このほど、ジェフリー・アーチャー著「獄中記」を読了。
ジェフリー・アーチャーは元英国の下院議員。
サッチャーの右腕と言われた辣腕政治家であったが偽証罪で
刑務所へ送られ、2年間の獄中生活を送った人物。
ベストセラー作家でもあるアーチャーは、転んでもタダでは起きない。
しっかり獄中にPrison Diary をつけ、これが又ベストセラーになった。
海外のミステリーでは「刑務所もの」というジャンルがあるそうであるが
この本も結構読ませる。
獄中に出会ういろんなタイプの受刑者の生い立ちなどは、想像を絶する。
獄中の生活もいろいろ紹介されている。
逃亡を防ぐため、鉄格子のチェックが時々あるようだ。
音叉のような器具を使って、鉄棒をゆるめたり、取り替えようとしていないか
看守がチェックするそうである。
原始的な方法で脱獄を図る輩が、いるという事か・・・
又、政治家であり作家であるアーチャーは、ある時、受刑者を対象にした
講演を頼まれた事があるそうだ。
その際、講演後に彼の刑務所口座に振り込まれたのは、わずか2ポンドだった由。
現役時代、ラスベガスで講演した時は、飛行機はファーストクラス、ホテルは
スイートルームに泊まらせてもらい、謝礼は5万ドルの小切手だったそう。
正に天国と地獄の差。
読書をすれば、異界への旅、異次元への旅を楽しめるが、
塀の中への旅は、本だけにしておきたいものである。
ジェフリー・アーチャーは元英国の下院議員。
サッチャーの右腕と言われた辣腕政治家であったが偽証罪で
刑務所へ送られ、2年間の獄中生活を送った人物。
ベストセラー作家でもあるアーチャーは、転んでもタダでは起きない。
しっかり獄中にPrison Diary をつけ、これが又ベストセラーになった。
海外のミステリーでは「刑務所もの」というジャンルがあるそうであるが
この本も結構読ませる。
獄中に出会ういろんなタイプの受刑者の生い立ちなどは、想像を絶する。
獄中の生活もいろいろ紹介されている。
逃亡を防ぐため、鉄格子のチェックが時々あるようだ。
音叉のような器具を使って、鉄棒をゆるめたり、取り替えようとしていないか
看守がチェックするそうである。
原始的な方法で脱獄を図る輩が、いるという事か・・・
又、政治家であり作家であるアーチャーは、ある時、受刑者を対象にした
講演を頼まれた事があるそうだ。
その際、講演後に彼の刑務所口座に振り込まれたのは、わずか2ポンドだった由。
現役時代、ラスベガスで講演した時は、飛行機はファーストクラス、ホテルは
スイートルームに泊まらせてもらい、謝礼は5万ドルの小切手だったそう。
正に天国と地獄の差。
読書をすれば、異界への旅、異次元への旅を楽しめるが、
塀の中への旅は、本だけにしておきたいものである。