MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「Ozzfest Japan 2013」

2013-05-15 01:22:53 | ライヴ&イベント




昨年のラウドパークに続いての関東遠征です
それまオズフェスジャパン2013と言う海外の有名なメタル&ロックフェス
発表のあつた時からこれは行きたいな~と思ってたんですが、途中から発表されていくアーティストが邦楽勢が増えていくに従いトーンダウン
でもオズフェスと言うブランドに惹かれての参戦となりました



前夜に品川に乗り込み当日は早朝から海浜幕張駅へ!
今回はグッズは通販の先行販売で購入さいてるので並ぶ手間が無いのですが、結構荷物などの持ち込み制限もあり、特に私はリュックを背負ってるんだがこれがボストンテロの影響でNGらしいのです
クロークが何と1000円で出し入れ不可と言う事で近隣のコインロッカー確保のための早出なんです
でも駅はすでに満杯!う~ん苦戦か・・・と思ったらメッセの入り口付近のロッカーにに少し空きがあったのですかさず確保!
晴れてリストバンド交換所に向かった
でも昨日はももくろやホルモンの影響もあり、かなりの人出だったようですが今日は現時点ではガラガラです・・・
更にグッズコーナーも昨日は2時間くらいの待ち時間だったらしいが、本日は待ち時間ゼロ・・・もしかしかしてこれが本来のこのイベントの姿?



↑前日は凄かったらしが・・・本日はこの有り様

時間つぶしにメッセ内をウロウロしてるとHKT48の写メ会が行われるようで、こちらの方が動員してそう・・・
でもここでサマソニしてると思うと大阪と比べるとまだ暑さはまだマシかもね~
室内で涼しいそうだし・・・大阪はほとんど野外の地獄です


↑メッセの臨時クローク(\1000-)・・・誰も預けてません 今日は無駄なスペースになってます


↑こんなイベントしてました

さていざ会場に入りまずはビールとケバブわ食べて腹ごしらえしてると飲食エリアでデスボイスコンテストなるメタルカラオケ大会が行われてます
結構楽しそうですね~オジーオズボーンの♪クレイジートレインでめちゃ盛り上がってます




ライブエリアに入ろうとすると入り口でボディチェックされる
厳重ですね~ポケットに携帯とアイフォンの充電器入れてんだけど何か言われへんかな?
そんな心配をしながらゲートを無事通過したと思ったら、すぐまた目の前に中日のフランコ見たいな黒人が立ちはだかりまたボディチェックしやがんの・・・2回もすなよ!


↑いつになく厳重なライブエリア入口

さてオープニングアクトを遠巻きに見てるとこのバンドのボーカルは女性のようですね
ステージが並んで2つあります
大型スクリーンが各ステージとステージ間の3台あり、後方にもあります
どこで見てもライブが楽しめます
まだまだ本番まで少し時間あるので飲食エリアや2階エリアをブラブラ・・・しかし紙コップで渡された水が300円って高すぎやせんか?
coldrainのライブが聞こえてきましたが昨年サマソニで見てるからまぁ~いいか・・・
さて初めて見る邦楽のハードロックバンドのアンセムからオズフェスライブ本格参戦!
英語の歌詞でゴリゴリくるラウドネスより聞きやすい感じですね
ベースの柴田さんが闘病していたようでこのステージが復帰の舞台らしい
でもそんなブランク感じさせないプレイがさすがですね~
結構盛り上がっております

続いてのMUCCはガンズアンドローゼスの前座で見た記憶があるバンド
ガンズの時も思ったけど結構曲は聞きやすいしいい感じですね
聞いたこともある曲が数曲ありました

AA=・・・これは私の中ではロックというよりダンス系なイメージですが、一度見たいアーティストでありました
サマソニやラッシュボールに行きそびれたりで見逃してたんですが今回初めて見れます
まさにハードコアな激しい打ち込みビートがアリーナに響き渡り、ボーカルが激しく吼える!
うん、ボーカルこんな人が歌ってたんですね~なんか円広志見たいな風貌(笑)
でも曲は激しいダンスミュージックって感じで、オズフェスでは異質な感じかな?
と思ってたらその後のMCで何とオズフェス出演が今回が3回目だとか!
これは失礼した!

