奈良大好き☆お勉強日記

奈良大学文学部文化財歴史学科(通信教育部)卒&奈良まほろばソムリエ検定のソムリエを取得したヒトの色々な勉強の日記です♪

運命の本

2006年09月13日 | 奈良大学お勉強日記
卒論用の参考図書として借りてきた本を慌てて読んでいるところなのですが…。
その中の一冊が、もう、べた惚れ(ぽっ☆)

いや、中身の話もそうなんだけど、
その本そのものもホレボレ。

だって、初版発行が昭和二年!(うわ、うちの父親と同い年かいな)
横書きの文字が右から、左へ読む!
書き文字は「旧仮名遣い」満載ながらも、
文体はやわらかで、「××に至るのは、自然の傾向でありませう」とか
「支配して居るやうであります」だのって「なり、けり、である」じゃないだけ良い。
これは著者が女性だからかな。
『序』は
『予若かりし程より…』とかあったので、ちとびびったのだが。

その最後には
『昭和二年九月九日

 著者しるす
  時に七十四』
ですから…。

著者は、錦織竹香。
調べてみたら奈良女子高等師範学校の教授兼、初代の寮務主幹。
従四位勲四等瑞宝章受章。
昭和20年没。92才。
あらら、すごいヒトなんだ。
終戦を迎えてから無くなったのかな(ちょっと気になる)

そして、かつてこの本を所有していたヒトの記録もある。
本の見開きには
「家政科 第一学年 花組 伊藤○○子」って書き込み。
奈良女当時の学生さんの蔵書だったのかな。

なんだかとっても歴史を感じさせる本です。
でも、中身がとっても面白くて、衣服の図解(手書き風)も丁寧で
古代装束の入門編としてみるのにはとっても親切な本。
古代の服制を調べようにも、今まで自明の理として説明されてなかったことが
この本では懇切丁寧に書かれていて>ありがたいよ。

こんな古い本だけど、蔵書となったのは平成18年2月17日。
つい最近奈良大学の図書館に来たんだわ。

本棚を眺めていて出合ったこの本。
パソコンで検索していただけでは出会わなかったであろう本です。
たまにあるんだよね、こういう本との出合い。
これを名づけて、運命の本と呼んでいます。
出会うべくして出合ってしまった運命の本。

そういう本、結構あるので、本棚チェックは欠かせないわ。
コメント (4)
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文化財修復学☆三日目

2006年09月10日 | 奈良大学お勉強日記
あっという間に最終日になりました。
今日は朝っぱらからお面と格闘です。

中一日で対面したお面は元気そうにしてました。
表面を触ってみると、固くなっているので「いい感じじゃん?♪」とか思ったのですが。
本日は、土台の粘土を掻き出してはずし、裏にもパスタを塗って補強するという作業。

土台を厚く作ってしまうと、この掻き出しの時に苦労するので、
土台は薄めに作っておくほうがいいかも。
思いっきり厚く作ってしまった私はかなり大変でしたが、
周囲の粘土をまるめるようにして、取り去っていったら、ぽこっと取れました。

その後、裏からさらにパスタを塗りこんで補強です。
プリントでは裏打ちの布張りとか書いてありましたが、その段階はパス、の様子。
時間が足りないってことで、実習時間も80分から60分に減らされちゃったし。

なんとか、お面の形に周囲の布を切って、裏にパスタを補強し、
箱に入れて、終了ってところまでたどり着きましたが。
結構キツキツでした。

その後、再び座学。
江戸時代の修理の諸相を学びます。
江戸時代に修理された仏像ってのは結構いい加減に扱われていたようで、
「ま、こんなんでええやろ」って感じで処理されていたようです。
江戸時代には檀家精度ができて、すべてのヒトがお寺に取り込まれて
お寺とか仏像には良い時代だったような錯覚ですが、
信仰としての仏教はそんなに信心深くなかったってことかな。
のちの世の皆様には、そんなお仕事を総じて
「粗悪な材料」「拙劣な修理」「醜劣な古色」とかって一刀両断。
切られまくりです。
確かに、とりあえずつっかえ棒つっこんで、
ニカワで接着して、古そうな色塗ってあるものあるしな。

午後からは修理の手順をば学びます。
昔は修理するのが精一杯で、なんの記録も残ってなかったけど、
今はちょっと動かすたびに写真を撮って、記録をとって、報告書も作ると。
だから手間がかかるのですが、この記録をちゃんと取らないような業者に
ものを頼んではいけないと(笑)

