対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

東日本大震災チャリティー囲碁イベント にいってきた【5】

2011-05-12 21:55:55 | 棋譜
稲葉さんが紹介していた
「囲碁ガール」が取り上げられたというニュースファイン
平日のこの時間じゃ、視聴は無理、無理だよ(笑)!
何とかワンセグを起動した頃には、既に終わりの時間…。

つづき

【実戦図4(114~142手まで)】



「上手の手についていかない」
と心の中で呟きながら黒1。
土井先生に教わった手と同じ思想ですが、
特にこの局面では自分を安定させることで白△にプレッシャーをかけ、
かつ下辺への発展も見込んだ一石二鳥の手…だったかな?

白も顔を立てるために白4と飛び込み。
そこで黒5・7が狙っていた手。

白8ではもちろん、9に打って繋がることは出来ますが、
黒8と打たれて中央の二子を取り込まれると「妙味がなくなる」と光永先生。

で、白8と助け出せば黒9からのキリは必然でしょう。
ただ打った後に、すぐには黒25にキレないのに気づいてちょっと動揺しましたが。

白が右辺を活きにきたのに対して、
黒17と露骨に眼を奪いにいきましたが、どうでしょう?

白18ははじめ意味がわかりませんでした。
手を抜くとオイオトシで黒11の石が取られてしまうのですね。

よって黒19ですが、これで待望の黒25のキリが成立!
白24と生きられたのをみて、先手をここに回しました。

ただ打ちたかった手ではありますが、
3子を取ることで後手を引いているので、
もっと厳しく中央の白石をトリカケにいくのが
最善だったかもと「今」気づきました。
ここの白は先手でも、生きるのは大変ですから。
手合いはゲキカラですが、打ち方は甘口ですね。

もっとも白を活かしても黒優勢。
実際、白26、白28の交換だけ入れて、光永先生の投了となりました。
黒中押勝ち

中央の白石はまだ生きておらず(それはヨンでいた)、
といっても先手で生きるのは難しい。
よって黒は下辺黒Cから右下を確保する手に回ることができ
(これも不正確ながらヨンでいた予定の進行)、
黒20目ぐらいリードが認められるようです。

まぁ、指導碁の終了時間も近づいてきていた…というのもあるかしら?

終局後、はじめから並べ直し、先に書いたとおりポイントを解説していただきました。
光永先生、丁寧なご指導ありがとうございました

さて対局が終わったので、周辺をブラブラ。



万波奈穂プロとは、碁的について少しお話。

また同じく指導碁を担当していた向井千瑛プロともお話しました。
この日の千瑛ちゃんはとっても可愛らしく綺麗でしたよ!
私なんぞが言うのもなんですが(汗)。

2階で行われていたタイトルクラス指導碁の会場ものぞき、
大好きなメーエン先生ともお話して、大体ミッション・コンプリート。

まだ2回目の指導碁、サイン会もありましたが、
大分、連日のイベント疲れか体調が悪かったのもあり、観戦の意欲が湧かず。
もう見るべきところは見ただろうということで退散となりました。

気まぐれに花でも買って帰りましょうか。



このような場を設けてくださった、日本棋院の皆様に感謝いたします。