MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.016 「キャビン」(2011年 95分 シネスコ)

2013-03-17 23:31:13 | 2013年劇場鑑賞
監督 ドリュー・ゴダード
出演 クリステン・コノリー
   クリス・ヘムズワース
アンナ・ハッチソン



シネマート心斎橋に2週続けての鑑賞となりました
「ジャンゴ~」とか「フライト」など見たい映画を先送りにして見てきたのがこの映画
久々にホラー映画としては評判の高い作品できっと長くないであろう上映期間内に見たいので、こちらを優先で見た次第です
意外とお客さんも入っていて、さすが評判の映画ですね~

(あらすじ)

森の別荘へとやって来たデイナ(クリステン・コノリー)やカート(クリス・ヘムズワース)ら大学生の男女5人。
彼らが身の毛もよだつような内容のつづられた古いノートを地下室で発見し、呪文を唱えてしまったことから、何者かが目を覚ましてしまう。
一方、彼らの知らないところではその一部始終が監視され、コントロールされていたのだった。
そして、何も知らない彼らに魔の手が忍び寄り……



ホラー映画ファンには結構堪らない作品ではないでしょうか?
設定のつかみは「死霊のはらわた」で、地下室の扉や呪文を読むとこなんかも「死霊のはらわた」ですね
若者が次々に殺されていくというホラー映画の定番から後半は・・・この映画の面白さを語るにはこの後半を語らないと始りません!
よって・・・



             ネタバレ警報発令!(鑑賞予定の人はここからは読まないように)

















































この映画を見て最初に後悔した事があります
それは先週ここの劇場でこの映画の予告篇を見てしまったこと
正直あまり予備知識無しにしてたのに不覚にも予告を見てしまい、コントロールセンターの場面などが予備知識としてあった事です
見て無ければもっと意表つかれて楽しめただろうに・・・

今までのホラー映画のパターンが想定の範囲内として語られて、その範囲を打ち壊して行く展開を見せるのが見どころです
でも色んな映画のエッセンスが詰め込まれていて、そう言う見方でも楽しめます
冒頭のタイトルの出し方はまさに「ファニーゲーム」だったしね
特にキューブを思わすような立方体のBOXの中に居る無数のクリ―チャ―たちにはただ驚嘆!
若者たちがそのBOXの中から知らず知らずのうちに自分たちを襲うキャラを選んでしまうんだが、選ばれたのがゾンビってのは分かりやすい選択ですね
このBOXのシーンは後にDVDとかでスローや一時停止で確認したいシーンできっと色んなホラー映画のキャラが居るかもよ・・・



そのBOXから無数のクリ―チャ―たちが溢れだすクライマックスはまさに阿鼻叫喚の地獄絵図で、まるでゾンビが大型エレベーターで地下に降りてきた「死霊のえじき」を思わせてくれた
この壮絶なカタストロフィーは結構盛り上がります!
でもその後にあの方がカメオで出来たのは笑ったな~
センターの管理人の役だけど、もしかして腹から何か飛び出てきたりして~とか想像してしまったぞ!(この役者さんにそれしたらパロディ映画になってしまうか・・・)
不思議とこう言う映画でも違和感なく見れるのは、さすがリプリ―役がまだ板についてるせいか・・・



★★★★ 2013.3.14(木) シネマート心斎橋 シアター1 20:50