goo blog サービス終了のお知らせ 

自遊日記

定年後の備忘録

フィレンツェ(ウフィッツイ美術館)①

2005-02-24 12:28:23 | イタリアの旅
昨日フィレンツェ展を観て10年前家内とイタリアを旅した時の事を
いろいろ思い出した。

ルネッサンス紀行 イタリアベストハイライト10日と題したツアーに参加した。
ルネッサンス発祥の地フィレンツェはこのツアーの中核を成す目玉的な場所。

「明日はウフィッツイ美術館に行くので朝が早いですよ。
明日のモーニングコールは6時30分ですよと」とガイドさんから発表あり。
早くから並ばないと、待ち時間が大変とのこと。
当日は眠いところを我慢して起きた。

8時過ぎ美術館に到着。既に外人観光客がかなり並んでいた。
開館まで約40分待たされた。待っている間、夫婦交代で列を抜けて
ヴェッキオ宮殿やシニョーリア広場の彫像などを見て回った。
私のすぐ後ろに外人夫妻が並んでいた。暇なので話しかけてみた。
単語の羅列でも何とか通じる。楽しい。
相手も暇だから丁寧に相手をしてくれる。

この夫妻は英国人でイタリアには3週間滞在予定とのこと。
ロンドンの東北部に住んでいることも理解出来た。
あなたは英語をどこで習ったのですか?英国ですか日本ですか?
と聞いてきた。
日本と答える。
そんな質問をしてくるとは自分の英語もかなり いけてる のでは、と思った。

英国と言えばラグビー発祥の地。
調子に乗ってラグビーを話題にした。
しかし、いくらRugby Footballと言っても相手に通じない。
夫妻とも首をかしげている。
何回もやって、やっと通じたが“R”と“F”の発音がおかしいと指摘された。
何回も発音練習をさせられた。
しかしなかなかOKを出してくれなかった。
私の発音を聞いて、英国人の奥さんが笑いころげていた。
よほどひどい発音だったのか?
自信喪失。

自分の英語に自信を持ったり、自信を失ったり、ワイワイやっているうちに、
長い列が動き出し、あこがれのウフィッツイ美術館への入館となった。
今では楽しい思い出。