MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.030 「ビトレイヤー」(2013年 99分 シネスコ)

2013-05-24 22:52:01 | 2013年劇場鑑賞
監督 エラン・クリーヴィー
出演 ジェームズ・マカヴォイ
   マーク・ストロング
   アンドレア・ライズブロー
  


久々の心斎橋での鑑賞です
見る映画が当初は鑑賞予定のなかった作品ですが案外そう言う時って思わぬ拾いモノの傑作に出会ったりするもんです
もちろんB級なりの作品だったりする方が多々ありますが・・・

(あらすじ)

大物犯罪者ジェイコブ(マーク・ストロング)を追い掛けてきたものの、深手を負わされた上に逃げられてしまった捜査官のマックス(ジェームズ・マカヴォイ)。
そんな中、あるトラブルに巻き込まれた息子の身を案じたジェイコブが潜伏先から姿を現す。
逮捕する絶好のチャンスだとしてすさまじい執念で彼を追うマックスと、その追撃を巧みにかわしていくジェイコブ。
やがて、自分たちが政府と強大な謎の組織が関与する陰謀に巻き込まれているのを知った彼らは、一時的に手を結んで戦いに臨んでいく。



クライムサスペンスだが、オープニングからバイクで逃げる強盗犯をジェームズ・マカヴォイ扮する刑事が追跡するシーンからして迫力ある演出で見せてくれます
このシーンが作品のストーリー全体のキッカケになる場面で 犯罪者ジェイコブとの因縁の関係が構築される

どことなく重い雰囲気の作品ながら、事件が進行していくにつれ、刑事と犯罪者が共通の敵に対して接近していき、2人でその敵に立ち向かい事になって行くのをスリリングな展開で見せてくれます
どことなく香港ノワールのような雰囲気もあり結構好みの作品でもあります



また銃撃戦の迫力は大作映画波に迫力ありマシンガンをぶっ放せば薬莢が景気良く弾かれるし、着弾した壁は大きな穴ボコだらけになる
リアルな描写が銃撃音以上に迫力を増幅させてくれます
この映画でやはりインパクトがあるのは大物犯罪者ジェイコブを演じるマーク・ストロング
冷酷そうな顔たちの中に息子を思う父親の顔と義理がたい犯罪者を好演しています



★★★ 2013.5.23(木)シネマート心斎橋 スクリーン1 18:35