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自遊日記

定年後の備忘録

孫と「蒸気機関車」

2005-04-14 18:49:09 | 外出
今日はテニスの予定日だが、花粉の大量飛散を考え休んだ。

替わりに帰省中の娘と孫、家内のお供をして
京都駅横の、梅小路蒸気機関車館へ出かけた。
もちろんマスクでしっかり花粉対策はして。

乗り物好きの孫は大喜びだった。

実際に構内を走るスチーム号にみんなで乗った。
懐かしい汽笛、蒸気、煙・・・
たくましい動輪のリズム。
昔を思い出す。
10分足らずの超短い乗車だが、孫以上にPTAの方が楽しんだ。

機関車展示館では実際運転台に座らせたりしたが、
2才足らずの孫はあまり喜ばなかった。
ここもPTAの方が喜こんだ。
模型が走っているコーナーでは孫も満足の様子。

機関車館を出て、隣接の梅小路公園へ。
機関車がよく見える場所で弁当を広げる。
桜吹雪の中を、先ほど乗った機関車が通る。
孫は乗るより見る方がはるかに楽しそうだった。

うららかな春の1日を孫もPTAも大いに楽しんだ。
(写真は、桜をバックにしたスチーム号の勇姿)

「フィレンツェ展」を観て

2005-02-23 19:22:43 | 外出
今日、家内と京都市美術館で「フィレンツェ展」を観た。
正式には「フィレンツェ 芸術都市の誕生 展」と書いてあった。

これは、昨年から楽しみにしていた展示会。じっくり時間をかけて鑑賞した。
フィレンツェは家内と10年前に訪れた事があるので、どの展示物を見ても
何だか懐かしい感じ。

“屋根のない美術館“” と称される フィレンツェの魅力がバランスよく
見事に表現されていた。

展示品は
フレスコ画、板絵、カンバス画などの絵画、
レリーフ、木や大理石などの彫刻、
金工作品、写本彩飾画、織布作品・・・等 多岐にわたっている。
ジヨット、ミケランジェロ、ボッティチェッリといったルネッサンスの
巨匠たちの作品が直に見られるのは嬉しい。

ウイークデーだったからか、それほど混雑もしていなかった。
受胎告知の絵の前では
「白百合の花(処女性の寓意)がどこかに書き込まれているはずだ」と
夫婦で競争で探したり・・・のんびり、じっくり楽しませてもらった。

今日は、フィレンツェの空気を久しぶりにたっぷり味わえた、至福のひとときであった。
もう1度フィレンツェへ 行きたーい!

絶景「フィレンツェ」

2005-02-01 20:00:08 | 外出
1月29日の夜、関西TVで世界の絶景100選が放映されていた。
「世界1の大氷河崩落のシーン」と「神秘的なオーロラ」と「街全体が美術館のフィレンツェ」
の3ヶ所については詳しい説明があった。
いずれ劣らぬ絶景ばかり。行きたいところばかり。
但しフィレンツェについては1度訪れたことがあり懐かしく鑑賞した。

フィレンツェの映像では、花の聖母マリア大聖堂(S.Maria del Fiore)の頂上の
ク-ポラからの景色が「絶景」として紹介されていた。
ここは10年前家内とイタリアを旅行した際,苦労しながら登った思い出の場所。
聖堂の上のク-ポラまで登るには463段の階段を歩いて登らなければならない。
TVのクルーも苦労して登っていたが、我々も結構疲れたのを覚えている。
頂上に近づくにつれ階段も細く急になっている。
細く暗い階段を登りきった後、頂上に立ったときの感動は今でも覚えている。
フィレンツェの街はもとより、トスカーナ地方の景観を360度眺められ最高の気分だった。
しかし世界の絶景に値するほどのものとは当時考えていなかった。
先日TVを見てその良さを再認識した。

TVでは午後4時半に登ることを勧めている。
午後4時半には街中の鐘が鳴るらしい。
TVではBGMのように鐘が鳴り響いている中、夕日に照らされているフィレンツェの街並を
大聖堂の頂上から映していた。これぞ「絶景」の価値あり

懐かしくなってイタリア旅行のビデオを再生してみた。
大聖堂頂上からの映像は我ながらなかなかの出来映え。
ズームも使ってフィレンツェの街並を360度うまく撮っている。
TVの映像に負けていないかも。しかし残念ながら鐘の音は入ってなかった。
替わりに訳のわからない外国語(英語ではなさそう)がやたら入っていた。

そう言えば私のビデオを珍しそうに見て、しきりに話しかけていた外人のオッサンが
いた事を思い出した。

私の折角の絶景映像もへんなBGMのおかげで商品価値半減?  残念!


旅の楽しみ

2005-01-03 15:52:12 | 外出
旅は3回楽しめる といわれています。
1 旅に出る前の楽しみ
   旅に出る前に行き先についての情報を集めいろいろ夢を
   ふくらますのは実に楽しいものです。
   出発前から 旅をしている気分です。

2 旅そのもの の楽しみ
   旅そのものが楽しいのは説明の要ありませんね。
  
3 旅を終えたあとの楽しみ
   旅を終えた後も 行った場所に因んだ小説を読んだり
   映画を見たりして行った先の思い出をどんどん膨らませていく、、、
   といった楽しみがある。
   この楽しみはいつまでも楽しめます。

私は欲張りですので 3回も楽しめるチャンスがあるのだから3回ともしっかり
楽しまないと損 という考えで1、2、3とも徹底して楽しんでいます。

しかし人生いろいろ 人さまざまで
1 については異論もありそうです。
例えば 私の家内などは旅行に行く前にあまり詳しい情報を集めるのが
好きではありません。
最低限の情報を知っておれば良いという考えです。予習しすぎると
変な先入観や予見をもって旅行する事になるので嫌だ。
真っ白な気持ちで旅に出た方が感動も大という考えです。

10年ばかり前に2人でイタリアを旅行しました。 その際も
私は旅行前に大量の資料を集め、ノートに要点を整理し万全を期して旅に臨みました。
家内は敢えて資料を読みませんでした。
予習重視派と予習軽視派の2人が10日間の旅に出ましたがそれぞれ大満足でした。
お互いに主義主張を強要したりせずそれぞれ好きなスタイルで旅を楽しんだのが
成功の要因です。
1 については 人さまざま という事になりそうです。

3 については 家内も私も同意見です。
旅の後も大いに楽しむべし という事になります。
旅行したところがTVに出たりすれば 2人ともしっかり見ています。
思い出が膨らみ楽しいものです。

これからも 予習軽視派に影響されないで 予習徹底派の旗印をしっかり守って
いろんな旅を楽しんで行きたいと考えています。