kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

待望の新型バッテリー出現か?!

2017-08-07 11:49:03 |  バッテリー

<テスラがやったかも?!>

台風5号は九州西部は逸れ、高知から紀伊半島に向かっています。

今も時折、強い風と共に大粒の雨が振り掛っています。

今後のルートは、琵琶湖を掠め列島縦断の勢いですね。

 

そんな台風前に束の間の青空が。

生温かい風が吹いていたものの、久しぶりの青空ですから翼が伸びない訳は無いのです。

 

そんな今日は、以前より気に成っていました大型ディープサイクルバッテリー(以下 バッテリー)が出現したようです。

テスラが大型壁掛け式バッテリーを発表した事は、既にニュース等で知られています。

今回はその第二弾とも言える、「パワーウォール2」の発表、発売なのです。

 

【容量と重量】

今回は壁掛け式から、床に置けるタイプに変更でのデビューです。

重量が125Kg有りますから、床設置で使用範囲拡大と成る事でしょう。

125Kgと言いますと、重そうに見えますが、100Ah鉛バッテリー4個半程度ですから、容量から見ますと驚異的軽さとも言えます。

 

容量は14Kwh !

一般的な小規模家庭で、1日当たりの消費電力は10Kwhと言われていますから、1日以上の使用が可能なようです。

こんなバッテリーをキャンピングカーに搭載しますと、AC100V電気製品が普通に使えるのでしょうね。

 

【外観寸法】

高さは、1150mmとやや大きいものの、厚さは155mmと超薄型と言えるものです。

この寸法ですと、キャンピングカーに搭載可能ですよね。

 

【内部構造】

水冷式の冷却装置、インバーター内蔵のリチュウムイオンバッテリーだそうです。

小型、大容量化が成し遂げられたのは、御存じテスラの自動車で培われましたバッテリーの冷却、コントロール技術の賜物との事です。

リチュウム系バッテリーは温度依存性が大きく、冷却コントロールが難しい事を水冷式で解決出来たようです。

また、内蔵インバーターは5、000Wとの事ですから、エアコン、テレビ、冷蔵庫専用にして使い放題?かも知れませんね。

インバーター金額が含まれていると考えますと、お得ですよね。

気に成ります、寿命は10年!

キャンピングカー程度の電気負荷ですと、寿命は更に伸びるやも知れませんね。

 

【価格】

バッテリー  696,000円

サポートハードウエアー  89,000円

これはバッテリーをコントロールするユニットのようです。

合計 785,000円 (税込)

 

【充電】

ソーラーパネルからの充電は可能との事ですが、充電電圧等に付いて未公開です。

 

 

国産同程度のバッテリーは、280万円はしますから、ある意味格安と言えるのかも知れませんね。

 

バッテリーの生産は、アメリカのパナソニック工場のようですから、国内勢ももう少し頑張って貰わないと困りますよね。

テスラは現在、アメリカ、オーストラリア主体に販売しているようですが、そろそろ日本販売にも力を入れて来そうです。

更に諸元の公開が有るのでしょうか?

 

しかし、鉛バッテリーですと

100Ah  5個で500Ah

3万円*5=15万円

重量は、30Kg*5=150Kg

5年毎交換しても15万円*2=30万円(10年間)

 

う~~~ん!

どうしたものでしょう?!

 

<参考> ステラモーター