対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

変則ナビスコ杯の元凶?

2006-03-30 19:12:59 | スポーツ
以前ここで批判したナビスコ杯予選の変則ぶり(4チームと5チームのリーグがある)ですが、運営しているJリーグが悪いというより、予選免除を打診された某優勝チームが、免除を拒否したからだそうです。
Jリーグに「少し」お詫びします(笑)。

しかし某チームとしても低予算運営で有名ですから、予選ホーム3試合での収入は馬鹿に出来ない訳で。
若手に経験を積ませるという意味でも、育てる球団としては無為に「手空き」の状態を作ることが出来ない事情を察してください。
アジアチャンピオンズリーグに出られるなら別だったろうけど…。

棋道戦士0035

2006-03-30 00:21:33 | 棋道戦士
それだけの才能があれば、貴様はプロの道を歩ける奴だと思っていた」
「残念だよ」
(ブライト)

<原作>
「それだけの才能があれば貴様はシャアを越えられる奴だと思っていた」
「残念だよ」

<使用側>
白番用。

<解説>
勿論、このセリフは「プロになれる」という意味でなく「碁学の王道を歩む」という意味。
それでもかなり過大評価に違いないけれど。
原作は第9話。

<使用例>
実際に言われてしまったのですよ、victorさんに
当然、こんな芝居がかったセリフではないけれど。

「こないだまでは、プロも歩く道を歩んでいるようでしたが、今はちょっと脇道にそれかかっているようです」
「9級、10級の人達の影響で、狭い方に石がいっていませんか?」
…と。

確かに本局の序盤は不出来だったので、そうかもしれない。
あるいは本当に悪い癖、考え方がつきつつあるなら無理にでも矯正しないといけないが。

victorさんは、白28が気に入らなかったらしい。
ここはとりあえず放置して右辺の石を強化するべきではないのかと。
なるほど。
私は私で、この手でずっと気になっていたツケコシからの切断を防いだので、それなりの意図はあったつもり。
トックリ型で感触は悪く感じてはいたが、弱い石が二つずつ。
それぞれ競り合っての勝負というのが、白26からの方針だった。
つまりvictorさんはこの手をさかんに
「悪手だ悪手だ」
と仰っていたが、私としては方針を一貫して打っているので、悪かったとすればもっと遡らなくてはならないのではないかと思うのだ。
勿論、石の強弱を誤解していたことも苦戦の要因だけれど。

そもそも黒11に驚かされて、それに対応するので一杯一杯だった。
そして局後、
「普通の手ですよ」
と言われて二度ビックリ。
「定石ハズレだからとっちめてやろう」
とは思わなかったけれど、「普通の手」ですか…?

それはさておき、ここで考えたのは、
「黒石が下にいったのだから、白は外を繋がり気味に打って外の勢力を築くのが当然だろう」
ということ。
そしてその具体的な着点として実戦の一間トビか、その一路右のカケかで迷ったのだが、どちらにしても出切られて競り合いになるだろう。
その時に一間トビがより弱い上辺の石の強化に繋がり、打てるのではないか。
それが実戦を選んだ理由なのだけれど、そもそもこれが間違っているのだろうか?


例えば出てきた時に遮らず、図のように上辺は取らせるというような行き方もあったのかもしれない。


あるいは上辺と右辺の石をつなぐなら、こんな感じでどうか。
上辺を強化するのが気が引けるが…。


白18で左辺を捨てる代案も局後に考えたが…、これはさすがに打てない。

さらには白26は上辺の黒もラクにさせない意図だったが、これも図々しいかとかなり躊躇したところ。
この辺に問題があるのだと思うが、具体的にどう打てば良かったのか。
本当は右辺の星一子も巻き込んでゴチャゴチャ打ちたいのだけど、変に触って強化することが怖く、アプローチの見当もつかなかった。

さらに進んで、白40。
これもvictorさんに評判が悪かった。
遅まきながらここにツケ越すことで、右辺の石を攻めるか、あるいは右下になだれこむという狙いだったが…。
確かに結末を読みきらないと、悪い手だという気は実戦中もしていた。
しかし…、いってしまうんですね。


