MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.012 「ALWAYS 三丁目の夕日'64」(2011年 142分 シネスコ)

2012-02-11 23:39:31 | 2012年劇場鑑賞
監督 山崎貴
出演 吉岡秀隆
   堤真一
   小雪



本日はMOVIIX八尾での2本だて!
ここMOVIIX系は平日はメンバー割引で1300円で見れるから何かと助かってます 
今回は3Dでの鑑賞ですが、普通なら2000円くらいするので結構大きいですね

(あらすじ)

昭和39年、日本中が高度経済成長と東京オリンピックに沸く中、東京・夕日町三丁目はいつものように住民たちが和気あいあいと暮らしていた。
小説家の茶川(吉岡秀隆)は間もなく新しい家族を迎えようとしており、鈴木オートの則文(堤真一)も事業を軌道に乗せ、三丁目中が活気にあふれていた。
しかし、そんな中転機を迎える人もいて……



シリーズ第三弾となるこの映画ですが、今回は流行りの3D映画としての公開
でも昭和30年代の東京の町並みをCGで再現されてるのが売りの一つとはいえ、このドラマ主体の人情劇を3Dとして公開してもあまり意味がないように思ってたけど、オープニングでビックリ!
まさにこれぞ3Dと言うのを体感させてくれます(ま~3D効果はそれぐらいで後は2Dでも充分ですが)

いつのまにか淳之介と一平がすっかり大きくなったのが年月を感じさせますね
とくに一平がちょい生意気になってて笑ろた・・・
東京オリンピックで沸く下町が舞台ですが、相変わらず中の悪い吉岡秀隆扮する茶川竜之介と堤真一扮する鈴木則文がTVを巡って白黒とカラ―でいがみ合うシーンの大人げなさや茶川と淳之介との親子のような不器用な関係など前作からのパターンとして描かれるが、今回はスト―リーの中心は堀北真希扮する六子と新加入?の森山未來扮する孝太郎医師との恋愛エピソードと茶川と淳之介の決別のエピソード



六子を嫁に出す鈴木家だが実際は雇い主と従業員の関係・・・実の親子ではないのだが、親子同様のような関係に見えてくるし、また茶川に取って淳之介は赤の他人・・・それでも実の息子のように可愛がり、そして心を鬼にして一芝居を打ってでも淳之介の夢をかなえるためにあえて決別する
親子ではないのに実の親子同様の関係の2組の家族がそれぞれの送り出し方で送る姿は対照的です

昭和30年代のアナログだった時代、現代のようなデジタル化され、人の心が無くても何もかも回って行ける時代から見れば、すべてのモノに人の温もりや気持ちが伝わっていた時代を改めて懐かしく思い、今こういう時代の気持ちをもう一度持たなければ行けないのではないか?そんな事を感じさせる作品だった



★★★★ 2012.2.9(木) MOVIX八尾 シアター11 18:00 J-6