あとは、千手観音の実際の修理の段階をスライドで見たりしまして。
時間があるというので、もう一本見たスライドは面白かったですよ。
あるお不動さんを修理するので、ばらしてみたら…。
あっというまに、てんでバラバラ。
ものすごい細かい部材に分かれていて…顔すら、右と左で材が違うと。
このお不動さん、どうやら、いろんな仏さんのバラバラになった古材の
寄せ集めで作られているらしく、(右の顔はシャープなのに、左はふっくらとか)
使えそうな部材をつかえそうなところに埋め込んで一体の新しいお不動さんを
形作っていたんだとか。究極のリサイクル?
廃仏毀釈のときにこっぱみじんにされた仏像なんかをもとにしているのかも。

その後は、休み時間もないままに(苦笑)質問タイム&なだれ的に感想文書き書きタイム♪
まえもって、書き終えていたヒトはさっさと提出して帰ってゆかれますし、
質問するヒト、必死に感想文を書くヒトと、流れ解散的にバラバラと
なんとなく終了するパターン。

私も感想文を書きながら、他人のヒトの質問を聞いていたのですが、
そこで外が大雨なのに気がつきました。
おーい、最終日で本日お帰りになる方たくさんいるのに。
(あげく、お面もって帰らないといかんのに!)

感想文は本当に感想文でした。
××が興味深かったです。
○○がオドロキでした。
お面作りが楽しかったです。
の三本でした(苦笑)
ホント、子供の読書感想文状態。
ま、いっか>これで落とされるようなことはないでしょう。

雨があがるまで図書館で遊んで本日、今回の講義も無事終了です。
あと一週ありますね>がんばれ~じぶん。
ガンバレ~学友の皆様。
コメント (8)
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文化財修復学☆二日目

2006年09月09日 | 奈良大学お勉強日記
本日二日目>文化財修復学。
今日は一日座学です。

始業数分前には着席していたものの、ぼーっとしていたら、教壇より男性の声。
ああ。今日からセンセイが変わったのですね。
(てか、昨日は抜けられない用事があったので栗田センセにバトンタッチされたんだとかで)
「まあ、彼女のデビュー戦になったのではないかと思います」
とかって話をされていましたので、昨日が栗田センセの教師デビューだったんだろうか?
本日からの担当は、山崎先生@愛知県立芸術大学教授でした。

午前中は仏像の材質と技法。
センセイはサラっとギャグや、オチをいうので、あっさり聞き逃すこと多数。
結構すっとぼけた感じの先生です。

午後からは仏像修理の歴史と、仏像の損傷とその原因について。
パワフルなセンセは、「もうちょっとがんばりますか」とか
「あと少しやってしまいましょう」とかいいながらどんどん進め、
とうとう午後は休み時間無し(!)で一気にしゃべり続けて終わってしまいました。
予定では確かに
13:20~14:20 仏像修理の歴史
14:20(そう、休み時間が無いのです)~15:20 仏像の損傷とその原因
15:20~15:50 質問時間(???)
となっていたんだけど。
質問時間ってなんぞや?

しかも、仏像の損傷もちょっとやりのこしており、それは翌日繰り越し。
お時間のある方だけ、質問タイムで続行ということで…とかってことになってたので
帰ってきちゃいましたけどね(大半の方はそこでお帰りでしたが)

しかし、穏やかなテンションのまま、ジョークを折り交えて、
さらに着席したままの授業とはいえ、午後一杯しゃべりっぱなしってのは
かなりパワーがいるのではないかと…。脱帽ものです。

さて、明日はいよいよお面完成の日。
実習室にて放置&乾燥しているはずだけど、
どんなことになっておりますことやら。

コワくもあり、楽しみでもあり。
コメント (2)
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文化財修復学☆一日目

2006年09月08日 | 奈良大学お勉強日記
さてさて、ダレて参りました>夏スクーリング(苦笑)
今週で四週目でございます。
文化財修復学ですので、呑気に構えて出席しました。

急に涼しくなったかと思いきや、日中は相変わらずの暑さ。
昨日までの雨とはうってかわって、今日も暑かった。
遠足は無いけど、学内移動の際にはやっぱ暑かったよ(暑い暑いってウルサイわい!)

