<帆船は男のロマン>
いゃ~~お話が前後し申し訳有りませんが、きっときと市場の後は、日本丸から海王丸を目指したのです。
運良く海王丸パークに日本丸も入港している、ダブル帆船なのです。
きっときと市場で白エビを堪能した後は、目の前の海王丸パークに飛んで行きます。
夏場の駐車中にはルーフベント、左側ギャレー付近の小ウインドウを開き、ダイネット内の温度上昇を防止します。
これでダイネット内温度が少しでも低下しますと、冷蔵庫のコンプッレサー作動頻度が低下し、サブバッテリーの温存に繋がるのです。
まぁ~移動毎に開閉の手間は掛りますが、サブバッテリー電力は夜間のエアコン用に温存しておきたいものですよね。
まずは日本丸からです。
ここでもベントカバーは開いていますよ。
いゃ~~美しい帆船ですね~~~。
この時点では、青空が覗き真夏の太陽が輝き、目眩が出るほどです。
青い空、白い帆船、美しいものですね。
たまたま下船して来ました、船員さんに一般公開は無いの?
と聞きますと、「無い」とのつれない返事です。
「タラ号」では予約無し、飛び込みでの見学希望を伝えますと、「どうぞ、見て下さい」とは大違いです。
国民の税金で建造、稼働している帆船にしては困りものですね。
(@_@;)
そんなグチにも負けない、美しい帆船です。
船首には黄金に輝く、女神像が取付られています。
航海の安全を祈り取付られたもので、古代ローマ、ギリシャ時代まで遡る歴史ある物なのです。
国土交通省 航海訓練所に所属する、練習帆船 日本丸にも「藍青」と名付けられた女神像が船首を飾っています。
係留ロープには、ネズミ返しが取付られています。
これで、ネズミの船内進入を防止するのですね。
船尾まで歩き、振り返りますと
いゃ~~~船尾も色っぽいですね。
向かい側の岸壁には、海王丸も見えます。
停泊中の帆船の水は、陸上から給水されるのですね。
マンホールから給水ホースが繋がれています。
しっかりと、給水カウンター付きですね。
さ~~て、次はいよいよ海王丸に行きます。
左側が海王丸、右側は日本丸ですね。
これだけの大型帆船を同時に2隻見れるのは、ここ富山だけでしょうね。
海王丸に来る頃には、厚い雲が広がって来ました。
帆船としては、海王丸が古いのですね。
船体はビョウ構造です。
このビョウは取付時には、赤色に加熱しビョウ打機で人が一個、一個打ち付けるのです。
此方は見学料金 500円でした。
ここでもシルバー料金は無しです。
(@_@;)
それでもウキウキ気分は、押さえる事は出来ません。
操舵室に上がりますと、羅針盤がにぶい光で迎えてくれます。
真ちゅうの金属部は、ピッカピッカに磨かれています。
機走時(エンジン走行)には、ここで舵を取ります。
油圧作動ですから、小型の舵輪で操作出来るのですね。
外に出て見ますと、何枚かのセールが張られています。
航海灯のカバーもピッカピッカです。
一般船員のベットは、キャンカーとほぼ同一サイズのようです。
これからリア2段ベットで寝る時は、海王丸と同じだと思う事でしょう。
建造当時の姿のエントランスです。
う~~ん!
海賊船長が出て来そうな。
エンジンはジーゼル6気筒が2基でしょうか?!
貴賓室です。
帆船ですからでしょうか、思いの外、狭いような。
船長室もベット幅はやや広い程度で、バンクスのバンクベットの方が広いようです。
まぁ~此方は常時展開ベットですが。。。
船尾に有ります、帆走用の舵輪です。
船尾側からセールの風を読みながら、操船を行うのですね。
荒天時には数人で舵輪を抑えるようです。
今日は夏休みでもあり、子供達のセール張り体験が有るのです。
小さな子供達が力を合わせ、セールを引き上げます。
どうやら無事にセール張りが完了しました。
こんな恋人の聖地も。
本来は船内に時報、その他連絡用なのでしょう。
一通り廻りますと、汗だくです。
雲は厚いものの、熱射が半端無いのです。
何とか建物内に逃げ込み、イチゴ氷を頂きます。
2017年 夏!
何とか身体を冷やし、次の目的地にステアリングホイールを切ります。
新湊大橋からの海王丸です。
新湊の湾岸道路で、べた踏み坂か?と思いましたが、意外とスロープが長くすんなりと登ります。
さ~~て、富山の夜が待っています。
昨日、お話していまいましたが。。。。
(#^.^#)
つづく