さてその後が海外のアーティストSteel panther!私の中でも期待感あふれるバンドです
その見た目は明らかに80年代のメタルバンドそのもの!
ド派手なメイクにロン毛というLAメタルそのままの容姿で曲もまたその頃を思い出す懐かしい曲調のナンバーで場内はノリノリです
もう見てるだけで楽しくなる感じでやや引き目で見てたそれまでの邦楽バンドとは違い、もうライブのムードに入っていってしまう
ボーカルのマイケルスターは軽快に歌い腰をふりポーンと片足を上げるアクションもどことなく懐かしさを感じさせる
ラウドロック系やデスメタル系のファンからすればクサく見えるかも知れないが、そこは持ち前の個性カバー!
特にMCではやたら喋りまくり場内は爆笑の渦!
3人の掛け合い漫才のごとくのMCは見る者をとことん楽しませてくれようとしてるサービス精神がいいね
さらに日本語で「カノジョヲガクヤ二ツレテコイ」や「オッパイヲミセロ!」などの下ネタは得意中の得意なんでしょうね~
特にラストの曲では私の後方にいた外人のお姉さんは男性に肩車せれてシャツをオッパイの下ぐらいまでたくし上げてオッパイ出す気満々だった・・・
とにかく楽しいひと時で何か見てるだけで元気になれるライブでした

そしてこの後は江戸川乱歩の小説のタイトルそのままのバンド名の特異さと、その独特の和装の風貌からまったく予想がつかないノーマークの邦楽バンドの登場です
人間椅子・・・ドラムは見た目普通の人って感じ、ギターの和嶋さんはメガネをかけていてその顔の感じからはロックと言うイメージがわかないおじさん
そしてベースの鈴木さんはスキンヘッドでしかも顔が白塗りと言う怪奇派・・・
この3人のオッサンは何をやらかすのか?
と思ってるといきなり奏でる轟音のシャワー!
まさに和製ブラックサバスって言われるだけにどことなく雰囲気が似てる!
でもサバスのような悪魔的という西洋の匂いではなく、そこは和風で怪奇な魔物のようなサウンドというのでしょうかな~
青い照明に浮かぶ鈴木さんの白塗り顔が完全に怪談を語ってる講談師に見えてくる!
時にはスローにまた時にはリズミカルに演奏される
これは何なんだ・・・凄いやんけ!

無表情でギターを弾き軽快なステップを踏む和嶋さん・・・どう見てもロックしてる人に見えんな~
でも一見アンバンランスな所が見事な調和となり、あの独特の雰囲気を出してるんではないでいしょうかね
MCで和嶋さんが「バンド生活25年やつと幕張メッセの舞台に立てました。これからも気持ち悪い唄をあます所なくやっていきたいと思います」
と言えば大歓声のオーディエンス
もう最後の曲なんて鈴木さんの鬼気迫るようなボーカルにそれに寄り添うように無表情でギターを弾く和嶋さん・・・いつしかドラムのナカジマさんは上半身裸だ!
もう鳥肌もんの凄いセッションを見てるようで文句なしのベストアクト!
もう少し見てみたいと思わせてくれました
きっと多くのオーディエンスがそう思ったんではないでしょうか?
3人が袖に引っ込んだ後の自然発生で起こった人間椅子コールがそれを物語っている


↑これが人間椅子の皆さん 今後要チェック・・・ハイ、写真ありがとうございました

反対のステージではこれまた期待のストーンサワー!
コリーテイラーがカッコよすぎなパフォーマンス!
オイ!オイ!オイ!とオーディエンスを煽る!
スリップノットのブルータルな雰囲気と違いMCもどこか人が良さそうな感じが漂い
日本語で「ツギノキョクハ」と紹介する所に人柄出てるように思います
激しい曲だけでなく♪Through Glassのようなバラードを聞いてると彼のボーカリストとしての幅の広さを感じたりします
スリップノットの時は不気味な仮面を被ってるが、素顔はベッカム似の男前ですね
でも前かがみに鳴りながら歌う姿はスリップノットを彷彿させる(笑)
ちなみに彼らの2枚に渡るコンセプトアルバムは会場のCDコーナーで買ってしまいました



