松江のお茶・製造直売『錦峰園製茶場』 野津家のブログ

松江のお茶&お米農家。

20代で農業を継ぎ、
3人の子供を育てながら
両親と共に農業に励んでいます。

認定農業者会の研修③ 情熱っ!

2012年02月17日 21時25分12秒 | Weblog

父 綴ります。

昼食に、水車が並ぶ館で ”讃岐うどん”を食べ。(うどん玉をおかわり、、。)

午後の視察先の、高松市にある ”いちご屋 すかいふぁーむ”へ。

 

高知県からの視察の先客組があったので、冷たい雨が降る中、簡易テント張りの下で、

ファーム自慢の ”粒々を残した いちごアイス”を食べながら待ちましたが、、、。

案内されるままに、横に6連棟(約40m)×長さ約70mを一枚の圃場とする、

大きなビニールハウス内へ、、、。                            

さすが雪の降らない瀬戸内地方ならではの施設規模です。

 

農場の名前通りに、空中高床栽培棚には沢山のイチゴが・・・。

ハウスの中で、代表者の川西さん41歳から説明を受けました。

 

平成10年から創めたイチゴ栽培とのことでしたが、

14年に倍の面積に増加したものの、市場出荷の価格が低下する一方になり、

16年に誘われて中小企業家同友会に入会。

異業種仲間に刺激を受けて、切磋琢磨!。

有限会社を立ち上げ、直売所とソフトアイス・スイーツの店を開店!。

”イチゴ狩り”を始めとして、次ぎ次ぎにイチゴを使ったスイーツを開発!。

出荷規格外のイチゴを冷凍し、年間を通した商品材に利用するアイデアを実行!。

 

何より感心したのは、彼の頭の中!。

一番には、”おいしいイチゴつくり農家”であること!。

それ以上に、”企業感覚を持った事業展開”を目指して経営をしているということ!。

曰く、『 私は、夢と想いを明文化して、経営理念としています!』とキッパリ!。

『 縁ある人と共に、心豊かで活気ある職場環境を作ります!』と宣言!。

現に、営業職と会計職を正社員採用して、経営展開を拡大・充実化!。

 

イチゴ ハウスの照明に、”LED電球”を四国電力と共同研究中、とか。

( 葉っぱの色を良くする効果と、小電力効果を狙って)

イチゴの加工食品の販売を、食品加工機械メーカーと協調して都会地の店舗に展開とか。

 

全てを掌握しつつも、スタッフを信頼して事業を進めていく覚悟・決意が、

説明の言葉の中から漂ってきました、、、、。

(見習わなくては・・・・ おらも )