MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.107 「悪夢のエレベーター」(2009年 105分 ビスタ)

2009-10-28 00:18:10 | 2009年劇場鑑賞
監督 堀部圭亮
出演 内野聖陽
   佐津川愛美
   モト冬樹



先日からMOVIX堺づいてまし、今夜もMOVIX堺でのレイトショーです。
いろいろな作品が本日から封切られてるので、22時半にしてはまずます人が居ます。
今日の映画「悪夢のエレベーター」は元々舞台劇だったらしいですが、あらすじ見てると、なんとなく舞台に合うストーリーだな~と思いますね。
さてエレベーターという限定された空間の中のサスペンスコメディは果たしてどんなんかな?

(あらすじ)

鋭い頭の痛みで小川順(斎藤工)が目を覚ますと、そこは急停止したエレベーターの中だった。
一緒に乗り合わせたのは見るからにワケありな男女3人で、非常ボタンは故障し携帯電話は電池切れ、助けを呼ぶこともできない。
なぜか互いの秘密を暴露し合うハメになった彼らがそれぞれに不信感を募らせる中、思いもよらぬ事件が起きてしまう。



エレベーターに閉じ込められる映画は過去にもありましたね。
もちろん傑作「死刑台のエレベーター」て言うのがその代表作ですが、エレベーターと言う限られた空間だけでドラマが進行していく作品の一つにドイツ映画で「アウトオブオーダー」と言う作品がありました。
設定的に比較的この映画に近いかも知れませんね。
しかし狭いこのエレベーターで90分から120分も話をもたすのはなかなか大変だと思います。
「アウトオブオーダー」ももう相当昔ビデオで見たきりでうろ覚えですが、途中から話がつまらなくなったように思います。

そしてこの「悪夢のエレベーター」も最初はそれぞれの過去や秘密を暴露しながら何故このエレベーターに乗り合わせたか?と言う事が語られていくんですが、それらの場面を回想シーンとしてそれぞれ描かれて行く展開で、決してエレベーター内オンリーと言う訳ではありません。
もしかして密室劇?と鑑賞前に思ってたので意外と動きのある映画となっておりました。



しかしこの映画途中からガラリと様相が変わります。
詳しくは書けないけど後半はそれまでドラマの本題と思われてたエレベーターの出来事が実は大きな伏線だったりして予断の許さない展開へと変貌していく・・・
この辺は実に圧巻でした。
ま、これ以上は言えねぇ~

なかなかツボを得たキャスティングも成功の一つですね 騙されると言う充実感が味わえる映画です。



☆☆☆ 2009.10.24(土) MOVIX堺 シアター9 22:30 I-11

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