庭のイチジクが熟し始めました。
カラスも執拗に狙ってきます。
目下ネットをかけたりして、防戦に相努めているところです。
イチジクの名前の由来は、1日に1果実づつ熟す
即ち、一塾(いちじゅく)から・・・という説
があるようですが、1日に1個どころか何個も熟します。
お陰様でこのところ、デザートには事欠きません。
イチジクは、カリウムを多く含み高血圧や心筋梗塞の予防
にも良い健康食品だそうです。
ペクチンをはじめ、植物繊維も多く、便秘予防にも良いそうです。
更に言えば、フイシンという蛋白質分解酵素も含んでいるので
食後に食べれば消化を助けてくれるそうで、
デザートにイチジク・・・というのは充分理に適った
食べ方のようです。
まあ薬効とか理屈はともかく、甘さも控えめで美味しいので
この所よくいただいています。
ところで、イチジクを庭のど真ん中に植えているような家は
めったに見かけません。
植えるとしても裏庭とか庭の隅っこにひっそりと・・・
といった感じで植えるのが普通でしょう。
ところが我が家は、そのめったに見かけないケースなのです。
恥ずかしながら、我が家の庭では実利を優先させています。
キレイな木より、実のなる木が威張っています。
紀元前3000年頃から栽培されている歴史ある果実。
エデンの園でアダムとイブがその葉っぱで前を隠した、由緒ある植物。
これからも、我が家ではイチジクに一等地を提供し続けるつもりです。