趙治勲プロの「ひと目」シリーズ最新刊、
「ひと目の2択」はタイトルの通り
今回はアテる方向やツグ方向、攻めや守りの形などを、
全問2択で応えるという問題集。
全177問、黒先統一。
1ページ2問で上下の問題が類似型になっていて、
ダメや敗石のちょっとした違いによって、
選択肢が変わるということがわかるようになっている。
2問で1問といってもいいかも。
初期の「ひと目の詰碁」「ひと目の手筋」に比べ、
やや難しくなってきた近刊の印象を払拭するためか、
ページをめくる速さで即断することも難しくはない
本当に「ひと目」という易しい問題が続く。
シリーズとしては「原点回帰」といったところか。
勿論、正解か否かについてはきちんとしたヨミの裏づけがあるのだが、
「このような形ならば直感的にどちらが正しいか判断」し、
「石の形編」のサブタイトルの通り、
石の形に対する「直感」「感覚」を養成するのが
執筆者、構成者の意図と思われる。
この「直感」というのは「早碁」において特に効果的。
ということで、内容的には悪くはないと思うのだが、
やはり私の基本セオリーからすると選択式というのが大減点材料。
第1章のアテの方向はともかく、第2章の「ツギ」や
第3・4章の「攻め・守り」は2択に収まらないケースが多いし…。
まぁ、そういったことを気にしないならば、
さすがに有段者には物足りないと思うが、
級位者向けには、そこそこオススメ出来る内容と思われる。
「ひと目の2択」はタイトルの通り
今回はアテる方向やツグ方向、攻めや守りの形などを、
全問2択で応えるという問題集。
全177問、黒先統一。
1ページ2問で上下の問題が類似型になっていて、
ダメや敗石のちょっとした違いによって、
選択肢が変わるということがわかるようになっている。
2問で1問といってもいいかも。
初期の「ひと目の詰碁」「ひと目の手筋」に比べ、
やや難しくなってきた近刊の印象を払拭するためか、
ページをめくる速さで即断することも難しくはない
本当に「ひと目」という易しい問題が続く。
シリーズとしては「原点回帰」といったところか。
勿論、正解か否かについてはきちんとしたヨミの裏づけがあるのだが、
「このような形ならば直感的にどちらが正しいか判断」し、
「石の形編」のサブタイトルの通り、
石の形に対する「直感」「感覚」を養成するのが
執筆者、構成者の意図と思われる。
この「直感」というのは「早碁」において特に効果的。
ということで、内容的には悪くはないと思うのだが、
やはり私の基本セオリーからすると選択式というのが大減点材料。
第1章のアテの方向はともかく、第2章の「ツギ」や
第3・4章の「攻め・守り」は2択に収まらないケースが多いし…。
まぁ、そういったことを気にしないならば、
さすがに有段者には物足りないと思うが、
級位者向けには、そこそこオススメ出来る内容と思われる。
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