MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.060 「ラストラブ」 (2007年 日本 110分 ビスタ)

2007-06-19 00:32:40 | 2007年劇場鑑賞
監督 藤田明二
出演 田村正和
    伊東美咲
    森迫永依



今日は休みで朝から映画館(いやいまは映画館と言うよりシネコンやからシネコンやな)に行きました。
まだ9時台やけど人多いね~久々にきた地元のシネコン、アポロシネマ8だけど早い時間から見にくる人多いね。
待合はレイト見にきた時ぐらいは人居てそうだが、ただ年配層がほとんどだけど・・・
そんな客層に混じって見に来たのが田村正和さんの久々の映画主演作で話題の「ラストラブ」です。

(あらすじ)

かつてニューヨークのジャズシーンで活躍したサックスプレイヤーの阿川明(田村正和)は、妻の死をきっかけにこれまでの生活を捨て、ひとり娘と静かに暮らしていた。
ある日、明は清掃局に勤める若い女性・結(伊東美咲)と最悪の出会いをする。
二度と会うことはないと互いに思っていたが、その後、ニューヨークで偶然再会する。

まぁテレビドラマのような雰囲気の映画だけど、年の差を感じるラブストーリーと思ってたら、愛してどうのこうの・・・と言うより、妻を亡くし半端人生を諦めた男と、結婚が破談になり傷ついた女が出会うことにより、互いの存在が気持ちの中で支えとして大きくなっていくと言う感じに私は感じました。
もちろんやがて恋愛感情は少しは互いに後半は意識していくような展開にはなるんですがね。

この作品で14年ぶりに銀幕復帰となるらしい田村正和の相変わらずのダンディぶりはいつもながら・・・一緒やね。
どの役やってても同じ見えてしまうのは私だけ(古畑任三郎は田村正和の演ずる役柄の中では少し異質のキャラだから違うか)かな~
ヒュー・グラントなんかもそんな感じを受けるけど、セリフ回しやキャラ(ついでに衣装も)などはどのドラマでも同じに見えてしまい、今回の作品でも一緒です。
まぁ~それだけ彼の個性が強いって事なんだろうけどね~
でも彼のキザ・・・て言うかダンディな雰囲気はニューヨークの風景に溶け込んでます。
チャリティコンサートのシーンでコール・ポーダーの名曲「ビギン・ザ・ビギン」をサックスで吹きながら袖から登場する場面は決まってて粋ですね・・・田村さんならではです。
まぁ正直、田村正和のワンマンショーのような映画ですね。
鑑賞後はとにかく田村正和しか印象に残ってないな・・・

彼の相手役の伊東美咲さんも頑張ってたけど、親子ほどの差がある田村の相手役は意外と自然に似合っていて、この人は年増の相手役の方があうかもね。
ただ一人、浮いてたのがユンソナ・・・外国人の役なのか日本人の役なのかわからないけど、もし普通に日本人の役なら訛りのあり日本語は違和感あり・・・何故彼女がキャスティングされたか疑問やね。



★★★ 2007.6.18(月) アポロシネマ8 スクリーン7 10:00 G-12

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