押しをしたような勝利に感じられた。
「それなら去年も後押ししてくれれば」
といわれそうだが、そこは加藤先生と共通点の多い依田プロだったからということで…。
イー・チャンホも不出来な感じだが、「魔物にとりつかれた」というより、今までのイー・チャンホが魔物そのものだった気がする。
CSK杯や去年の農心杯をみても、団体戦ならまだ中韓と勝負できているようにみえる。
今回は例えば韓国側にチョルハンやセドルプロがいなかったということを考えても、単純にこの勝利が日本の復権には繋がるというわけにはいかないだろうが、それでも何らかのヒントがこの団体戦にはありそう。
上手く分析して、個々人の糧に転化していただきたいものである。
棋聖戦は…、勝敗はともかくもう少し長くみたかったのが本音。
追記:今回の農心杯は羽根直樹プロも活躍していましたな。
銘記しておかないと、忘れてしまう…。
羽根プロがタイトル挑戦の可能性のある直近の棋戦は…本因坊?碁聖?