対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

5/1の「NHK将棋講座」と「囲碁将棋フォーカス」【前編】

2011-05-02 21:55:55 | 雑談
5/1のNHK「囲碁の時間」「将棋の時間」の一部の感想を簡単に。
もうこの名称はないのかもしれないけれど便宜上です。

まず「NHK将棋講座」は前々回より大分落ち着いてきた感じ。
まだ山崎プロの解説がシドロモドロになることがありますが、
あともう少しで「ちょいワル王子の逆転ホームラン」の決めポーズ以外
落ち着いて鑑賞できるレベルになりそう。

講座内容そのものはプロの心理や技が興味深く、好きです。
がんばれ王子。

NHK杯将棋トーナメント」は対局者の紹介だけみてパス(汗)。

で、ネットサーフィンとかしていたら「囲碁将棋フォーカス」に遅刻
シンディー梢恵ちゃん、福山さん、すまん
慌ててチャンネルを合わせたところ
既に「フォーカス・オン」のコーナーの途中でした。
テーマは「張栩vs井山裕太 勝負のみどころ」。

VTRに男性の方が出てきて解説していたのですが、
(最初を見逃しているので)誰だかわからず。
ただインタビューの後ろに映っていた本棚のラインナップと、
張プロ、井山プロ両方に詳しいという点から、
佐野真さんと睨みました。間違いない(多分)。

張プロの「張栩の詰碁」「勝利は10%から積み上げる」や、
NHK囲碁講座テキストで連載されていた井山プロの講座の構成を担当していましたからね。
(「石田章詰碁傑作選」や「和田の130キロ台はなぜ打ちにくいか」が複数冊あったし)

内容は「ここまでの2人の戦いの軌跡を振り返る」(マンマ)というところでしょうか?
で、このVTRを踏まえて、そのまま二人の最新対局、十段戦最終局解説へという流れ。
佐野さん(と思われる方)は張プロ有利という見立てでしたが果たして!?

この対局は一昨日、休みということもあり中終盤を幽玄の間で観戦したのですが、
そこでの疑問点を高尾プロのわかりやすく解説してくれました。



簡単にポイントをなぞると、ここまで地合は白有利。
そこで黒1と根拠を奪って厚みを生かそうという意味ですが、
ここで白2の前に俗に白A黒B白2黒Cを決めて白Dの方が良かったかもとのこと。



右上の攻防は白△の形が悪く井山プロがポイントをあげたのですが、
ここで黒△とさらに追求。
対して高尾プロは「私なら黒Aとして白Bなら黒Cとして打てると思います」。
これなんか二人の棋風の違いがわかって面白い。



またここでの黒△でも高尾プロ黒Aとして、
白△の辺りを大きく取り込むという変化を指摘していました。

長くなったので残りは後日に。

(つづく)