MYCOMから2006年に発売された「至高の詰碁」の文庫版が登場。
「詰碁の満漢全席」と表現した当時としては驚異的な厚さの一冊で
「A5版でもかなり分厚かったのにどうまとめるのだろう」
と、気になっていたが、いざ現品を確認すると意外や
それほど厚くもなくコンパクトで驚いた。
さすがに問題数は228題から213題に減ってはいるが、
旧版では1ページ2題だったレイアウトを1ページ1題に再編集しながら、
このページ数にまとめたの立派。
図面もそれほど小さくはなっておらず読みにくさは感じない。
まぁ、旧版のレイアウトの使い方が問題あったと言えるが…。
旧版はとても持ち歩く気にはならなかったが、
この大きさなら持ち運びも容易で、
携帯して空き時間に解くという使い方も可能。
これこそ詰碁集の本来あるべき姿で好印象だ。
旧版が刊行された当時はまだ詰碁が好きでなかったので、
問題のレベルの広さに賛成できなかったが、
詰碁に慣れた今なら、長い期間をかけて少しずつマスターしていく、
こういう構成もありと感じる。
高度な問題をよりやさしい関連問題とリンクさせるなど、
当時の工夫も健在。
Cランクから良い問題が揃っており、問題数も豊富。
大抵の再版本はただの焼き増しの印象があるが、
本書は文庫化することによって内容にあった構成を手に入れ、
より良書化した稀なケースだと思う。
尚、文庫化にあたり削られた問題の一部が、
無料電子雑誌「IGOJIN」に収録されている。
「詰碁の満漢全席」と表現した当時としては驚異的な厚さの一冊で
「A5版でもかなり分厚かったのにどうまとめるのだろう」
と、気になっていたが、いざ現品を確認すると意外や
それほど厚くもなくコンパクトで驚いた。
さすがに問題数は228題から213題に減ってはいるが、
旧版では1ページ2題だったレイアウトを1ページ1題に再編集しながら、
このページ数にまとめたの立派。
図面もそれほど小さくはなっておらず読みにくさは感じない。
まぁ、旧版のレイアウトの使い方が問題あったと言えるが…。
旧版はとても持ち歩く気にはならなかったが、
この大きさなら持ち運びも容易で、
携帯して空き時間に解くという使い方も可能。
これこそ詰碁集の本来あるべき姿で好印象だ。
旧版が刊行された当時はまだ詰碁が好きでなかったので、
問題のレベルの広さに賛成できなかったが、
詰碁に慣れた今なら、長い期間をかけて少しずつマスターしていく、
こういう構成もありと感じる。
高度な問題をよりやさしい関連問題とリンクさせるなど、
当時の工夫も健在。
Cランクから良い問題が揃っており、問題数も豊富。
大抵の再版本はただの焼き増しの印象があるが、
本書は文庫化することによって内容にあった構成を手に入れ、
より良書化した稀なケースだと思う。
尚、文庫化にあたり削られた問題の一部が、
無料電子雑誌「IGOJIN」に収録されている。
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