お待たせしました!
著者の名前と、詰碁の「真を求める」という意味を掛けた粋(?)なタイトルの棋書、「求真の詰碁」(MYCOM:郭求真著)が発売。
(「の」をつけた方が、タイトル一貫性があるのに…)
…発売から2日経つはずなのに、置いてある書店が少ないです…(汗)。
本書は「至高の詰碁」の続編。
前作とは厚さと(笑)、表紙が淡いグリーンの基調なのが違う。
前作に対し、私は正直なところ
「馬鹿馬鹿しい分厚さと大きさ、問題量の詰碁」
という印象しかもっていなかった。
しかし意外や、行き着けのブログの間では評判がいい。
着点が比較的限定されている(=見た目、解けそう)故の取り組みやすさと、手筋が見えさえすれば余計な罠もなく、スムースに解けるスマートさが人気の秘密だろうか?
ちょっとした引っ掛けやヒネリを配置した、前田詰碁とは一味違って素直である。
今回続編が刊行されたのも、一般読者からの好評故とみられる。
今作も前作と、問題解答共に作りは同じとみていい。
ただ前書きにも書いてあるが、若干レベルを下げて(親しみやすくして)いるようだ。
それは前作の特A級(プロ級)問題を廃し、A級(高段クラス)が21題程度なのにもみてとれる。
また巻頭の2、3問を私も解いてみたが、1分と時間を掛けずに、正解にたどり着くことが出来た。
問題そのもののレベルも、若干ではあるが容易になった印象。
【追記】最初の方だけでした。
ユーザーフレンドリーを心がけた様子。
C級44問、B級86問。
前作の初段から5段ぐらいまでの問題層を、厚く補充した形だ。
問題数も減らした(それでも結構厚い)そのスタンスを、是とするか非とするかは人それぞれだろうが、前作で満足した人には概ね受け入れられると思う。
著者の名前と、詰碁の「真を求める」という意味を掛けた粋(?)なタイトルの棋書、「求真
(「の」をつけた方が、タイトル一貫性があるのに…)
…発売から2日経つはずなのに、置いてある書店が少ないです…(汗)。
本書は「至高の詰碁」の続編。
前作とは厚さと(笑)、表紙が淡いグリーンの基調なのが違う。
前作に対し、私は正直なところ
「馬鹿馬鹿しい分厚さと大きさ、問題量の詰碁」
という印象しかもっていなかった。
しかし意外や、行き着けのブログの間では評判がいい。
着点が比較的限定されている(=見た目、解けそう)故の取り組みやすさと、手筋が見えさえすれば余計な罠もなく、スムースに解けるスマートさが人気の秘密だろうか?
ちょっとした引っ掛けやヒネリを配置した、前田詰碁とは一味違って素直である。
今回続編が刊行されたのも、一般読者からの好評故とみられる。
今作も前作と、問題解答共に作りは同じとみていい。
ただ前書きにも書いてあるが、若干レベルを下げて(親しみやすくして)いるようだ。
それは前作の特A級(プロ級)問題を廃し、A級(高段クラス)が21題程度なのにもみてとれる。
また巻頭の2、3問を私も解いてみたが、1分と時間を掛けずに、正解にたどり着くことが出来た。
【追記】最初の方だけでした。
ユーザーフレンドリーを心がけた様子。
C級44問、B級86問。
前作の初段から5段ぐらいまでの問題層を、厚く補充した形だ。
問題数も減らした(それでも結構厚い)そのスタンスを、是とするか非とするかは人それぞれだろうが、前作で満足した人には概ね受け入れられると思う。
逃したくないなら早めに買うのが手筋です。
それにしても「求真詰碁」が絶版とは知りませんでした。
優良な本は日本棋院が版権を買って、
末永く販売して欲しいのですが、
それだけの力(お金)がないのでしょうね…(涙)。
2009年12月現在、丸善丸の内本店の囲碁の本は昔に比べ明らかに貧弱になってしまい、
逆に「八重洲ブックセンター」の囲碁の本は、非常に充実してきました。いまや囲碁の本だけはジュンク堂池袋店より充実しています。
しかし、求真詰碁は絶版になってしまいましたね。
簡単になっている…気がします。
郭プロも「親しみやすさを重視した」と前書きに書いていますし。
でもどちらかというと、19!さんのような方が少数派で、今回の方針は多くの方には歓迎なのではないでしょうか(笑)?
本の前の方が妙に開きやすくなっている、多くの詰碁ファンの姿が目に浮かぶようです(笑)。
> asunarouさん
こんにちは。
八重洲だといっそ棋院の八重洲囲碁センターもいいかもしれませんね♪
あそこの品揃えもなかなか。
丸善はここ十年以上、行ったことがないです(汗)。
いっぱいありますか♪
八重洲ブックセンターは、近くに古書店があるのと、囲碁梁山泊がおいてあるのがお気に入りです。
橋本先生でコラム付きというと「風の刻」ですか。
その趣味そのものが渋いですね。
私もいずれ取り組んでみたいですが、なかなかそこに行き着かないのが実状です(汗)。
何せまだ棋歴2年ですので、行き着こうというのが図々しいかもしれまんが。
個人的な趣味では、渋い一口コラム的な読み物がついている橋本宇太郎九段の詰碁の本が好きです。
さっそくアマゾンで注文しようと思ったら、いきなり在庫切れ、で、3~5週間後だって。
この隙に「改訂・官子譜」でも買っちゃおうかな♪ 中国明代の強烈囲碁オタクの作品ですが・・。
> 週間碁に出ている「1分の詰め碁」は、だいたい毎回解いています。
これだけでも大したもので、全然やらないと随分違うと思います。
続けてらっしゃるのは良いですね♪
死活と詰碁はちょぉぉっと違う面もある(詰碁は読むのが主体、死活は定着させるのが主体)ので、やる気が出てきたら「詰碁」の本も一度手にとってみてはいかがでしょう。
当ブログでも何冊か紹介しましたので、どうぞ♪
わたしは、基本死活辞典の8目型にかかりっきりです。6目型にも少し入ってみました。
8目型はもう5巡目くらいですが、ものすごく定着率が悪い(記憶力が悪い)ために、毎回楽しめてしまいます(苦笑)。
6目型は、たまにパラパラと頁をめくりながらやっていて、8目型が終わったら、こちらに本格的に取り組もうと思っています。
これ以外の詰め碁には、今のところまだ手が回りません(いちおう、張栩の詰め碁は持っています)。
ただし、週間碁に出ている「1分の詰め碁」は、だいたい毎回解いています。あんなに小さい所に、いろいろな変化があるのに驚かされます。
詰め碁ひとつを取っても、碁はほんとうに奥が深いと思います。