MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.020「恋とニュースのつくり方」(2010年 107分 シネスコ)

2011-03-16 00:17:18 | 2011年劇場鑑賞
監督 ロジャー・ミッシェル
出演 レイチェル・マクアダムス
   ハリソン・フォード
   ダイアン・キートン



東日本巨大地震の報道が連日なされ、しかも事態がますます悪化していく状況に関西圏からも胸を痛めずにいれないです
その地震に影響でこの映画の前に見た「ヒアアフター」が打ち切りになったらしい。
また「唐山大地震 想い続けた32年」「ザ・ライト -エクソシストの真実-」も延期・・・
映画界にも影響が出てる今回の災害、ライブイベントやスポーツなども延期になってるだけに事態は多方面に深刻となってます
その「ヒアアフター」と続けて見たこの「恋とニュースのつくり方」はガラっと雰囲気の変わった作品です

(あらすじ)

失業中のベッキー(レイチェル・マクアダムス)はニューヨークで朝番組のプロデューサーに採用されるが、それは局に見放された超低視聴率番組だった。
彼女は番組を建て直すため大御所の報道キャスター、マイク(ハリソン・フォード)を起用し、やがて同僚のアダム(パトリック・ウィルソン)と恋に落ちる。
恋に仕事に順調なスタートを切ったベッキーを、思わぬ事態が待ち受けていた……



色んな意味で楽しい映画でした・
アメリカ映画らしい作品で、若きヒロインのプロデューサーがベテランのキャスター相手に四苦八苦・・・その相手がハリソン・フォードとダイアン・キートンで、しかもこの2人が仲が悪い!
コメディ映画として設定も面白いし、同僚とのロマンスなどもありまさにアメリカ映画らしい明るい映画でした

何と言ってもハリソン・フォードとダイアン・キートンの2人の存在が効いてます
互いに譲らない我の強さに「イイ歳をした大人が・・・」とツッコミたくなる面白さがあるし、ライバルというよりも犬猿の仲って感じをこの2人のベテラン俳優が見事に演じています
ハリソン・フォードの嫌~なキャラがまた笑わせます
そしてそれを受けるダイアン・キートンの笑って受け流す皮肉っぽい態度がまた絶妙です
主人公のレイチェル・マクアダムスもさる事ながら、この2人の存在感がこの映画の命だと思いました



かつてウィリアム・ハート主演の「ブロードキャストニュース」と言う作品があったけど、今回もその映画同様にTV局のそれもニュース番組の舞台裏を興味津々と見せてもらいました。
ただ邦題はなんか的外れ気がしますね~



★★★★ 2011.3.10(木) MOVIX八尾 シアター10 21:50 F-4