自遊日記

定年後の備忘録

四国旅行(平家屋敷~大歩危小歩危)

2009-11-23 17:50:02 | 国内旅行
     
         かづら橋のすぐ傍に、「琵琶の滝」があります。

         平家の落人たちが、都の華やかだった生活を偲んで、
            この滝の前で、琵琶を奏でながら
            慰めあったと言い伝えられています。







    大歩危に向かう途中、歴史民族資料館「平家屋敷」に立ち寄りました。








          田舎を思い出す、懐かしい建物です。







     屋敷の中には、平家由来の宝物や民具が展示されていました。
          これは、古い機織機でしょうか。

   この家のご先祖の堀川内記という人が、安徳天皇の御典医だったそうで
          平家滅亡の後に、ここ祖谷に入山した由。
          現在の当主は、20代目にあたるそうです。







        いろりの火は絶やさないよう、気をつけているそうです。
           煙で燻され、柱や梁は黒光りしています。

          部屋の中がちょっと煙いですが、懐かしい匂いです。








                 石臼がありました。

           祖谷の粉ひき唄に、こんな1節があります。
   ♪祖谷のかずら橋  ゆらゆら揺れど  主と手を引きゃ こわくない♪
  こんな唄をうたい乍ら、祖谷の女性達はそばを挽いていたのでしょうか・・・。









    平家屋敷の見学を終え、出てきたら、昔懐かしいボンネットバスが
      停まっていました。祖谷を巡る、定期光バスのようです。

       素朴なかづら橋、平家屋敷、レトロなバス・・・
     古き良き日本の原風景を、祖谷でたっぷり味わえました。







              吉野川沿いを北上。
           このあたりが大歩危でしょうか。

  エメラルドグリーンの川面と、白い岩肌のコントラストが綺麗でした。







   ゴムボートによる急流下り(ラフティング)を楽しんでいる人もいました。
        このあたりは、ラフティングのメッカだそうです。
     





     どこからが大歩危で、どこからが小歩危かよくわかりませんが
           渓谷美をたっぷり楽しみました。







          井川池田ICで高速に乗り、帰路につきました。
     瀬戸大橋の真ん中あたりにある与島PAで休憩、向こう側は岡山県です。
         夕闇迫る中、与島PAを出発し京都まで走りに走りました。

       2日間で約900kmの走行は、ちょっと疲れましたが、
    四国の東半分を巡るドライブ旅行は、私と家内の楽しい思い出となりました。



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2 コメント

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三郎 (ごん魔女)
2009-11-25 07:39:28
吉野三郎の雄大な姿久しぶりに見ました。
エメラルドグリーンの川面は守る人たちの心の色でしょうね。

昔ながらの機織り機や糸車も、そして囲炉裏の火もすべてが郷愁をそそります。

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四国良いとこ (kite)
2009-11-25 17:30:20
吉野川には吉野三郎の異名がるのですね。始めて知りました。坂東太郎(利根川)は兄貴分になるのでしょうか。
それはともかく、四国路には、まさに郷愁をそそる自然やモノがいっぱいありました。
今回は東半分の旅でしたが、いつか西半分の旅にもチャレンジしたいと考えています。
四国の良さが、少しわかりはじめたkiteです。
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