ダビンチ・コードで一躍有名になった、テンプル教会を目指す。
法曹関係の施設が集中している「テンプル」地区にあるはずだが、
まだ観光地化されていないので、探すのが結構大変。
路地裏を探し回ってやっと発見。
司法関係の建物に囲まれ、キュウクツそうに建っている。
この教会は、1185年にテンプル騎士団の本拠地として
建てられたものだそうだ。
テンプル騎士団は、もともとエルサレムに向かう巡礼者を
異教徒から守る・・・という事を目的として発足した、
武装修道士の集団である。
その後勢力を拡張し、最後は国際的銀行システムのようなものまで
確立していたようだ。
いずれにしても謎の多い組織である。
入り口らしき部分があったが、厳重に封鎖されていた。
教会内部の見学は無理かも・・・と思いつつ
横手に回ると、そこに正規の入り口があった。
秘密主義で、内部の撮影は不可では、と思いつつ入ったが
何と撮影OK。意外と開放的。
但し、有名観光地と違って来訪者は少ない。
教会は円形(ラウンド・チャーチ)の部分と
方形(チャンセル)の部分とから構成されている。
これは、ラウンド・チャーチの床に眠る騎士像。
ちょっと異様な雰囲気。
映画「ダヴィンチ・コード」では、トム・ハンクス演ずる
ラングドン教授達が「教皇の葬りし騎士」を探して、ここにやってくる。
ラウンド・チャーチの天蓋。
ラウンド・チャーチの壁面の彫像も、何かを語りかけて
いるような感じに見える。
写真は、方形(チャンセル)の部分。
こちらは、普通の教会の雰囲気と変らない。
教会裏庭への入り口。
陽光を浴びる明るい庭園からは、
「謎に満ちたテンプル騎士団の本拠地」の面影は
感じられなかった。
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