対局日誌

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棋書評「新ポケット詰碁200」

2010-12-07 21:52:07 | 棋書


新ポケット詰碁200」(日本棋院)

構成は佐藤康夫。

出題形式は旧「ポケット詰碁200」と一緒。
新ポケット手筋200」と同じく
40問ごとに1章で分けられている。

プロローグ 詰碁の楽しみ方第1章 肩慣らし編…7・8級 (38/40)
第2章 テンポアップ編…5・6級 (39/40)
第3章 マイペース編…3・4級 (36/40)
第4章 爽快チャレンジ編…1・2級 (36/40)
第5章 トップスピード編…初・2段 (34/40)

「3つ目殺し」からスタートする「ポケット詰碁200」に比べて、
難易度は若干上にシフトしている感じ。
一方中には「九級から一級までの詰碁」や、
早分かり死活小事典」に出題されている問題を、
数手進めてやさしくした問題も。
当然これらよりは難易度は下。

全体として「初段合格の死活」「第一感の死活」と同程度か。
ひと目の詰碁」の次にやるには、
ちょっと敷居が高く感じるのも一緒。
もう少し難易度を下げて差別化を図った方が良かったかも。

尚、カッコ内は各章ごとの私の正解数。
いつものように参考までに。
章ごとに付記されているクラス分けも
解いてみて「まぁそんなもんか」と感じた。
実戦的というより手筋が鮮やかな問題が多いが、
他でよくみかける良問が揃っていると思う。

同レベルの本が多いためか、構成がプロでないせいか
ポケット詰碁200」と比べて評判を聞かないが、
その系譜を継ぐ本として、まずは恥じない内容。
ネット碁初段を目指すレベルの人にはオススメである。
勿論、有段者の基礎固めにも有効だ。


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