黒部渓谷探索の後、富山県八尾にある山田温泉へ。
山田川沿いにある、玄猿楼という鄙びた宿に泊まりました。
越中八尾おわら風の盆、で有名な八尾町は、この温泉のすぐ近くです。
2日目の朝は、早起き(5時半)して朝風呂へ。
朝が早かったせいか、先客無し・・・
1人のんびり、山里のいで湯を満喫出来ました。
1人と言えば、ここには今まで見た事が無いような
小さい小さい湯船がありました。
家のお風呂でも、もう少し大きいのに、
わざわざ温泉にまで来て、こんな小さい湯船に入るのは如何なものか・・・と
ぶつぶつ言いつつ、入ってみると・・・
意外と居心地良かったですね。
朝7時にホテルを出発、立山ケーブルの立山駅へ。
駅前では、美味しい湧き水をゲット出来ます。
ケーブルカーで立山から美女平へ移動。
そして、美女平からは高原バスに乗り換え、室堂へ。
環境に優しいハイブリッド・カーで約50分のドライブです。
美女平を出発した直後は緑がいっぱいの普通の山道の走行ですが・・・。
高度があがるにつれ、木が少なくなり、低木や笹の世界に変ってきます。
あちこちに雪も残っています。
バスが大きなカーブを回った途端に、
フロントガラスに大きな山が飛び込んできました。
車内からは、ウワー、スゴーイという、大喚声があがりました。
雲海を下に見ながらのドライブは快適です。
室堂に近いこのあたりは、標高2000mを軽く越えています。
しばらく進むと、道の両側に高い雪の壁が見えてきました。
10数mあるようです。
よくテレビで見るシーンですね。
雪の壁をしばらく進んで、バスは室堂(標高2450m)に到着しました。
黒部ダムから流れ出た水が、日本一深いV字渓谷を縫うように流れて、日本海に注いでいます。
もちろん、グランドキャニオンの比ではありませんが・・・。