MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.106 「スネーク・フライト」 (2006年 米 107分 シネスコ)

2006-10-31 00:35:14 | 2006年劇場鑑賞
監督 デヴィッド・R・エリス
出演 サミュエル・L・ジャクソン
    ジュリアナ・マーグリーズ
    レイチェル・ブランチャード



この日3本目の作品は夕方「ファイナル・デッドコースター」を鑑賞したMOVIX堺へ再び参上!
22:15の平日ながらも遅い上映だけど、この時間だから3本ハシゴが実現したんですがね。
道中の車中で北海道日本ハムファイターズの日本一を知り、「これで今年の野球も終わったな~」と感慨深げに・・・

MOVIX堺に着いて10番スクリーンの比較的周りに人が来ない端の席を取り中に入ると、何と客は私ら2人・・・
そのまま上映が始りMOVIX堺のシアター10は私らのプライベート上映会になってしまいました。

(あらすじ)

殺人事件を目撃したため、ある組織から命を狙われることになった青年ショーン(ネイサン・フィリップス)。彼を暗殺者の魔の手から救出し、証人として裁判所に送り届けることになったFBI捜査官フリン(サミュエル・L・ジャクソン)は、ショーンを連れてホノルル発ロサンゼルス行きの飛行機に搭乗するが……。

一言で言えば「バカ映画」だが、動物パニックと航空機パニックのいいところをミックスさせたパロディにも見える。
まじめに見てると何か不自然でご都合主義的な展開にシラケルかもしれないが、割り切ってみたらこれが中々楽しめる一品になっております。

この前に見た「16ブロック」同様に証人を保護しながら護送する話だけど、この証人を抹殺するために悪党たちが仕組んだ暗殺の手段が護送中の旅客機に数千匹のヘビを機内に放す!という仰天手段・・・でも何故ヘビなのか?

色んな種類の世界各国の毒ヘビが機内の中ニョロニョロと這いずり、飛び回るヘビに狭い機内の客室で逃げ惑う乗客たち・・・この場面はいいね~最高に盛り上がる場面ですね。
時折に出てくるCG描写のヘビが全てホンモノのヘビを使った香港映画の怪作「人蛇大戦 蛇」と比べるとやや興ざめ気味だが、ここ数年のヘビ映画の中では傑出した面白さでしょう。

容赦なく女子供に襲い掛かるヘビ軍団の非情な攻撃も、凄惨な光景の中にギャグを織り交ぜたセンスが最高です。
トイレでSEXにふけるお約束のバカカップルが餌食になり、目玉をかまれる奴やトイレでおしっこの最中にチンチンをヘビに吸われるこれまた予想的中のバカ描写や、オバちゃんのスカートの中の股間にヘビが忍び込んだりオッサンが頭からヘビに飲み込まれたり・・・とヘビを題材に考え付くおバカな攻撃パターンの釣べ打ち!
そしてこんな異常事態に頼りになるのが兄貴=サミュエル・L・ジャクソン !
並み居るヘビ多国籍軍相手にスタンガン一丁で次々と手際よく電気ショックで失神させていく様は一種のカタルシスを感じさせます。
特にクライマックスは「もう頭にきた~!」とぶち切れてのヘビ軍団一掃のシーンは感動すらしてしまいましたよ。
サミュエル・L・ジャクソン主演のここ何年かの中では最高傑作かも?

そしてエアポートシリーズなどの飛行機パニック映画に付き物のパイロット不在の緊急着陸シーンもしっかり押さえてる所が泣かせます・・・

この作品の監督デヴィッド・R・エリスは夕方見た「ファイナル・デッドコースター」の前作「デッドコースター」の監督でもあり、設定が証人護送という2本目に見た「16ブロック」と共通してる事を思えば今回のハシゴした3本はいずれも相繋がるものがありますね~
見るべくして見た3本立てだった・・・のか?



★★★★ 2006.10.26(木) MOVIX堺 シアター10 22:15 K-27







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