では授業。
一日目の午前は仏像の種類と形(実演アリ)
如来、菩薩、明王、天部ってどんなの?の勉強と、
特筆すべきは、教員補助員さんが、その姿を実演してくれる!んだな。
TAさんがモデルになって、センセが布を巻きつけていって
普段見慣れた仏さんの姿を、教室内に再現してくださるというありがたい催し。

本日の講師は、お若い女性の栗田センセイでして。
ばんざーい(謎)

座学ながらも、実演ありの体験型で、寝ているヒマなんてない。
楽しい楽しい♪
モデルをしてくれた男子学生くんがとっても可愛かったです、ハイ(笑)

午前はちょっと早めに終了して昼休み。
午後からは、スライドで有名仏像の鑑賞です。

ここで、スライドになると、周囲が暗くなるワケでして。
センセも「おなかも一杯になって、ちょっと眠くなってきた頃だと思うのですが…」
確かに、船こいでるヒト多かったな。

その後、図書館の仁王像の見学。
いつもは仁王の後ろは通れないようにセンサーがはってあるけど、
今日は通れるようになっていたから、後ろに回りこんでしげしげと見学。
二階席からは、仁王の頭頂部を見下ろして、つむじとか木心を観察したり。

その後、修理中の仏像の見学。
ここでは院生さんが説明をしてくれました。
狩野伸太郎(by金八センセイ生徒)似の彼とか、
チャン・ドンゴン似のクールな彼とか、
仏像以外にも楽しめる要素一杯(おーい>失礼しました、TAさま)

次はいよいよ実習です。
レジュメには『実習:パスタによる布製面の作成』なんてあります。
パスタ?パスタによる、お面の作成???

授業の出席してみて
「パスタというのは小麦粉に、ニカワを混ぜて、木糞を混ぜたものです。
これで塑像の仏像製作ってのを体験していただこうという授業です」とな。
パスタってのは、小麦粉って意味らしい。
しかし私がまっさきに思い浮かべた光景といえば、なっが~いスパゲティを
鍋でぐつぐつ煮て、ヘロヘロ・くたくたにしたものを
布に貼っていくトコを想像してしまってましたわ。ははは。
よかったよかった。

うちは2班だったので、まず1班に手順を教えてからセンセがうちの教室にこられると…。
先ほどの栗田センセとは違うセンセが担当するんだとか…。
と思っていたら、エプロン姿のセンセが登場して。
あらら、栗田センセよりさらにお若い感じ。
そう、木村カエラ風ですよ☆
あら~(笑)

センセを待っている間にも、陶芸をやっていたとおぼしきグループは
粘土をたたいたり、こねたりしながら、すでにやるき満々。
センセの説明が始まってもなかなかヒトの話を聞きません(笑)
そのうち、あちこちで、TAさんめがけて個別に質問を始めちゃって、
センセに申しワケないじゃないですか~。
※ヒトの話はちゃんと聞きましょう。

センセも気を取り直して説明再開です。

まず、粘土で作りたい面のアウトラインを作って、そこに麻布(今回はコーヒー豆袋)をかぶせ、
粘土で作った面の凹凸を麻布に伝える。
その後、その凹凸に塗りこむようにして「パスタ」を塗りつけて面を形成していくと。

これがまー、難しい。
私は、お手本のあった、鬼瓦風の顔を作っていたんですが。
もっと単純な形にすればよかったなあ。
私のお隣では、某局のアナウンサーさん(←伏字になってない超有名人ですな)が
カッパのお顔を作っておられまして…きゃ!カワイイ!!
(カッパっちゅうか、カラス天狗てか、カルラてか…)
次回からこの授業を取られる方は、自分が作りたいお面の見本(写真とか)
あらかじめ用意しておくほうがいいかも。
細かいものを作るよりも、それこそ、カッパみたいな特徴的な顔が
造形しやすく、作った後も、他人に理解されやすいし。

こんなことをしているとドンドン時間は過ぎていくもので。
気がつけばとりあえず授業終了の時間。
希望者は残ってまだまだ作業ができますし、
終わっちゃったヒトは随時解散。

私も、粘って、整形しても、もうこんなもんでしょってレベルで断念。
私は仏師にはなれんわ。とほほ。

これを一日かけて乾燥させて、三日目に補強をするらしいので
明日はこの作業はないのですが。

なんだか、博物館学芸員の学内実習を思い出してしまったわ
>同じ教室だったし。

さあ、明日も楽しくお勉強しませう。

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日本史特殊講義☆三日目

2006年09月03日 | 奈良大学お勉強日記
三日目です>日本史特殊講義。
「なんとか遅刻せずに三日間来ることができました」とセンセイ。
かなり遠くからお越しでして…。
(だから、あんなに朝早く到着することに対してナーバスになっていたワケですね)
とりあえず遅刻せずに三日間来たので、もうオッケーって話をしてから授業です。

