松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

叔父の一周忌での出来事

2019年02月10日 20時38分12秒 | 

父 綴ります。

今日2月10日、去年2月6日の大雪の日に亡くなった、私の父の弟である叔父の1周忌法要がありました。

午前10時にお寺に参拝した後、お墓参りをして。

叔父家でお経の”般若心経”・”修証義1章2章3章”・”観音経”などを30を唱えて焼香。

位牌に書かれた「雪景和観居士」の戒名を見て、改めて大変だった葬儀を思い出しました。

去年の亡くなった日の最高気温は、-0.3℃。雪もどんどん降り積もってました、、。

葬儀の日の朝にいったては、-7.0℃だったったて日誌に書き留めてました、、。

 

午後12時半に迎えに来た大根島の「由志園」のバスで、「精進落としの食事会」へ。

キレイに整えられた「”滝の流れる日本庭園の池”」景色を見ながら。

集まった親族一同、酒を飲むと朗らかに笑ってた故人を偲びながら、互いの近況やらを話しました。

 

食事とお酒を堪能させてもらった後は、「雪避けの三角箕で囲われた”赤・桃・白の寒牡丹”」や、

手入れの行き届いた赤松・黒松木々と緑の苔、様々な大きさと形の大根島石(火山性玄武岩)を配置した池。

一年中何時行っても、”ボタンの花が数々咲いてる”のが見れる『ボタンの館』などを散策しました。

”1万坪の回遊式日本庭園”と銘打ってるだけのことはあります。

「例年恒例の”仮屋崎省吾”の生け花」も、各処に置かれてありました。

今年のテーマは『花札』。色付けした流木と、各種の花や樹で”猪・鹿・蝶・鶯・ ”の役札を表現。

(わが家が例年通り所望を受けた、花材の一つの「多田錦柚子の枝」も、

 まだちゃんと黄色の実を付けていました。)

 

回遊最後にある「喫茶・土産物の館」で、ビックリした出会いをしました。

フランスのパリから茨城に来て2年間勉強してるっていう、日本語の達者な好青年と、

京都出身の女の子のカップルと会話することが出来ました。

見とれてしまう”水色の瞳”が印象的な彼は、やがてニュージーランドに行って『太陽光発電システム』を研究するそうです。

「”太陽光発電システム”は、パナソニック、シャープやらが開発してしまってるでしょう。」って私。

『いえ、”自然の有機物質を利用した発電機能”を研究・開発するんです。』って彼。

私にとっては、全然違う未知の世界です。『張ってね!」としか伝えられませんでした、、。

わずかな時間でしたが、二人と話が出来てとってもしあわせでした。

 

「じゃあね」って別れた後、偶然にも「由志園」の出口前で、又遭いました。

彼と彼女はレンタサイクルで来てたのです。 

「スッゴーイ!。頑張ってるね!。」

「ええっ。」って笑顔の二人でした。

 

「由志園」のマイクロバスで送ってもらって帰宅した後。

今日の寒い向かい風の中を『松江まで行きます』って言ってたのを思い出して。

気になったので、孫娘2人を連れ立って、町はずれの峠坂まで歩いて行ってみました。

10分~15分それらしき姿を見つけようとしましたが、大根島方面から上がっては来ませんでした。

(女の子の方は、ちょっと疲れてないだろうか?。”お茶でも飲ませてやりたいな”って考えてましたけど。)

道路の横で、赤い実付けた”野イチゴ”を摘んで食べてた孫娘達も、『寒~い』って言いだしたので、、。

後ろ髪を引かれる思いを絶って、帰路。

”ほんのひと時の一期一会”でしたが。 彼と彼女の明日が、ハッピーでありますように。