卒論用の参考図書として借りてきた本を慌てて読んでいるところなのですが…。
その中の一冊が、もう、べた惚れ(ぽっ☆)
いや、中身の話もそうなんだけど、
その本そのものもホレボレ。
だって、初版発行が昭和二年!(うわ、うちの父親と同い年かいな)
横書きの文字が右から、左へ読む!
書き文字は「旧仮名遣い」満載ながらも、
文体はやわらかで、「××に至るのは、自然の傾向でありませう」とか
「支配して居るやうであります」だのって「なり、けり、である」じゃないだけ良い。
これは著者が女性だからかな。
『序』は
『予若かりし程より…』とかあったので、ちとびびったのだが。
その最後には
『昭和二年九月九日
著者しるす
時に七十四』
ですから…。
著者は、錦織竹香。
調べてみたら奈良女子高等師範学校の教授兼、初代の寮務主幹。
従四位勲四等瑞宝章受章。
昭和20年没。92才。
あらら、すごいヒトなんだ。
終戦を迎えてから無くなったのかな(ちょっと気になる)
そして、かつてこの本を所有していたヒトの記録もある。
本の見開きには
「家政科 第一学年 花組 伊藤○○子」って書き込み。
奈良女当時の学生さんの蔵書だったのかな。
なんだかとっても歴史を感じさせる本です。
でも、中身がとっても面白くて、衣服の図解(手書き風)も丁寧で
古代装束の入門編としてみるのにはとっても親切な本。
古代の服制を調べようにも、今まで自明の理として説明されてなかったことが
この本では懇切丁寧に書かれていて>ありがたいよ。
こんな古い本だけど、蔵書となったのは平成18年2月17日。
つい最近奈良大学の図書館に来たんだわ。
本棚を眺めていて出合ったこの本。
パソコンで検索していただけでは出会わなかったであろう本です。
たまにあるんだよね、こういう本との出合い。
これを名づけて、運命の本と呼んでいます。
出会うべくして出合ってしまった運命の本。
そういう本、結構あるので、本棚チェックは欠かせないわ。
その中の一冊が、もう、べた惚れ(ぽっ☆)
いや、中身の話もそうなんだけど、
その本そのものもホレボレ。
だって、初版発行が昭和二年!(うわ、うちの父親と同い年かいな)
横書きの文字が右から、左へ読む!
書き文字は「旧仮名遣い」満載ながらも、
文体はやわらかで、「××に至るのは、自然の傾向でありませう」とか
「支配して居るやうであります」だのって「なり、けり、である」じゃないだけ良い。
これは著者が女性だからかな。
『序』は
『予若かりし程より…』とかあったので、ちとびびったのだが。
その最後には
『昭和二年九月九日
著者しるす
時に七十四』
ですから…。
著者は、錦織竹香。
調べてみたら奈良女子高等師範学校の教授兼、初代の寮務主幹。
従四位勲四等瑞宝章受章。
昭和20年没。92才。
あらら、すごいヒトなんだ。
終戦を迎えてから無くなったのかな(ちょっと気になる)
そして、かつてこの本を所有していたヒトの記録もある。
本の見開きには
「家政科 第一学年 花組 伊藤○○子」って書き込み。
奈良女当時の学生さんの蔵書だったのかな。
なんだかとっても歴史を感じさせる本です。
でも、中身がとっても面白くて、衣服の図解(手書き風)も丁寧で
古代装束の入門編としてみるのにはとっても親切な本。
古代の服制を調べようにも、今まで自明の理として説明されてなかったことが
この本では懇切丁寧に書かれていて>ありがたいよ。
こんな古い本だけど、蔵書となったのは平成18年2月17日。
つい最近奈良大学の図書館に来たんだわ。
本棚を眺めていて出合ったこの本。
パソコンで検索していただけでは出会わなかったであろう本です。
たまにあるんだよね、こういう本との出合い。
これを名づけて、運命の本と呼んでいます。
出会うべくして出合ってしまった運命の本。
そういう本、結構あるので、本棚チェックは欠かせないわ。
本屋さんや図書館って、稀にこういうことがあるのがたまりませんよね~。
しかし、昭和二年刊って古い本なのに、奈良大に来たのは今年かあ。
かるほさんに読んでもらうために、運命の糸に引かれてきたのかも。
そういうことってきっと有ると思う・・・と思わずロマンティックになった私でした。
ええ話やわぁ(うっとり)。
たまーに、本の方からアプローチしてくる場合があるので、アンテナははっとかないと(^^)
本屋さんや図書館ではたくさんの本に囲まれて
絶望的な気分になることもあるけれど(こんなに読めへん!て)
たま~にこんな出会いがあるので、ドキドキです☆
奈良女子大の正門向かいが女子大の寮。
そして寮の門の横にリッパな掲示板がありまして、奈良女子大記念館(重文)の秋の公開の告知ポスターに半身像が使われてらっしゃいます。
きりっとした知的な目元、意思を感じさせる口元でワタクシを叱咤激励されるのであります。
ホンマすいません。
(あやまり逃げかい!?)
木の茶の間に通う(?)ため、何度もあそこを通っていたのに
そんなお近くにいらっしゃったとは
>竹香センセ
やっぱり『運命の本』だったのだなあ…とヒシヒシと感じ入ります。
今度ちちろにお邪魔するときに、ご挨拶に行って来ようっと♪
不思議なご縁ってのは、時も場所も超えるものなんだなあ(ぽわわわ~ん)