この作品は実は原作を以前に読んでたので見に来ました
原作は国内のミステリー大賞を総なめのような状態の作品
今まで誰も思いつきそうにない設定のミステリー小説てのがキモでトリックよりそちらのインパクトが強い
で、この映画化作品もその状況設定はネタバレらしせずにPRしてます
直ぐにわかるのにね
予告見た感じでは非常に軽々しく感じでしたが…
以下ネタバレです
と、言っても犯人やトリックはバラしてません
この作品は大学のサークルがロックフェスを見に行ってOBの持つペンションに泊まるが、ロックフェス会場に謎のウィルスが撒かれ、感染したものはゾンビとなりいつしか大学生達の別荘を取り囲む
大学生達はゾンビの侵入を防ぎながら別荘に立て籠るが密室の別荘でそんな最中に殺人事件が起こる
この映画のキモはここなんですよね
ゾンビに囲まれると言う密室の中で起こる連続殺人、しかも殺され方はゾンビに食われた死に方
犯人は人間?それともどこから侵入したゾンビ?
ここがネタバレ厳禁な部分
ま、早々にわかりますがね
私は原作のタイトルで想像つきました
この謎に立て籠る大学生の中にいる学生名探偵の浜辺 美波扮する剣崎 比留子と助手の神木 隆之介扮する葉村 譲が解決に乗り出す
途中ゾンビが別荘になだれ込んできたりしてゾンビと戦ったりするが、ゴアな描写は一切無く、ゾンビの脳を破壊したりする場面は全てレントゲンになる
阿鼻叫喚の地獄には程遠い腰の引けた作品になってましたな
観客を若者にターゲットにしたいが為にR指定などのレーティングを意識した描写が見え見えでまさに映画館よりテレビ向きでした
全体の雰囲気もどっかポップな感じで1週間前見た本家「ゾンビ」とは全く違います
原作ではオタクがゾンビについて講釈垂れる場面あるが、当然そんな"余計"な場面はカットでした(笑)
★★ 201912.26(木) アポロシネマ スクリーン2 11:45 M-2