自遊日記

定年後の備忘録

「飛行神社」と旧暦雛祭り

2013-04-06 15:30:56 | 京都 街歩き

 石清水八幡宮がある男山の麓に、飛行神社があります。

大正4年(1915年)に航空界のパイオニアニ宮忠八が創建した神社です。

ここで「旧暦雛飾り」の展示があると聞き、訪れました。

 

 

 

 

零戦のプロペラとエンジン部が境内の隅に展示してありました。 

プロペラが無残に曲がっていますが、

大阪湾で、魚網にかかって引き上げられたものだそうです。

 

 

 

 神社奥の資料館には、日本航空界のパイオニア ニ宮忠八翁に関する資料が

沢山展示してありました。

 

ニ宮忠八は1891年に「無人飛行器」の飛行に成功。

次いで、人の乗れる飛行器の設計に着手。

1893年には「有人飛行器」の設計図も完成させた。

当時の軍の上官に、この飛行器の開発推進を上申したが却下された。

その10年後の1903年に、ライト兄弟が有人飛行を成功させました。

その情報を知ったニ宮忠八は、大いに悔しがるとともに、

その後は飛行器の研究をプッツリやめた由。

 

 

 

 飛行神社入り口には、ニ宮忠八の出身地、愛媛の八幡浜に伝わる

雛飾りが設えてありました。

ミカン山や八幡浜の港なども背景になっているようです。

 

 

 

 

 資料館3階には、多くの段飾りが飾られていました。

 

 

 

飛行神社界隈の街角にも、いろんなお雛さんが飾られていました。

八幡まちかど雛まつりは4月14日まで開催されているようです。

 

それにしても・・・

ライト兄弟のことは知っていても、ニ宮忠八の業績については

知らない人が多いと思います(もちろん私もそのうちの1人でした)

飛行神社を訪れ、何だか自信が湧いてきました。

ニッポン チャ  チャ  チャ!

 

 

 

 



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