対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
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女子フィギュアスケート

2006-02-24 07:48:21 | スポーツ
2004年の世界選手権の時と違ってドキドキ感が強く、満足に演技に浸ることができなかった。

最初に登場した安藤選手は果敢に4回転サルコーに挑み、残念ながら失敗。
その後も上手くまとめることが出来ず、本来の力を出し切れなかった。
ある意味、荒川選手や村主選手にかかるマスメディアからのプレッシャーを、身代わりに一身に受けてくれたとも言える。
期待された結果が出なかったことで色々言われてしまうかもしれないが、それは言う側の勝手な言い分。
彼女は彼女のできる範囲で頑張ったと思う。
たまたまオリンピックの時期と、彼女の調子のリズムが一致しなかっただけである。
これからドンドン、大人のスケーターになっていくだろう。
まだ18歳だし、まずはゆっくり休んで、またスケートの楽しさを思い出して欲しい。
荒川選手だって長野の初めての五輪の時は、観客の印象にも残らず、さらには次のソルトレークには出場すら出来なかったのだから。
私はタイプだったのでずっと応援していたけど、それでも荒川選手が
「このまま消えてしまうのでは」
という思いすらあった。
それ比べれば、安藤選手には素晴らしい可能性が残っている。
続けていれば、きっと良いことがあるに違いない。

2番手の荒川選手は安藤選手、あるいはその前のサーシャ・コーエン選手の演技を受けて、本当にドキドキだった。
出だしの3回転-3回転は決行せず3回転-2回転。
その後もしっかりミスしないことを心がけた演技のように見えた。
結果、世界選手権のような心を揺さぶるような演技(それはショートプログラムで味合わせてもらったが)というより、より勝負に徹した、より完璧さを追求した演技だったと思われる。
3人を残して1位!
しかし余力を残しての演技だったので、
「後のスルツカヤに抜かれる可能性がある」
と、ファンにあるまじきことを思っていたことを、ここに告白する。

3番手の村主選手もしっかりと自分の演技を終えた。
演技者としての知名度ゆえか、ショートプログラムの時と同じように点数は伸びず、この時点で3位に留まったが、
「笑顔で終えられる演技を見せて欲しい」
という私の願いは聞き届けられた。
地顔が泣き顔なので、笑顔という感じではなかったけれど(汗)。
その完成度は荒川選手以上だったと思う。
それにしても四大陸選手権優勝のバリューはそれほど高くないのね…。
私は村主選手が荒川選手に肉薄してもおかしくないと思ったのだけど。

そして最後の女王スルツカヤ。
日本人選手を除けば、素晴らしい演技がみたい選手No.1である。
そこまでの苦労も前から知っていて、深い共感を覚えていた。
荒川選手を抜いて欲しくない気持ちと、それでも失敗した姿をみたくない気持ちで複雑。
結果は失敗して…3位。
うーん、コーエンより上だと思うし、上にいって欲しかったのに…。
でもあなたの演技はずっと忘れません。

こうして荒川選手の金メダルが決まった!!!!!
正直、
「やったぁ」
というよりは、選手でもないのに「ホッ」とした気持ち。
とにかく、無事演技を終えてくれたことが嬉しく、それだけでお腹一杯である。

それにしても荒川選手を長野で追っかけ(脚色してます)ていた当時、まさか8年後に「余力を残しての」金メダルをとるなんてことは考えもしなかった。
先に書いたように「このまま消える」不安の方が強かったのだから、2004年の世界選手権優勝だけでも驚愕だったのだ。
なんだか夢というか、同じ荒川選手の偉業とはまだ実感できないのが本音。

ともあれ
font>「荒川選手の演技による、荒川選手のための、荒川選手の金メダル!」
「おめでとう」「おめでとう」「おめでとう」
今はそれだけである。


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