自遊日記

定年後の備忘録

ロンドン・わがまま歩き(65) テンプル教会

2007-09-22 15:17:04 | 英国の旅

ダビンチ・コードで一躍有名になった、テンプル教会を目指す。

法曹関係の施設が集中している「テンプル」地区にあるはずだが、
まだ観光地化されていないので、探すのが結構大変。






路地裏を探し回ってやっと発見。
司法関係の建物に囲まれ、キュウクツそうに建っている。

この教会は、1185年にテンプル騎士団の本拠地として
建てられたものだそうだ。

テンプル騎士団は、もともとエルサレムに向かう巡礼者を
異教徒から守る・・・という事を目的として発足した、
武装修道士の集団である。

その後勢力を拡張し、最後は国際的銀行システムのようなものまで
確立していたようだ。

いずれにしても謎の多い組織である。





入り口らしき部分があったが、厳重に封鎖されていた。

教会内部の見学は無理かも・・・と思いつつ
横手に回ると、そこに正規の入り口があった。





秘密主義で、内部の撮影は不可では、と思いつつ入ったが
何と撮影OK。意外と開放的。

但し、有名観光地と違って来訪者は少ない。

教会は円形(ラウンド・チャーチ)の部分と
方形(チャンセル)の部分とから構成されている。





これは、ラウンド・チャーチの床に眠る騎士像。
ちょっと異様な雰囲気。

映画「ダヴィンチ・コード」では、トム・ハンクス演ずる
ラングドン教授達が「教皇の葬りし騎士」を探して、ここにやってくる。







ラウンド・チャーチの天蓋。





ラウンド・チャーチの壁面の彫像も、何かを語りかけて
いるような感じに見える。




写真は、方形(チャンセル)の部分。
こちらは、普通の教会の雰囲気と変らない。





教会裏庭への入り口。

陽光を浴びる明るい庭園からは、
「謎に満ちたテンプル騎士団の本拠地」の面影は
感じられなかった。


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