本日は『続日本紀』と僧伝。
坊主は国家の管理下におかれて、アレするなコレするなって感じで縛られてたけど、
租税は免除されるし、まる抱えだし、ウハウハ(笑)
中でも笑ったのが、僧尼が罪を犯しても、何がしかの減免がされるって…トコ。
それが、僧尼令にもきちんと定められているってんだから、手回しが良い(苦笑)
>坊主が犯罪者になることも見越してるってことかいな。
 私なんかは、坊主は犯罪者にはなりえないと思っていたけど、甘いな。
 織田無道だって、そういやーまだ娑婆に出てこないっけ(苦笑)

坊主が犯罪者になるのか?!って思ったけど、昔も今も生臭坊主ってのはいるわけで
中には、そういう不届きな僧侶もいたことでしょう。
なんともはや、人間くさい。

そんなウハウハな僧侶だから、一般ピーポーもなりたがったり、勝手に僧を名乗ったり。
誰かれ構わず僧を名乗ってはまずいので、ちゃんと修行して得度して認められたヒトしか僧と認めてやんない。
しかるべき手続きを踏んで登録されたものが、娑弥、娑弥尼。
これが国家によって認められた僧尼。
その僧尼の中でも、戒を授けられた特別なヒトが、比丘・比丘尼って呼ばれる僧の最高峰。

余談ながら、この戒を授けるヒトとして日本に呼ばれたのが鑑真さん。
よくまあ、こんな小さな国のために、何度も何度も失敗しながらチャレンジして
日本にやってきてくださったものだと、感心いたします。

で。
その鑑真さんを含めて、続日本紀に名前が載ってる超有名どころの僧侶は八人。
死亡記事(!)が載っているヒトは二人で、死亡記事に生前のことが書いてあるヒトが六人。
玄(聖武の生母の心の病を治したヒト)とか
道鏡(称徳天皇に取り入って天皇になりたがった男と呼ばれたヒト)とか
超有名どころがずらずらっと。

なんで坊さんの死亡記事(+生前の偉業)が載っているのかといえば、
もともとのボンさんの伝記記事があって、それをうつしたんではないかと。

で、またまた生臭い話なんだけど。
何故そんなものがはさまっているのかといえば、
それらのボンさんゆかりの寺が、こんなすごいボンさんがうちの寺にはいましたぜい。
だから、ゆかりの寺(うち)に、寄進をしてくれまいか~ってなことに使われたんじゃないかと。

坊さんだからって、清い存在ってワケでもなく(おい)
そりゃ、俗世以上に生々しい序列もあっただろうし、他者に対するプライドもあったろうし。
ま、坊主だって、食わなきゃいかんし、着なきゃいかんだろうしね。

なんちゅうことで授業は終了です。
休憩を挟んで、最後は試験。
科目試験と同じ用紙を使って(笑)自分が好きなこと書いてよいという試験。
ホンマにええんですか?
ちゅか、自分が勝手に設定した内容を、勝手に書いただけなんですけど。
とりあえず、折り目がある半分の位置くらいまでは書きましょうっていわれたので
なんとか水増ししつつ書きましたが…果たして、結果はいかに?!

無事(?)三週目が終わりました。
後二つだ>ガンバレ~。
来週もスクーリング、あるぞお(汗)
コメント (12)
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日本史特殊講義☆二日目

2006年09月02日 | 奈良大学お勉強日記
本日二日目です。
今日は
「古代日本における一切経の受容」
「奈良時代における一切経書写事業」
「平安時代における一切経書写事業」の三本です♪

なんか早めに(←あくまでも、早めであって、早く、ではない)寝た割には
朝っぱらか眠いってのはどういうことなんだ?

センセイも遠くからお越しなので、しきりと眠気を訴えておられました。
眠気をこらえての、かたやしゃべるヒト、かたや聞くヒトとなれば…。
聞くほうが眠たいのは、まあ、しゃーないなあ(苦笑)
いやいや寝てませんけど。

しかし、眠気もふっとぶ緊迫した教室内の空気発生!
かなりアワアワしました(苦笑)
※詳細は深く語りません。これもまあ、一期一会ってことで(笑)

余談ながら、その他にも今日はテンション下がることあったなあ。
本日の席は左右が、ずっとノートも取らずに他の図書見てるヒトと
頻繁にメール打ち続けているヒトで…。
それならば、ムリに授業出てこなくてもいいんではないかと…。
ま、座ってないと単位がもらえないから、座り続けているんでしょうけど。
まあオトナがこんなフウなんだから、コドモがオトナのゆうこと聞かなくても
しゃーないんじゃないかと思うがね(苦笑)