ストーンサワーの後はやたら飲食エリアが混みだした

さてストーンサワーが終わるとライブエリア内は大きく人が動きだします
一斉に休憩モードでしょうか・・・私もサバスまで一旦外に出て幕張メッセの1~8ホールに移動して休憩です
会場内のソフトドリンクは高いのでこちらの自販機で水分補給です
いつしか陽もどっぷり暮れかかっていますメッセが夕焼けで赤く染まってます
toolを遠巻きに見てると後方で泥酔?してそうな輩がウロウロと千鳥足・・・周りに迷惑かけてます
toolのそれまでのメタルとは少し違った世界観でしかもレーザーとかモニターにイメージ映像を流したりと別格の扱い!
さて想以上に楽しいオズフェスも後僅か・・・メッセが夕闇に包まれた19時20分
ブラックサバス降臨!


↑夕闇が近付いてきた・・・

ステージ袖からオーディエンスを煽るオジ―オズボーン!
場内の大歓声の中迎えられたオリジナルサバス!
♪War Pigsからスタートのショーはステージ後方の大型スクリーンに世界情勢の映像が流れメッセージ色豊かな幕開け!
後半のギターの部分をオーディエンスたちがハミングでなぞる!
その光景に満足そうなオジ―!
♪Into the Void ♪Under the Sunと幕張メッセをダークサイドへと誘います
時に歌いながらやや猫背気味に歩くオジ―、でも基本は中央のスタンドマイクで歌うことが多い
でもそこにどっしりと構えてる感じで見事な存在感はさすが!



そして雨の音が館内に・・・そう♪Black Sabbath
またもやスローでダークな曲ですが、これぞサバス節と言うのを聞かせて貰ってる感じ
オジ―の「オ~ノ~!」と言う絶叫も決まってます
やはりと言うか当然ながらオジ―在籍の初期のナンバーばかり演奏されます

♪Behind the Wall of Sleep ♪N.I.B.とアップテンポな曲では「オ~イエ~!」と一転明るいムードでオーディエンスも大盛り上がり
今回はドラマ―がサポートのドラマ―でオリジナルのビルワードは契約でもめてツアーから降りたようで半オリジナルメンバーなんです
でも一番若いこのドラマ―のドラムソロからやがて♪Iron Manのイントロに変わっていく所はカッコよかったね~
「お~お~おおっお!」イントロに合わせて大合唱!
変則的な後半の展開には場内のもりあがりもヒートアップ!

そして新曲♪God Is Dead?がまたそのダーク世界に引き込まれます
この曲はブラックサバスらしいいい曲ですね
♪Children of the Grave で一旦終了
当然アンコールを求める歓声がメッセ内を包みます
割と呆気なく出てきたメンバーたち
お馴染み♪Paranoidで90分に渡るブラックサバス復活祭が幕を閉じるのであります

貫禄が違いますね~やはり!
このメンバーで生で見れるのは最初で最後かも知れず、TV放送もないらしいからまさにプレミアなライブを見れて大満足です
やれアイドルが出るだの邦楽が多いだに色々と言われてたけど、ふたを開けて見ればみんな大満足な様子で、私も大阪から来た甲斐がありました

余韻に浸る間もなく急いで東京に向かい夜行バスに乗ります
明日はそのまま仕事です・・・会社に着くまでがオズフェスです
気を付けて帰りましよう
バス待ちの間、出汁の濃い東京のうどんを食べましよう
たぬきうどんを頼んだらわかめうどんだった・・・東京を実感!(笑)



ブラックサバス オズフェス公演セットリスト

01.War Pigs
02.Into the Void
03.Under the Sun/Every Day Comes and Goes
04.Snowblind
05.Black Sabbath
06.Behind the Wall of Sleep
07.N.I.B.
08.Fairies Wear Boots
09.Symptom of the Universe (instrumental)
10.Drum Solo
11.Iron Man
12.God Is Dead?
13.Children of the Grave
(Encore)
14.Paranoid




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