昼神温泉から30分ほどで、「妻籠宿」に到着。
歴史の面影を残す宿場町です。
江戸と京都を結ぶ中山道。
ここ「妻籠宿」は江戸から数えて42番目の宿場だそうです。
ここ上嵯峨屋は、昔は木賃宿だった所だそうです。
意外と狭いです。
「妻籠宿」に朝顔がよく馴染んでますね。
あちこちにさりげなく花が飾ってあります。
「しょいかご」に生けた花も風情がありますね。
桝形の跡です。
外敵の侵入を防ぐ工夫のようで、この道も
直角に曲がっています。
古い郵便局がありました。
郵便局の前には、珍しい黒いポストがありました。
江戸時代の目安箱をかたどったものだそうです。
現役のポストだそうです。
山あいの鄙びた宿場町の雰囲気がよく残っています。
昔は、中山道と伊那街道が交差する交通の要衝として
大いに栄えた宿場町だったようですが、
明治以降は、鉄道や道路の整備に伴い衰退の一途を辿ってきたようです。
普通なら、街が無くなってしまうところですが、
妻籠の人たちの懸命の努力のお陰で、街並みがよく保存されています。
家や土地を「売らない、貸さない、壊さない」をモットーに
保存活動が続けられてきたそうです。
有り難いことです。
ヴィーナスラインから馬籠妻籠までとは、大旅行に驚かされました。
古い宿場が残っている妻籠は、20年以上前の夏に行った覚えがありますが、あの頃から比べるとずいぶん綺麗に整備された感じがします。
でも観光客はもっと多かったような・・・?
地元の人々の>家や土地を「売らない、貸さない、壊さない」をモットーにした保存活動<
頭が下がりますね。
時代に取り残されたお陰で、昔の姿のまんまで今に伝わる
ケース・・・妻籠馬籠とチェスキークルムロフはよく似ていますね。