白44で図のようにノビた時の、攻め合いの是非が時間に追われてわからず、白44とヒヨってしまった。
これでは何をやっているのかわからない。
しかし仮に白1とノビた時、victorさんの予定は図の進行だったというのだけど、これは取った三子に外から利かすとしても、右辺の白石が安定して、さすがに白が良いと思う。
チャットでの検討(WINGは図を作ったりして検討できない)を図にしたものなので、どこかvictorさんの表現したかった図と違うのだと思われる。

ともあれ白44。
そして左辺に眼形がないとわからず、「シンを止めた」白56というノー天気な一手の白のダメさ加減に、victorさんの緊張は切れてしまったとのこと。
という状況だから後は、私の方は必死に打ったにしても、あまり検討しても意味がないのだろう。

一応、この戦い11子を犠牲には右上とのフリカワリになったが、厳密に打てば白が全滅していたと思われる。

黒93や黒151はさすがに上手く嫌みをつけるものだなと。

ただ白もただダラダラと打っていたわけではなく、白140で下辺を地にしては、あるいは間に合うのではないかという判断があったから打っていたのだ。
弁明させていただく。

どう打っても勝ちとユルんだのか、白138-148を許したのはどんなものなのだろう。

黒165からvictorさん得意のコウが始まって、さすがに終わりかと思ったが、黒181が問題。
ここのダメが詰まると実戦の白184からの筋があることは、前から狙っていた。
コウを解消し、返す刀で取られていた12子が復活しては勝負ありである。


ちなみに何を思ったか白188という危険な一手を打っているが、仮にここでvictorさんに気づかれたとしても図のような狙いがあるので、良い勝負じゃないか思っていた私はオカシイのだろうか?

(;GM[1]PB[victor]PW[GoEISUKEGo]HA[0]KM[-0.5]
RE[W+R]SZ[19]FF[4]
;B[pd];W[dd];B[pq];W[cp];B[pk];W[fq];B[cj];W[nc];B[lc];W[pf]
;B[qc];W[ne];B[oe];W[of];B[nf];W[me];B[ng];W[oh];B[jd];W[lg]
;B[nh];W[oi];B[ni];W[oj];B[li];W[gc];B[jg];W[ke];B[je];W[kh]
;B[qi];W[qh];B[rh];W[qg];B[ok];W[nj];B[ki];W[jh];B[hg];W[qj]
;B[rj];W[qk];B[rk];W[pj];B[ql];W[nk];B[om];W[ji];B[kl];W[jj]
;B[lk];W[nl];B[ol];W[mm];B[kn];W[kp];B[mo];W[pe];B[od];W[re]
;B[og];W[pi];B[ri];W[qd];B[pg];W[rc];B[nd];W[md];B[ob];W[mc]
;B[ph];W[rg];B[la];W[mb];B[hq];W[hp];B[ip];W[gp];B[io];W[gi]
;B[gd];W[fd];B[fc];W[ed];B[hc];W[gb];B[hb];W[ge];B[hd];W[fb]
;B[lb];W[ma];B[cc];W[cd];B[bd];W[be];B[ac];W[bb];B[cb];W[bc]
;B[eb];W[ec];B[fa];W[ga];B[ha];W[ea];B[cm];W[dl];B[cl];W[ch]
;B[bi];W[bh];B[ei];W[fh];B[eh];W[kd];B[kc];W[dk];B[fg];W[gg]
;B[gf];W[gh];B[fe];W[eg];B[ff];W[dg];B[dj];W[bn];B[dm];W[fk]
;B[fn];W[hn];B[hm];W[gn];B[gm];W[in];B[im];W[jn];B[jm];W[jo]
;B[ih];W[pp];B[qp];W[op];B[nn];W[mp];B[oq];W[nq];B[qo];W[hj]
;B[cq];W[dp];B[dq];W[eq];B[bp];W[bo];B[bq];W[dn];B[er];W[fr]
;B[ds];W[nr];B[eo];W[ep];B[ae];W[bf];B[ba];W[ad];B[qf];W[qe]
;B[bd];W[mi];B[mh];W[ad];B[lp];W[lq];B[bd];W[lo];B[ln];W[ad]
;B[ld];W[af];B[le];W[mf];B[lf];W[mg];B[lh];W[kg];B[kf];W[lj]
;B[mj];W[kj])

ガンダムセリフ参照サイト