電車の中で隣の人が読んでいた週刊文春を横目でみて、
団鬼六さんが亡くなられたことを知りました。
世間一般ではあるジャンルの小説の大家として知られていますが、
私にとっては「将棋界のパトロン」という印象が強い。
赤字だった将棋雑誌を引き受けたり、
ノンフィクション「真剣師小池重明」を出版したり。
ご自宅には多くのプロ棋士や奨励会員が出入りしていたと聞きます。
秀行先生と同じく「無頼」に分類される方ですが、
今は廃刊となった「近代将棋」に寄稿していたエッセーを以前読んだとき、
これまた秀行先生と同じくかなり繊細な方という印象を受けました。
「真剣師小池重明」も映画化が度々企画されたのですが、
一度などは遠藤憲一さんが主演となる製作発表までしたのに、
誰かに制作費を持ち逃げされて頓挫したとか。
小池重明さんとの関わりを読んでも、親分肌で人が良かったのでしょうね。
近いうちに先崎プロが週刊文春での連載「浮いたり沈んだり」で触れるんじゃないかな?
売れっ子作家になって囲碁将棋のサポートをするというのは、一つの憧れの姿です。
合掌。
団鬼六さんが亡くなられたことを知りました。
世間一般ではあるジャンルの小説の大家として知られていますが、
私にとっては「将棋界のパトロン」という印象が強い。
赤字だった将棋雑誌を引き受けたり、
ノンフィクション「真剣師小池重明」を出版したり。
ご自宅には多くのプロ棋士や奨励会員が出入りしていたと聞きます。
秀行先生と同じく「無頼」に分類される方ですが、
今は廃刊となった「近代将棋」に寄稿していたエッセーを以前読んだとき、
これまた秀行先生と同じくかなり繊細な方という印象を受けました。
「真剣師小池重明」も映画化が度々企画されたのですが、
一度などは遠藤憲一さんが主演となる製作発表までしたのに、
誰かに制作費を持ち逃げされて頓挫したとか。
小池重明さんとの関わりを読んでも、親分肌で人が良かったのでしょうね。
近いうちに先崎プロが週刊文春での連載「浮いたり沈んだり」で触れるんじゃないかな?
売れっ子作家になって囲碁将棋のサポートをするというのは、一つの憧れの姿です。
合掌。