このほど、五木寛之著「元気」を読了しました。
身体を元気に保つ方法だけを説いた本ではありません。
元気に生きるための心構えが詳しく述べられています。
著者曰く、元気に生きるためには
諦念、放念、観念に留意すべし、と説いています。
諦念というのは・・・
人は老いていくものだ、と「アキラメル」
人は必ず死ぬものだ、と「アキラメル」
善い行いをしたからといって必ず報われるとは限らない、と「アキラメル」
といった立場です。
放念というのは・・・
世の中には心配の種は数限りなくある。
ひとつのことを追うことをせず、それはそれとして次なる心配事に
気を向ける(手放す)ことが大事と説く。
仏教にも造詣の深い著者ならではの視点に感服しました。
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