鶴の湯には4種類の泉質の異なる源泉があります。
先達川に架かる橋を渡ると2つの建物があります。
右手の建物が「白湯」別名美人のの湯。女性専用です。
左手の建物は「黒湯」別名ぬくだまりの湯。こちらも女性専用です。
みぞれ交じりの雪が激しくなってきました。
黒湯の壁沿いに、のれんをくぐって行くと、女性専用の露天風呂に出ます。
しかし家内の話では、一寸動線上に問題があるようです。
露天風呂には脱衣所が無く、
おまけに白湯や黒湯から直接露天風呂につながる通路がないようです。
そこで、露天風呂に入るには白湯か黒湯で服を脱ぎ、バスタオルを巻いて一度表に出て
この道を歩いて行くしかないようです。
山深い、ひなびた1軒宿では、これも趣のひとつなのでしょうか。
先達川の両側に湯宿の建物が建っています。
白湯の横の小道を行くと、大きな「混浴露天風呂」に出ます。
鶴の湯のシンボルの露天風呂です。
こちらは「中の湯」につながっており、「中の湯」で服を着替えて、身体を温めてから
こちらの露天風呂に移動が可で合理的なレイアウトです。
混浴可といっても男性ばかりです。
雪の中けっこうお客さんが入っていました。
こんな山深い秘湯に2人連れの外人さんがいました。
珍しいので、ちょっと声をかけてみました。FROM?
一人はカナダから、もうひとりはスリランカから来たとのこと。
どちらもIT関係の研究をしている由。
時代の先端を行く外国のIT技術者と、山深い秘湯のミスマッチが面白かったです。
首まで湯につかりながら、何度もうなずいているうち、湯を飲んでしまいました。
雪の中、お湯が少しぬるくなってきました。
隣接の「中の湯」で熱い湯に入ってから帰りました。
乳白色の鶴の湯、最高でした。
宿泊棟の周りの建物にも雪 が降りつもり、風情がありました。