…と、こんなことをつらつらと書くのは、授業内容がイマイチ理解できてないからってのもありまして。

奈良時代の一切経は『写一切経司』って役所で書かれてて、
八世紀中ごろからは国ごとに命じて写経させてる。
なぜ、写経を地方に命じてやらせるようになったのかというと…。

文化的に遅れている東北に仏教を教え込むために写経させていたという説もあるが、
そんなことではないのでは?東国が仏教の後進地域だったとは思われない…
ちゅうことでFA(ふぁいなるあんさー)?
違う違う。
だから「何故」なのかの説明があったはずだ。
>聞いてなかったのか、ぢぶん。

なんか、ぼーっと聞いていて聞き逃したのか、本日のまとめらしき文脈がよく判らなかった。
遣唐使の任命が承和元年に行われて、三年に行く予定が、三年四年は続けて渡航に失敗し、
五年にようやく成功して入唐したと。
当初は元年に書写させようとした時は、この写経を携えて入唐するつもりだったのではないかと。
で、承和六年の写経は、帰ってくる遣唐使が無事帰ってくるように願って書かせたのではないかと…。
(かなり怪しくなってきた)

なんか、午後はすっかり「起きて寝ている状態」というか
「目を開けて寝ていた」ようで、イマイチ理解度が悪かったなあ。

※トチュウで、学習のリズム崩すヤツがいるからだよ(ふん)
とか、他人のせいにするダメなアタクシ。

なんか調子狂っちゃったなあ(おいおい)
ガンバレ>後一日。
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日本史特殊講義☆一日目

2006年09月01日 | 奈良大学お勉強日記
夏スク、連チャン三週目。
本日から日本史特殊講義、です。

本日は、9月1日ってことで。
新学期ぢゃないですかっ!
ワレワレも学生なもんで(^^)なんだか、二学期開始の雰囲気です。
電車にも学生が返ってきていましたし(劇混みだった)

それに、なんといっても、今日は涼しかった!
昨晩からの雨がまだあがってなくて、涼しいを通り越して寒かった。
こんなに寒いと、何着てっていいのかわかんないよー。
遠くからおこしの皆様は、服大丈夫かなあ…。

ま、涼しくはなったとはいえ、今日も朝はバス通学です。
無駄な努力は止めました。
シーカ♪にチャージも完了しましたし。
今日のバスは時間よりもずいぶん早く乗せてくれまして、
おかげさまで座って読書ってのもできました。
おまけに乗り込むヒトも少なくて、立っているヒトが数名って感じ。
そのおかげで、学校構内での地獄の上り坂(いつもバスが苦しそうなのだ)
がすいすい登れて、運転も楽そうでしたわ。

本日の教室は、先週と同じ204教室。
割と少なめな人員です。
で。今日の授業は何なんだろう?(笑)
毎週金土日はガッコに行くってのは頭に入っているんだけど、
どんな授業なのか
日本史で、特殊な、講義ってなんぞや?
スクーリングガイドブックにはあったけど、そんなもんチェックしてないアタクシ(こら)
行ってみれば、仏教史…でございました。

初日は、古代の寺院制度、
東大寺の造営に関する諸問題、
国分寺・国分尼寺の設置の三本です~♪

今回はなぎさんと、ゆずさんとご一緒でした。

センセは牧伸二…じゃなくて、牧伸行センセ(ネタが古すぎ^^;)
授業開始前に、廊下の喫煙場所で学生と話をされてたんだけど。
ネックストラップの色が赤じゃなかったら、センセだとはわからなかったわ。
センセは奈良大の卒業生で、卒業式のみ、現在の校舎で執り行った世代だそうで。
んじゃ、そんなにお年じゃないわけで…(笑)
ホント、通信教育部はどっちがセンセかわからんわ。

「話が面白くないと、寝ちゃうんですよね。みなさんに寝られないように
がんばります。あちこちで寝られちゃうと、結構…へこむので」
という声を聞いて、寝ないように頑張ったのですが。
なんか、センセの声、とってもソフトで、かなり今日は眠かったです。
「努めてゆっくりしゃべっているのですが、乗ってくると早口になるかと…」
先週の酒井センセがそれはそれは早口で機関銃のように喋り捲るので
牧センセはその半分以下のお話分量しかしゃべってないのではないかと…(笑)

明日に備えて早寝しなくては(汗)

授業終了後は、珍しく図書館にてお勉強(しているフリ)
探していた図書をコピーしたり、新しい図録をゲットしたりして、
なんかすごく疲れた←慣れないことするからだよね~。

明日もがんばりませう。
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