お墓参りの後、南禅寺境内の一角にある「大寧軒」に立ち寄りました。
日頃は公開されていない場所ですが丁度「京の夏の旅」キャンペーンで公開中でした。
趣のある門を潜ると、露地風の庭が広がっています。
この池を中心にした池泉回遊式の庭です。
もとはここに南禅寺の塔頭寺院「大寧院」があったそうですが
明治初めの廃仏毀釈により無くなる。
その跡地に、茶道の家元薮内家により、お茶室を中心にした露地風の庭園が
作られたそうです。
現在は南禅寺が所有、管理しているそうです。
池にそそぐ清流。水源は琵琶湖の疎水だそうです。
川上には珍しい「三柱鳥居」がありました。鳥居の中央から水が湧き出ています。
これは、京都太秦(うずまさ)にある古社「蚕ノ社」にある鳥居を模したものだそうです。
印象的な景観を作りだしています。
庭の片隅には、猛暑の中 桔梗が涼やかに咲いていました。
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