自遊日記

定年後の備忘録

中欧の旅(56) プラハ・天文時計

2006-09-13 08:23:41 | チェコ・ハンガリー・墺の旅
カレル橋から旧市街広場へ向かい、天文時計を見る。




カレル橋のたもとにある、サルバートル教会(写真)の横の道を
進むと、旧市街広場に出る。




       
    旧市街広場に建つ、旧市庁舎の天文時計。

    旧市庁舎は1338年頃建設され
    天文時計は1410年頃造られた、と言われている。
    15世紀に造られた天文時計が、今尚ほぼオリジナルの形で
    600年の歳月を刻み続けている。
      




上の天文時計は、年月日、時間、日の出、日の入り、月の出、月の入り
を表している。
写真では解りにくいが、時計の両側に2体の像がある。
左の鏡を持った男は虚栄、金袋を持った男は欲望
右の骸骨は死神、楽器を持った男は煩悩を象徴しているそうだ。

仕掛け時計の動きは次の通り。
毎正時になると骸骨が綱を引いて鐘を鳴らし、左手に持った
砂時計を逆さにする。
上の窓が開いて12人の使徒が登場する。
12人がひと回りすると一番上の鶏が鳴いて終了。
但し、ここまで、たったの40秒程度。
あっと言うまに終わってしまうので、要注意。




下の天文時計は歴板(カレンダリウム)
黄道十二宮の獣と四季の農作業の様子が描かれている。

歴板の前を馬車が行く。




12時になった。            窓が開いて12使徒のお出まし。





40秒の仕掛けを見るために、早くから時計塔の前に
観光客が集まる。
あっと言うまに終わり、やや欲求不満顔で散っていく観光客。
カフェのテント越しに、時計塔をみる。


   

時計塔の東側はこんな感じ。
市庁舎北側部分は、第2次世界大戦で燃失したようだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